「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「磁界の測定を公開」!(JR東海) 「上田さんブログ」!

2013年11月30日 07時09分07秒 | 日記
 おはようございます。
 JR東海の山田社長が11月27日に東京都内で記者会見し、走行で発生する磁界の測定を年内に公開し、安全性をアピールすることを明らかにしたと伝えられました。
     
 ネットワークの仲間から「市民科学研究室の上田昌文さん」のブログが送られてきました。上田さんは相模原などで以前講演会を開催されたと記憶しています。
 ブログは「市民研活動日誌」というタイトルで、「季刊『アゴラ』61号」(2012.7)と「電磁波研会報85号」(2013.11.23)がアップされています。
  上田昌文さんブログ (リンクできました。)

 「電磁波研会報」の中で詳しく解説されています。10月17日の「土管列車でGO!」という講演会でネットワークの事務局長の懸樋哲夫さんの講演でも「磁界問題」を取り上げ、その時の「レェジュメ」を紹介しました。
 準備書に対するパブリックコメントの中でも多くの電磁波についての意見がありました。また、「リニア・市民ネット」の発刊した「危ないリニア新幹線」の中では、「電磁波環境研究所長」の「荻野晃也さん」が80頁にわたって書き下ろし論文を投稿され、JR東海の発表に反論されています。
 JR東海は、山梨実験線でのリニア車内のデータの発表を頑なに拒否してきましたが、各方面からの指摘に「走行で発生する磁界の測定を年内に公表」と言わざるを得なくなったのであると思われます。
 
 昨日、岐阜県の「環境管理課」に電話し確かめたところ、住民等の「意見の概要」と「事業者の見解」の縦覧は、12月初旬から20日間行うとのこと、また「公聴会」についても考えている、とのことでありました。
                                                以 上
 
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「久々利橋梁」・「阿木川橋梁」変更なし! 営利優先?!

2013年11月29日 07時34分29秒 | 日記
 おはようございます。
 毎日新聞の11月16日に「リニア中央新幹線: 『地下に』岐阜・可児市が意見書--JR東海に提出」という記事が載り、11月26日には「リニア中央新幹線:JR見解に反発 地上走行で可児市長/岐阜」と掲載されました。
      
 岐阜県可児市は11月15日「市内の地上走行区間(1.2キロ)を地下に変更するよう求める意見書をJR東海に提出した」と発表したと伝え、11月26日の記事には「JRの見解は地上式でなくてはならない明解な理由や地下式にできる方策も示されず、納得できる内容となっていないことは残念。今後、準備書手続きに基づき、引き続き地下式への変更を訴えてまいりたい。」となっています。

 「意見の概要」と「事業者の見解」の「事業計画(路線計画)」は次のとおりです。
       
 可児市の久々利高架橋を取りやめ、大萱地区は地下トンネルで通過を求める意見が多くあります。
 また、恵那市の阿木川橋梁も地下式に変更をという意見もあります。
 
 JR東海の地下式にできない理由は「可児市内においては、ウラン鉱床や住宅地化が進展している地域を回避するようルートを計画した結果、久々利大萱地区をルートが通過することになります。また、大萱地区は、窪んだ地形となっていることから、当該地区を地上区間とすることとし、これによりこの付近のトンネル区間においては、自然流下による排水が可能となります。」
 「加えて、防災上、長大トンネルの前後には列車長400m程度以上の地上区間を設置する必要があると考えていますが・・・・名古屋ターミナル駅からの距離が・・・・55キロmとなることから、万が一の際に様々な問題が生じます。」
となっています。
 
 阿木川の場合も「山岳トンネルがV字型の線形になり、トンネル計画の基本に照らすと、自然流下による排水が困難となるため、橋梁で渡河する計画としました。」となっています。

 <コメント>
 二つの区間ともトンネルにできない理由は「排水の自然流下」と述べていますが、「青函トンネルのような海底トンネル」でも掘れる技術は確立されているはずであり、建設費の削減を優先していると思われます。
 長大トンネルの前後に「400m」の地上区間が防災上必要と述べていますが、「防音・防災フード」で覆えばトンネル区間と変わらないのではないでしょうか。
 「事業者の見解」の最後に「ルート及び駅位置については、上記に示す条件を踏まえてこれしかないというものをお示ししているので、変更することはありません。」と結んでいます。 (決めたことに従えという傲慢なJR東海の姿勢が如実に表れています。)                                                            以  上

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「事業者の見解」はこれまでの繰り返し?!

