大谷田小ブログ

学校行事やPTA行事などの様子をお伝えします

野球教室(4,6年)

2022年12月01日 20時37分53秒 | Web

 12月のスタートとなった今日はとても寒い1日でした。子どもたちは寒い寒いと言いながらも元気に校庭での運動を楽しんでいました。

 11月に縄跳び週間があったこともあり、このところの休み時間はボール遊び(ドッジボール)や鉄棒と同じくらい校庭では縄跳びをする子どもたちが多くいます。昨日は5年生の男女10人ほどが長縄(8の字跳び)をして遊んでいましたが、励まし合いながらコツを教え合いながら何ともほほえましい光景でした。今日は3年生と6年生が一緒になって1つの長縄を跳んでいました。異学年の交流、これもまたうれしく思い、寒さを忘れて様子を眺めていました。写真にも撮りました。 

 さて、今日の本題は「野球教室」です。昨年度もお世話になった「ジャイアンツアカデミー」からコーチ2名が来校し、4、6年生対象に1時間ずつの授業が行われました。昨年は投げる運動に特化したプログラムでしたが、今回は「打つ」運動が中心でした。 

 小学校体育のベースボール型のゲーム(中学年)やベースボール型のボール運動(高学年)では「ティーボール」が広く行われています。これは、本塁プレートの後方に置いたバッティングティーにボールを載せ、止まったボールを打者が打つことから始まるゲームです。投手はもちろんいません。今日の学習もこのティーボールでした。

 止まったボールを上手く打つための体操を皆で行った後はすぐにゲームでした。即実践、これも体育での当たり前です。また、野球のルールは大変に複雑ですが、体育ではみんなが楽しめるようにルールも簡易化します。楽しくできるために特別なルールも加えます。

 ちなみに今日の授業では、攻撃側にとっては①フェアもファウルもなく、とにかくボールを打てたらバッターは走れる。②1塁ベースからホームベースまでの各ベースにたどり着く毎に1得点。③打った後にバットを地面に置かれたフラフープの中にきちんと置けたら1得点。一方で守備側のルールは、①打球を取って内野にいるコーチに投げ、コーチが地面に置かれたフラフープ内を踏んだ時点でバッターランナーはアウトになる。②打球が外野に飛んだ際、ボールを取った外野の人はコーチに直接投げられず、一度内野にいる仲間を経由しなくてはいけない。つまりやたらと得点が入っていくのです。もちろんスリーアウトもなく、打者が一巡したら攻守交代という流れでした。

 ゲームが終わった後はすぐにチームで振り返りをします。いわゆる作戦タイムです。どっちの方向へ打つとより得点できそうか。外野には遠くへ投げられる人がいた方がいいのではないか等、子どもたちは勝つためにどうしたら良いのか考え話し合いました。これもまた体育のゲーム領域、ボール運動領域の定番です。

 そして、作戦の後にもう一度ゲームを実践しました。作戦が上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあり、そこでまた振り返りをしていきました。

 あっという間の授業でした。子どもたちは楽しく運動でき、教員にとっても、この領域の授業を行う上で大いに今後のヒントになるプログラムだったのではないかと思いました。ジャイアンツアカデミーには3時間の特別授業をしていただいただけでなく、全校の子どもたちにキャップのプレゼントまでいただきました。2年続けての幸運、大変ありがたいことで感謝いたします。

【校長:菅原】


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