29日(日)の三越カルチャーでの仕覆作りの講習会のセットや道具類の発送に、四苦八苦でした。全て揃っているので、「箱に入れるだけ」と簡単に思っていました。ところが、まずちょうど良い箱がありません。また、製図に使う「曲り尺。紙やすりの板」を壊さないように、どう入れるかに苦労しました。それから、時間短縮で考えた「茶入れの底のボール紙」の用意にも時間がかかりました。などなどで、本当に半日を使いました。いつもお願いをしているので、結構大変なことと知りました。
10月期が、始まりました。皆さん、台風の影響がなく良かったです。作品は、前回の続きで、口金入れをお稽古しました。
小銭入れですが、基本はすべて入っています。皆さん、口金入れ用のヤットコ(ハメネンヤットコ)を使うことなく、目打ちとモデラで紙ひもの太さを感じながら、丁寧に入れていました。ヤットコに頼らないこの作業が、大切なのです。指先で、無理に紙ひもを入れることなく、ちょうど良い太さが、身につくのです。すぐには、分からなくても、いいお稽古だ出来ました。
未明の台風通過で、寝不足の方が多いと思います。お蔭様で、我が家も先生宅も被害がなく、安心しました。この台風は、八王子を通過したようで、今日の教室が無くて、本当に良かったです。お天気になっても、交通網で足が乱れていましたから、時間内に到着できない人が多かったと思います。それに、人間の足元もだいぶ悪かったから、30日に延期は賢明でした。
出来た時間で、来年の提出作品を作っていました。毎年の事、3月からの講習会でも提出は、11月初めとわかっています。ところが、準備はいつも間際です。でも完成しました。先方も早めに受け取った方が、仕事もしやすいでしょう。今月中に送れそうです。
こちらは、午前中のクラスなので、台風の大雨前に教室が終わるので、1名の欠席だけでした。でも皆さん(私も含め)、長靴で来ました。教室は、9階で外が良く見えます。でもだんだん、大粒の雨で荒川も見えなくなってきますから、不安になります。
作品作りに入ると、集中するので、そうした心配を感じるのは、私だけのようです。
写真の作品は、兼用のクラッチバックです。布だけで見た時より、ずっと素敵なバックになりました。
今夜は、台風で眠れないかも知れないです。でも聖蹟桜ヶ丘の教室は、30日に変更になったので、良かったです。後は、何事もなく台風が去ることを願います。