2013年11月28日 07時14分25秒 | 日記
 おはようございます。
 11月25日にJR東海はリニア中央新幹線に関係する自治体に対して「準備書に対する意見の概要及び当該意見についての事業者の見解」を送付しました。
 「ニュースリリース-JR東海」2013.11.25を貼り付けます。
 意見の総数は2539通、14046件で岐阜県は一番少ない、279件でした。
       
 岐阜県版の「はじめに」と最初の意見の概要「事業計画(必要性)」4頁と「事業者の見解」1頁を貼り付けます。
       
 「はじめに」の表のとおり、全都県に係る意見5280件と岐阜県に係る意見279件、合計で5559件の意見が「意見の概要」としてまとめられ「事業者の見解」が述べられています。
 表紙から終わりまで150頁あります。一通り目を通しましたが、一言で「準備書で述べていることの繰り返しです。」意見の大半は反対または疑念の立場からのものです。
 皆さん読んでみて下さい。この項目を読めば全体を推測できると思います。
 「岐阜県環境影響評価条例」の「第二十一条」の「3項」に 「3 関係市町村長は、前項の規定により意見を述べるときは、第二次住民等意見書に記載された関係住民の意見については、特に配慮するものとする。」と定められています。
 関係市町村の担当者には、この「意見の概要」をしっかり読み込んで、「岐阜県環境影響評価条例」の精神に基づいて対応してもらいたいものであります。
 150頁全部を取り上げることは大変ですので、もう少ししっかり目を通し、特徴的なところを明日から取り上げてみることにします。
                                                以  上 

  
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「意見の概要」と「見解書」の「縦覧」始まる! 「飯田公聴会報道」!

2013年11月27日 07時21分40秒 | 日記
 おはようございます。
 飯田リニアを考える会の片桐代表から11月24日の「南信州」と「信濃毎日」の記事を送っていただきました。
       
 11月23日の「飯田公聴会」の記事であります。 「南信州」には大鹿村で畜産業を営む青木さんの意見が紹介されています。
 「信濃毎日」には、15人の意見が僅かですが取り上げられています。 (縦長の記事で縮小すると見にくくなるので2分割しました。)

 昨日のブログで「第二次住民等意見書」の「概要」とJR東海の「見解書」はいつと書きましたら、昨日から「縦覧開始」という連絡が入り、マスコミも報道しました。
 山梨日日新聞がリンクできました。
 記事によりますと、全都県共通5280件、山梨県345件の準備書に対する意見が寄せられたという事であります。山梨県内32カ所で、12月26日まで縦覧されるそうであります。

 検索しますと多くの関連記事がありますが、岐阜や愛知は見当たりませんでした。本日の「中日新聞」を確認しましたが、見当たりませんでした。

 準備書に対する意見で一番多かったのが神奈川県で、6776件、静岡県は、297件と報道されています。今回出されたJR東海の「意見の概要」と「見解書」は関係都県から縦覧されるようです。
 専門家も多くの意見を述べ杜撰で不備な「準備書」と指摘されています。寄せられた14046件の意見も多くは反対・疑問であると伝えられています。
 JR東海は方法書に対する「第一次住民等意見書の概要」に対する「見解」と同様に、まともに対応せず「問題はない」「影響は少ない」という意見が大半と予想されます。
 これから各都県や市町村の「審査会や保全会議等」で徹底的に審議・審査等を尽くし、調査のやり直しを求めてもらいたいものであります。
                                                 以  上
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総まとめ「南アルプスに穴開けちゃっていいのかい?」 「意見の概要」と「見解書」はいつ頃?

