あしたは アタシの 風が吹く

~ 今日も遊ぶねん 明日も笑うねん ~

鉾建て

2010年07月12日 21時22分31秒 | 定点観測 in 京都
先週末の土日ネタはまだまだあるんだけど、それはまた後日。

今日は、やっぱりコレでしょ!

京都は祇園祭りです。
10日から始まった鉾建てですが、お仕事がなかったので見ることができず、
今朝、オフィスに着いたら、こんなことになってました!


雨が降ってたので見えにくいかもですが、すでに骨組みが完成してました。
組み立ての様子、見たかったな~~~

ちなみに、この鉾は『函谷鉾(かんこぼこ)』っていう鉾です。


っで、こっからが本日の組み立ての工程です。
コマ送りでいきますよ!


鉾の車輪を取り付けています。



車輪がついたら、鉾の飾り付けです。

この幕に描かれた模様は、鉾の紋なのでしょうか?



幕の上に「胴掛」がかけられました。

横の部分の「銅掛」は1枚ものではなく、3種類の「胴掛」が吊るされています。



「胴掛」の上には、「水引」が掛けられました。
正面に見える、白とオレンジのタペストリーみたいなものが「水引」。
「水引」の上にある赤い枠の金襴みたいな布は、
「水引」の上からさらに吊るしているんです。



飾り付けの上に金と黒(漆)の木枠をはめ込み、
車輪の間にも布をかけたところで、午前中の組み立ては終了。


午後からは、飾り付けの最終段階。

鉾の正面屋根の下にタペストリーを吊るし、
正面の「前掛」部分に紐を通します。
そして、車輪の前に突き出た「石持」の部分に白い紙を貼り付けて、
飾り付けは終了。


この後、飾り付けが終わった鉾を初めて曳く『曳き初め』が行われます。


チビッコから大人まで、函谷町の囃子方さんたちが、
次々と鉾に乗り込んでいきます。


この『曳き初め』は、一般のヒトはもちろん、女性も曳くことができます。


いよいよ、準備が整いました。

ものすごいヒトだかりでしょ。



お囃子が鳴り響き、鉾の前に立つ「音頭取り」の方の
“エーンヤーラヤー”のかけ声とともに、鉾がゆっくりと動き始めました。



リハーサルは、これ1回のみ。
本番さながらに、鉾が曳かれていきます。



『曳き初め』の後は、鉾の周りに囲いがされ、
提灯用の骨組みが組まれていきました。


今日、『曳き初め』が確認できたのは、
『函谷鉾』『菊水鉾』『鶏鉾』『長刀鉾』の4基。

私の頭の中では、いまだに祇園囃子が鳴っています。。。


「函谷鉾ができるまで」
http://www.wanogakkou.com/culture/050000/050100_gion_top.html
コメント
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