まずは「WBA世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ」。
李冽理(リ・レツリ) VS 下田昭文
結果は、12R 3-0の判定により、下田選手が新チャンプに。
挑戦者の下田選手が3Rで左カウンターを浴びせ、
李チャンプからダウンを奪うも、
3R終了間際、今度は、李チャンプの右ストレートが下田選手にヒット。
下田選手からダウンを奪い返す。
その後、5Rでは李チャンプがアッパーを狙ったところに、
下田選手の左カウンターが李チャンプにヒット。
李チャンプが再びダウン。
8Rでも下田選手の右フックが李チャンプにヒットし、三たびダウン。
3度のダウンを奪われたのに、
不気味なまでのポーカーフェイスで立ち向かう李チャンプ。
李チャンプにペースを奪われないよう、足を使い、果敢に打ち合う下田選手。
12R終了後、思わずテレビの前で拍手!
ボクシング界の歴史に残るような、息を呑むすばらしい試合。
こんな激しい打ち合いが続く試合を久しぶりに見た。
いい試合をありがとう!
「下田昭文」
http://www.shimoda-akifumi.com/
「李冽理」
http://beryland.com/
----------------------------------------------------------------------------------------------------
続いて「WBA世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ」。
内山高志 VS 三浦隆司
結果は、8R終了後、三浦サイドの申し出による棄権で、
内山チャンプのTKO勝ち。
内山チャンプは、王座獲得4連続KOで3度目の防衛を達成。
内山チャンプは、3Rに三浦選手から左ストレートを浴びせられダウンを喫す。
しかし、その後は左ジャブと右ストレートを三浦選手にヒットさせ、
三浦選手は右目の上が大きく腫れてまぶたが開かない状態となり、
8回終了時点のドクターチェックで「試合続行不可能」と診断され、
試合終了。
思いのほか、苦戦した内山チャンプ。
三浦選手のトレーナーは、
以前、内山チャンプのトレーナーをしていただけあって、
内山チャンプをよく研究していた。
しかし、それを実力とうまさで交わした内山チャンプ。
あっけない幕引きだったけど、これまたいい試合を見させてもらった。
三浦選手は、今後が楽しみ。
今回の試合をバネに、さらに高みをめざしてがんばってほしい。
内山チャンプも、今回の試合をいい経験として、
さらにボクシング技術に磨きをかけて、
より進化していってくれることを願う。
すばらしい試合をありがとう!
「内山高志」
http://ameblo.jp/takashi-uchiyama/
「三浦隆司」
http://www.yokohama-hikari.jp/boxersmiura.html