地下鉄の階段を上るにつれて
濃くなっていく 新宿の夜の匂い
むっとするような 都会の匂い
雨はまだ 降り続いたまま
歌舞伎町のミスドで
ぼんやり眺める 街をゆきかう傘の群れ
気付いたら 季節はもう
とっくに移り変わっていて
いつのまにか
足を踏み入れてしまって
いたのかもしれないなぁ って
ぼんやり考えている自分がいて
夜の風は まだ冷たくて
微酔い気分の笑顔の群れをかきわけ
ストールをもういちど結びなおして
ふたたび 赤い地下鉄に
いそいそと乗り込むんだ
今宵はそのぬくもりと
雨の匂いにくるまって眠ろうか
濃くなっていく 新宿の夜の匂い
むっとするような 都会の匂い
雨はまだ 降り続いたまま
歌舞伎町のミスドで
ぼんやり眺める 街をゆきかう傘の群れ
気付いたら 季節はもう
とっくに移り変わっていて
いつのまにか
足を踏み入れてしまって
いたのかもしれないなぁ って
ぼんやり考えている自分がいて
夜の風は まだ冷たくて
微酔い気分の笑顔の群れをかきわけ
ストールをもういちど結びなおして
ふたたび 赤い地下鉄に
いそいそと乗り込むんだ
今宵はそのぬくもりと
雨の匂いにくるまって眠ろうか