2013年11月26日 07時30分34秒 | 日記
 おはようございます。
 前に紹介した「南アルプスに穴開けちゃっていいのかい?」というブログの「総まとめ」がありました。リンクされていただきます。「リニア中央新幹線 南アルプスに穴を開けるべからず 総まとめ」
 「ブログの過去記事などをまとめました」ということで、 「過去のブログ」 「沿線自治体における環境影響評価方法書に対する審議及び意見書」 「環境影響評価準備書に対する審議及び意見」、外部リンクとして 「JR東海の配慮書・方法書・準備書」 「超電導磁気浮上式鉄道技術評価委員会」 「中央線小委員会」 「環境省関係」 「日本自然保護協会の意見」 「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」 「関係沿線自治体情報」などが網羅されています。
 私も今年2月20日から今日まで4回休んだだけでブログを続けてきましたが、同じことの繰り返しや、他人のブログのパクリなど、後ろめたい気持ちです。このお方のように一度整理するとよいのですが、かなりの時間と労力を必要とすると思います。このようにまとめていただくと非常に助かります。大変な作業に敬意を表します。

 ネットワークの仲間からの連絡で、昨日神奈川県の環境影響評価審査会が開催され、多くの仲間が傍聴されたそうであります。
 岐阜県では10月29日に第一回の環境影響評価審査会が開催されましたが、その後の予定は分かりません。
 「岐阜県環境影響評価条例」によれば、準備書に対する意見(第二次住民等意見書)をJR東海がまとめて見解を添えて、関係都県と市町村に提出することになっています。
 このまとめられた意見書(意見の概要)とJR東海の「見解書」は関係知事が20日間「縦覧に供する」事が定められています。
 そして、準備書及び見解書について意見を聴く必要であると認めたときは、「知事は公聴会を開催することができる」となっています。
 長野県では「公聴会」が開催されましたが、「条例」違うのか? まだ「意見の概要」と「見解書」提出されていないと思いますが?
 私たちも、「公聴会」の実現に向けて申し入れを検討中です。
                                                 以 上 
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「岐阜県民報」! 「国民にとって大義のない『リニア計画』は中止を」!

2013年11月25日 07時42分11秒 | 日記
 おはようございます。
 昨日のブログで「サラビットさん」と書きましたが、正しくは「サイモン・ピゴットさん」でした。失礼いたしました。「NO!リニア連絡会」の会員かは確認していませんので、昨日の参加者から削除しました。(大鹿村の河本さんからの連絡で分かりました。)
 河本さんは、24日にも「南木曽公聴会」の傍聴に松島信幸さんと参加されたそうです。南木曽では「ハナノキ友の会」の「所沢あさ子さん」が公述人を務められたそうです。
 所沢さんには、昨年私たちの会が行った、リニアルートの下見に参加していただき、千旦林岩屋堂のハナノキ・シデコブシを見て回り説明をしていただきました。「東海丘陵要素植物群」という言葉や貴重な植物の分布等の知識はすべて所沢さんから教えていただいたものです。
 

 今日は日本共産党の「岐阜県民報」を紹介します。 「国民にとって大義のない『リニア計画』は中止を」と訴えられうまくまとめられています。
         
                                              以  上

 

   
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「長野県公聴会」! ネットワークの仲間が奮闘する!

2013年11月24日 06時52分26秒 | 日記
 おはようございます。
 リニア中央新幹線沿線住民ネットワークの「伊藤貴徳さん」からリニア中央新幹線計画の準備書に対する「長野県公聴会」の報告が届きました。
 昨日、飯田市の合同庁舎3階で開催され、主催側は書記2名と議長、公述人15名、傍聴46名だったそうであります。
 ネットで検索しましたら、「NBS長野放送」が動画で配信していました。(公述人の発言は取材できなかったとのこと)
 公述人の与えられた時間は15分だったそうです。ネットワーク関係の発言者は、伊藤貴徳さん事務局長の懸樋哲夫さん飯田リニアを考える会の酒井和美さん、 大鹿村NO!リニア連絡会の河本さんと山根さんの5名かな?
 「地下水・騒音・振動・消費電力・生態系・磁界・大気質・ダンプカー台数・道路問題・情報の非公開」などの問題点について、不満が相次ぎ、「公述人」の皆さんはしっかりと頑張って発言されたそうであります。

 「飯田リニアを考える」の酒井和美さんから、事前に「公述申出書」を送っていただきました。「意見の概要」で「リニア新幹線の採算性に大疑問」と題して述べられています。
        
 関係者の皆さんご苦労様でした。詳しい情報が届きましたら、また報告します。今日は地元のお祭りで早朝から駆り出されておりますので簡単ですが、以 上
 
 
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「南アルプスに穴開けちゃっていいのかい?」 杜撰で不備な準備書!

