リニアはなぜ燃えたか? パート2
昨日に続き「リニアはなぜ燃えたか」の冊子から、当時の「鉄道総合技術研究所」の「宮崎実験線車両火災調査報告」と特徴的な新聞記事を紹介します。
調査報告書によりますと、「MLU002型」の無人走行試験を実施中に異常を確認し、職員3名を現場に派遣し調査したところ、タイヤのパンクを確認して、職員が乗車して監視しつつ車庫へ戻ろうとしたが、途中で火災が発生し消火器で消火作業を行ったが、火の勢いは衰えず車両はほぼ全焼した。と述べています。
この調査報告書では「何キロで走行していたか」全く触れられていません。この火災の重要な原因は走行速度が問題だったと思われます。重要な事故原因を隠す報告書、どこかで聞いたことがありますが、そうです「東京電力」です。企業体質が似ていますね。以前にも紹介した、鉄道技術総合研究所の元研究員「菅波つとむ氏」が詳しく講演されていますので明日紹介します。
一人でも多くの乗客を運ぶためには、車両重量を軽くしなくてはならない、軽くするためにはプラスチックなどの燃えやすい材料を使用することになり、二つの相反する課題を克服することは至難の業となります。
この事故は、22年前に起きた事故です。「東濃リニア通信NO8」で「阿部修治氏」の講演を紹介したように、現時点で時速500キロで走り、誰もが安心して乗れる営業車として、技術的にクリアしているとは思えません。
「追 記」
昨日はとても良い天気で温かく桜も咲き始めました。東濃リニア考える会の仲間たちと、美乃坂本駅周辺で、情報を配布しながら署名活動を行いました。皆さんは思っていたより「東濃リニア通信」を読んでくれていて、話も真剣に聞いてくれました。
行く前は門前払いを覚悟して臨みましたが、そんなことはなく署名も書いてくれましたし、全くの拒否は少なく「相談してみます」という返答がありました。
帰りに岩屋堂のシデコブシを見に行きました、7分咲くらいで綺麗でした。「中津川シデコブシの会」の人達が臨時駐車場を確保してくれていました。
昨日に続き「リニアはなぜ燃えたか」の冊子から、当時の「鉄道総合技術研究所」の「宮崎実験線車両火災調査報告」と特徴的な新聞記事を紹介します。
調査報告書によりますと、「MLU002型」の無人走行試験を実施中に異常を確認し、職員3名を現場に派遣し調査したところ、タイヤのパンクを確認して、職員が乗車して監視しつつ車庫へ戻ろうとしたが、途中で火災が発生し消火器で消火作業を行ったが、火の勢いは衰えず車両はほぼ全焼した。と述べています。
この調査報告書では「何キロで走行していたか」全く触れられていません。この火災の重要な原因は走行速度が問題だったと思われます。重要な事故原因を隠す報告書、どこかで聞いたことがありますが、そうです「東京電力」です。企業体質が似ていますね。以前にも紹介した、鉄道技術総合研究所の元研究員「菅波つとむ氏」が詳しく講演されていますので明日紹介します。
一人でも多くの乗客を運ぶためには、車両重量を軽くしなくてはならない、軽くするためにはプラスチックなどの燃えやすい材料を使用することになり、二つの相反する課題を克服することは至難の業となります。
この事故は、22年前に起きた事故です。「東濃リニア通信NO8」で「阿部修治氏」の講演を紹介したように、現時点で時速500キロで走り、誰もが安心して乗れる営業車として、技術的にクリアしているとは思えません。
「追 記」
昨日はとても良い天気で温かく桜も咲き始めました。東濃リニア考える会の仲間たちと、美乃坂本駅周辺で、情報を配布しながら署名活動を行いました。皆さんは思っていたより「東濃リニア通信」を読んでくれていて、話も真剣に聞いてくれました。
行く前は門前払いを覚悟して臨みましたが、そんなことはなく署名も書いてくれましたし、全くの拒否は少なく「相談してみます」という返答がありました。
帰りに岩屋堂のシデコブシを見に行きました、7分咲くらいで綺麗でした。「中津川シデコブシの会」の人達が臨時駐車場を確保してくれていました。