退院

2008年06月27日 17時55分00秒 | B地点 おむ

 

  二日間入院していたおむが、今日退院する。
私はおかか先生と一緒に待っていた。 
   そして、おむは帰ってきた。
  目は殆ど元通りになった。
  あんなに腫れていたのが嘘のようだ。 
  ん、それは、ケンカ傷かい、注射の跡かい? 
  まあ、それくらい、舐めてりゃ直るさ。 
  やはり、いつもの場所は落ち着くらしい。 
  おかか先生も喜んでいるのだろう。 
  おむもすっかりくつろいでいる。 
  感慨深いとでも言いたげな面持ちも、ちらと見せてくれた。

帰路、ピアス二世と一緒にいる新顔を見た。 

 

かなり強そうな顔つきだ。

 

この猫がおむとケンカしたのかもしれない。

 

 

野良猫としてはこれ以上望めないほどの手厚い看護と治療をおむが受けられたのは、ひとえにボランティアさんのお陰である。

さて私はといえば、向後一週間ほど毎日おむに抗生物質を投与するという、名誉ある大役を仰せつかったが、うまく出来るだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そのほほえみを待っていた

2008年06月27日 17時39分42秒 | B地点 おむ

  「おむが今日退院するので私は待っていた」  
  「花も待っていた」 
  「ハトも待っていた」 
  「珍しく寄り目ちゃんも出迎えに来た」 
  「カモまでおむに会いに来た」 
  「ただいま!」 
  「ご心配かけました
ボランティアさんのおかげで
僕 元気になりました」

「うむ お帰り よかったな」 

 

「みんな どうもありがとう」