親友が外泊で

2008年06月25日 17時01分01秒 | B地点 おむ

 

 

「あっ おかか先生 おむさんはどうしました?」

「うむ それだがな」 

 

「ボランティアさんが朝と昼に点眼してくれてな
やや腫れが引いたものの 17時01分の時点で こうだった」

「うーん まだまだですね」 

 

「結局 ボランティアさんが 病院に連れて行ってくれたよ」

「そうですか とりあえず安心ですね」 

 

「だが今夜は入院でな」

「ええっ そんなに悪いんですかっ!?」 

 

「早まるな 病院の先生が往診中だったんだ」

「はあ」

 

「しかも予報によれば 今夜から明日にかけては雨
それに 冷えるらしいから 野良猫にはつらい」

「なるほど それで のんびり一泊というわけですか」 

  「うむ 奴は飼い猫の経験もあるらしいし 病院にも慣れてるから
たいしたストレスにもなるまい 形式は入院だが 実質は保養だな」

「それはまあ よかった
それにしてもボランティアさんには頭が下がりますね」

 

「で おかか先生は大丈夫ですか 今夜は寂しいでしょう」

「ん? まあ その あれだ 大丈夫さ……」