2013年11月23日 07時39分06秒 | 日記
 おはようございます。
 昨日のべました。 「南アルプスに穴開けちゃっていいのかい」というブログは、以前から時々拝見していましが、久しぶりに覗いたら、準備書の杜撰さや不備を指摘されており、素晴らしい内容です。(リンクさせていただきました。)

 11月22日「なんで長野県の青木川と虹川は調査対象になっていないのかな?」
 「南アルプス西側の長野県大鹿村を流れる青木川と、豊丘村を流れる虹川という川。」
 「土被りが、300m未満になると水枯れの影響が出始める傾向にあるようです。この180mないし300mという数字を念頭に置いてください。」
 この二つの川は何も調査をしていないそうであります。

 11月18日「山梨県富士川町の大柳川の環境はなぜ調査していないのだろう?」
 色々な資料を活用し検証されています。トンネルの標高と谷底の標高を割り出し谷底の土かぶりを導き出されています。
 「山梨県上野原市において、山梨リニア実験線延伸工事で川の枯渇を引き起こした場所では、谷底とトンネルの厚さ(土被り)は180m程度でした。この180mという数字を覚えておいてください。」と述べられています。
 トンネルの深さにより、水が抜けやすくなるという事は、非常に参考になります。
 「大柳川」とその支流も含めて「全く調査されていない」ということであります。  

 11月15日「リニアのアセス準備書水環境調査データは『ないないづくし』」
 「静岡県部分を流れる大井川では、予測方法の妥当性自体がなぞめいているものの、それでも流量が2立方メートル/秒減少するという予測結果が出されています。」
 それを証明する資料や説明が存在しないそうです。

 <コメント>
 中津川市においても、山口地区には4本の川が流れていますが、調査した形跡はありません。高土幾山の北側付近から落合ダムの上流に向けてトンネルが抜けてきます。
 詳しく調べていないので、分かりませんが、山口集落近くではかなり浅い「土被り」となることが予測されます。また瀬戸地区の高峰山の麓をトンネルが通る瀬戸地区・山の田地区も小川・井戸・湧水の枯渇が心配されます。

 このブログを教訓に「土被り」の検証にチャレンジしてみます。
                                                 以 上 
 
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「夢のリニアモーターカー」は誰がつくったかパートⅡ?!

2013年11月22日 08時27分21秒 | 日記
 おはようございます。
 今日も起きてからネタを色々考え、ブログを見たりしていましたが、時間がたってしまいました。
 前にも紹介したことがありますが「南アルプスに穴開けちゃっていいの」というブログは専門的な内容で面白いです。
 繰り返しになりますが、 「中央新幹線沿線学者」のメンバー、 「超電導磁気浮上式鉄道技術評価委員会」の新旧委員、 「中央線小委員会」の委員の「一覧表」を貼り付けます。(手書きの部分は下手な字で申し訳ありません)
        
 「学者会議」は1992年に結成され、10年間にわたって中央新幹線計画の沿線都市で毎年シンポジウムを開催し、1994年からは、沿線各地に結成された「期成同盟会等」へ参加し「講演」を行うなど、「夢のリニアモーターカー」の浸透に大きく関わってきました。そして2001年には「リニア中央新幹線で日本は変わる」という本を出版し、その内容が「中央線小委員会」の「答申」のネタ本となりました。メンバーの「森地・杉山氏」は「技術評価委員会」の委員に最初から加わっており「森地氏」は途中から委員長になります。「森地・平山・曽根・伊藤氏」は東京大学卒業です。

 最初の「技術委員会」の委員は、「正田氏」を委員長に各分野からの専門家で構成されていると思われます。この最初の委員会が、2004年12月に「山梨実験線の延長工事を行い、10年間かけて実用化のための実験を行う。」という提言を出しています。

 2007年4月に「技術委員会」大巾に委員交代し、会合を3回行い2007年7月に「リニアは実用化のための技術が体系的に網羅されている」という旨の発表を行いました。これは前の委員会が10年かけて実験を行うとしたことを覆す内容であり、しかも、その時点では山梨実験線は延長工事は完成していませんでした。
 この委員交代した「技術評価委員会」の委員構成が問題であります。「学者会議の森地氏」が委員長となり、同じく「杉山氏」も残留し、「東大工学部卒業」が8人、「国鉄就職」が2人、「東大医学部教授」1人という、いわば身内ばかりの偏った委員構成になっています。


