おはようございます。昨日の「中日新聞」に「リニア アセス準備書18日発表」と掲載されました。短い記事なので引用します。
リニア アセス準備書18日発表 JR東海 詳細な駅位置なども
JR東海の山田佳臣社長は11日、2027年に東京―名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線の詳細な駅位置やルートを示し、環境影響評価(アセスメント)の結果をまとめた準備書を18日に発表することを明らかにした。
準備書は同日、沿線の愛知、岐阜、長野、静岡、山梨、神奈川、東京の7県と約40市区町村にも提出する。
山田社長は、沿線の騒音や水質、生態系への影響などの調査が8月末に終了し、取りまとめに入っていると説明。「内容には自信を持っている。駅の位置やルートも、地元の要望に十分配慮している」と述べた。
20日から1カ月間、沿線自治体の庁舎や同社のホームページなどで公表し、説明会も開く。その後、120日間以内に各知事の意見書を受け、準備書を修正し国の意見を聞く。手続きが順調に進めば、同社は14年早期の着工を目指す。
赤旗に中野渡さんの投稿記事掲載
昨日の早朝に隣人が、リニアの記事が載っているので読んでくださいと、わざわざ届けてくれました。
「しんぶん赤旗」9月10日号の「学問文化」というコラム欄に、「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」の「リニア新幹線を考える相模原連絡会」の「中野渡旬事務局長」の投稿記事が掲載されました。
「リニア新幹線は誰のためか」、「国民に知らせず進む大事業」というタイトルで、8月29日の私たちの抗議行動の報道がなされなかったことやリニア中央新幹線建設計画を見直すこと、安全性の問題などについて述べられています。
<コメント>
いよいよJR東海が「環境影響評価準備書」を18日に公表するそうであります。
平成23年9月27日に「環境影響評価方法書」を公告し、沿線住民や専門家から、1042件の意見が寄せられ、その多くは、反対・疑問・不備や項目・内容の欠落等の厳しい意見でありました。
この意見の送致を受けた関係都県、関係市区町村は、「審査会」や「保全審議会」等を開催し検討を加えました。そしてまとめられた意見を基に各都県知事からJR東海に対して「意見書」が提出されました。
岐阜県環境影響評価条例によれば、住民等の意見と知事意見を基に、「環境影響評価方法」の手直しを行い、「環境影響調査を始める」と定められています。
そうすると、県知事意見は、平成24年2月下旬に提出されており、JR東海の「環境影響調査」開始は早くとも平成24年3月上旬ということになりますが、実態はどうなっているか定かではありません。
専門家は、環境影響調査は少なくとも3年は必要と指摘する意見もあります。そうなりますと、JR東海の「環境影響調査」は1年半しか行われないことになりますが、大丈夫でしょうか。
以 上
9月12日の「中日新聞」と9月10日の「赤旗」を貼り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/fe/34fa8c317f7786befa82f458489fd919_s.jpg)
リニア アセス準備書18日発表 JR東海 詳細な駅位置なども
JR東海の山田佳臣社長は11日、2027年に東京―名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線の詳細な駅位置やルートを示し、環境影響評価(アセスメント)の結果をまとめた準備書を18日に発表することを明らかにした。
準備書は同日、沿線の愛知、岐阜、長野、静岡、山梨、神奈川、東京の7県と約40市区町村にも提出する。
山田社長は、沿線の騒音や水質、生態系への影響などの調査が8月末に終了し、取りまとめに入っていると説明。「内容には自信を持っている。駅の位置やルートも、地元の要望に十分配慮している」と述べた。
20日から1カ月間、沿線自治体の庁舎や同社のホームページなどで公表し、説明会も開く。その後、120日間以内に各知事の意見書を受け、準備書を修正し国の意見を聞く。手続きが順調に進めば、同社は14年早期の着工を目指す。
赤旗に中野渡さんの投稿記事掲載
昨日の早朝に隣人が、リニアの記事が載っているので読んでくださいと、わざわざ届けてくれました。
「しんぶん赤旗」9月10日号の「学問文化」というコラム欄に、「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」の「リニア新幹線を考える相模原連絡会」の「中野渡旬事務局長」の投稿記事が掲載されました。
「リニア新幹線は誰のためか」、「国民に知らせず進む大事業」というタイトルで、8月29日の私たちの抗議行動の報道がなされなかったことやリニア中央新幹線建設計画を見直すこと、安全性の問題などについて述べられています。
<コメント>
いよいよJR東海が「環境影響評価準備書」を18日に公表するそうであります。
平成23年9月27日に「環境影響評価方法書」を公告し、沿線住民や専門家から、1042件の意見が寄せられ、その多くは、反対・疑問・不備や項目・内容の欠落等の厳しい意見でありました。
この意見の送致を受けた関係都県、関係市区町村は、「審査会」や「保全審議会」等を開催し検討を加えました。そしてまとめられた意見を基に各都県知事からJR東海に対して「意見書」が提出されました。
岐阜県環境影響評価条例によれば、住民等の意見と知事意見を基に、「環境影響評価方法」の手直しを行い、「環境影響調査を始める」と定められています。
そうすると、県知事意見は、平成24年2月下旬に提出されており、JR東海の「環境影響調査」開始は早くとも平成24年3月上旬ということになりますが、実態はどうなっているか定かではありません。
専門家は、環境影響調査は少なくとも3年は必要と指摘する意見もあります。そうなりますと、JR東海の「環境影響調査」は1年半しか行われないことになりますが、大丈夫でしょうか。
以 上
9月12日の「中日新聞」と9月10日の「赤旗」を貼り付けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/fe/34fa8c317f7786befa82f458489fd919_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/76/fe/c71c564d844cc3cc75a13dd7c9386cf2_s.jpg)