 「中央線小委員会」の「家田委員長」は「東大工学部卒」で「国鉄就職」で「森地氏」の後輩にあたります。ここでも臨時委員の中に3人の「東大工学部卒」が入っています。「小山氏」は国鉄に就職「鉄道総研」に係っています。「古関・小山・辻本」の3氏は、「技術評価委員会」との兼務であります。
 「中央線小委員会」は2008年3月に始まっています。前の「技術評価委員会」の決定後の約半年後に始まったことになります。
 橋山禮治郎さんは「危ない リニア新幹線」という「リニア・市民ネット」が発刊した本の中で、「中央線小委員会」の出鱈目さを明らかにされています。橋山さんは「中央線小委員会」の20回中19回傍聴され、「実質審議は無かった」と断言されています。

 <コメント>
 このように学者たちが、重要な決定に加わっていますが、本当に真面目に議論したのか疑わしいと思もわれる中身もあります。
 JR東海は、説明会でも準備書の中でも「国交省の審議会で十分議論し決定されている」という主旨の回答を行います。
 今更、済んでしまったことはしょうがないと言う方も見えると思いますが、関係した学者達には最後まで責任を全うしてもらいたいものであります。
 雑駁になりましたが、以 上
  
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「飯田リニア通信No7」! 伊那谷と南アルプスの自然を破壊するな!

2013年11月21日 07時41分14秒 | 日記
 おはようございます。
 「飯田リニアを考える会」の片桐代表から「飯田リニア通信NO7」が届きましたので紹介します。準備書への意見の一部だそうです。素晴らしい文章です。
         

 内容を簡単に取り上げてみます。
 「動物・植物・生態系に関するもの」
 「大鹿村の上蔵地区及び青木地区に、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている『ミゾゴイ』が生息している事が確認されている。」・・・「『ミゾゴイ』はサギ科の渡り鳥で、日本でのみ繁殖し、その生息数は1000羽ほどと推測されている。」・・・「土地の改変・トラックによる騒音・振動・多大な排気ガスの発生が予測され生息は不可能であると考えられる。もし、『ミゾゴイ』が日本で繁殖できなくなれば世界から絶滅することになると言われている。」

 「自然環境・植物・残土捨て場」
 「この地域の自然環境が破壊され、遺すべき生物多様性の生態系が保全されないことに危惧しています。その理由の第一に、残土捨て場の環境アセスメントが全く為されていないことにあります。」・・・「残土処理まで責任が持てない開発は中止して下さい。」

 「赤石山脈等の自然を破壊するリニア計画」
 「赤石山脈の活断層をはじめとする地質の危険性を熟知している地元の研究者の意見を全く無視している。」
 「残土処理計画の具体的構想も無く、ただでさえ狭い飯田下伊那の道路はパニックになるのは必定である。」

 「環境保全のための措置」
 「『環境保全措置の妥当性を検証し、適切な措置を講ずる』のであれば、この、『中央新幹線計画』の原点に立ち返り、主要な経過地を見直し、超電導磁気浮上方式の見直し、中央新幹線計画そのものの見直しも必要と考える。」

 「水象・水質」
 「天竜川の支流である土曽川のような小さな川の地下水の調査がなされていない。」

 「土地の安定性・地形改変・地質環境・地下水・水道水源」
 「これまでの鉄道・高速道路トンネルの実態と経験を学んで真摯に対処すべきである。そのためには、水文調査が不十分であ。」

 「リニア中央新幹線は本当に必要か」 
 「『リニアは本当に必要か』ということを、徹底的に議論して、国民お互いに納得のゆくようにしなければならないと思う。」
 「『JR東海』という一企業だけの問題ではない。今後の日本の将来を占う重要問題であると思う。」

 「伊那谷の美し柔肌切り刻むリニア恐ろし文明の華」と結ばれています。

 <コメント>
 前にも紹介しましたが、片桐さんは情報類を一人で何千枚もポステングしているとのことであります。物凄いバイタリテイです。
 文中のイラストも自分で描かれていますし、東駒ケ岳からの北岳と間ノ岳のイラストは実際に登られてのスケッチと思います。
 伊那谷や南アルプスの自然を守るために懸命に活動されている「飯田リニアを考える」と「片桐代表」に敬意を表し連帯して闘っていきたいと思っています。
                                              以  上 



 
 
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