「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「リニア新幹線NEWS・No18」! 『リニアに乗って日本を壊そう』!

2014年02月28日 06時22分45秒 | 日記
 おはようございます。
 2月26日の院内集会で配布された「リニア新幹線NEWS No.18」 「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」2月25日発行です。
    
 1頁は、 「月内に市長意見、川崎市の準備書アセスに失望」というタイトルで「他の自治体に比べ厳しい環境影響評価に関する条例を持ち、意見募集や公聴会で多くの市民から不安と疑問の声が出され、また準備書自体が不十分な調査により、具体性を書いているにもかかわらず、準備書に対する鋭い切込みも、具体的な問題点への指摘がない。」などと述べられています。
 2~3頁は、2月5日の神奈川県審査会の傍聴メモです。
 「JR東海は環境保全に対し社会的責任を自覚せよ」 「準備書は方法書と同じで具体的記述が無い」 「審査会を延長して審議を尽くすべきだ」と指摘しています。
 4頁は、 「安倍首相あてに、リニア計画の凍結、再検証を求める要請書提出」 「リニア関連で初めて申し入れ」ということで、 「2月24日午前、東京・神奈川連絡会の天野共同代表、矢沢・麻生多摩の会代表世話人、山本・宮前の会代表が、内閣府を訪れ、リニア新幹線計画の凍結と再検証を求める安倍晋三首相あての要請書を提出した。」と伝えています。

 ※ ジャーナリストの樫田秀樹さんが新著出版『リニアに乗って日本を壊そう』というタイトルで「東海出版会」から発売されるそうです。
 ※ また、橋山禮治郎さんも3月19日に、リニア新著が集英社新書として発刊されるそうです。


 一昨日も貼り付けましたが、安倍首相への要請書とニュースの写真の拡大版です。

   
                                          以  上
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「院内集会」報告Ⅱ 「省庁交渉」! 「阿部議員挨拶」!

2014年02月27日 14時58分50秒 | 日記
 こんにちは。
 院内集会の続きです。
 第三部、省庁交渉は国土交通省から4人と環境省から2人が参加してくれました。この交渉に先立ち、2月19日に、あらかじめ問題点を国交省へ8項目と環境省へ9項目の「質問書」を提出しました。
   

 時間が伸びたために、最初に簡単に質問書に対する回答を頂きました。
 質 問➀知事意見が出る前に、自治体とJR東海の直接交渉を指導できないか?
 国交省回答
 法律で定められていないので、指導できない。各都県の審査会の中でやり取りしてはどうか。
 質 問②国費の投入はあるのか?
 国交省回答
 JR東海は自費で建設することを前提の計画であるし民間企業なので、あり得ない。税金の免除は他の整備新幹線に合わせた。
 質 問③リニアになぜこだわるのか?
 国交省回答
 高速性に優れ、費用対効果も加味し判断している。
 質 問④地方の発展につながるのか?
 国交省回答
 ストロー効果もあるが、高速性に優れ航空機的な発展につながる可能性もある。
 質 問⑤地震対策について
 国交省回答
 構造物は最新の耐震構造となる。避難対策は他の在来新幹線と変わりない。
 質 問⑥環境アセスに対する住民の不満の声を把握しているか?
 国交省回答
 把握している。審査会の結果を踏まえ評価書の段階で判断する。
 質 問⑦リニアのアメリカへの輸出について
 国交省回答
 アメリカが検討し、アメリカが判断することである。
 質 問⑧国民世論について
 国交省回答
 心配の声が多いことは把握している。磁界の公表も行ったし、徐々に理解されるのではないか。
 
 環境省への質問に対する回答は、準備書の段階でコメントすることはできない。
 ⑧ユネスコパークについては、もし認められなかった場合は、理由書を見て対応を判断する。

 参加者からの質問は、いろいな問題について思いのたけをぶつけましたが、明解な回答はありませんでした。
 しかし、JR東海の準備書の杜撰で不備な事、JR東海の横柄な態度と不誠実のために沿線住民が困惑し途方に暮れている実態を認識してもらう事は出来たと思います。
 そして、東京・神奈川連絡会を中心に要請活動をしていただいたおかげで、多くの国会議員秘書の方々にも参加していただき、これからの国会の場での問題化の端緒になったと思います。
 
 最後に途中から参加された、阿部知子衆議院議員(無所属)が挨拶されましたので、紹介します。
 「話を聞いていて、つくづく原発問題と一緒だなと思います。事故はないと言うが甘いじゃないでしょうか。そして環境がどのように破壊されるかについても、私たちはもっともっと謙虚でなければいけない。特に3.11を経験して、いま大変重要な事はみなさんの質問の中にあった、河川・川がどうなってしまうか、水がどうなってしまうか。日本で水清し、緑豊か、これが唯一の財産かもしれません。それを壊して一体、日本列島何処へ行くという問題だと思います。」
 「私は藤沢が地元で寒川ではリニアの駅ができる、出来ることを前提に色々やっている、しかし心のどこかで、出来ないかもしれないという懸念があるわけです。そんな中で進めると、本当の地域開発、地域にとって何が必要で、生活道路をどうするか、今度の災害みても明らかですよ、逃げられないし、雪ひとつ降ったって逃げられない日本の道路状況、安全・安心・命が一番ということで、全部計画見直す時期に来ていると思います。」
 「今日ここへ来られた官僚の皆さんは、ある意味誠実に熱心に応えていると私は思います。だけど全体の政治がどっちに向いているかという事抜きに彼らも答弁ができない。誰が考えても合理性がないじゃないですか。」
 「ドイツは賢いですよ、サッサッと撤収して経済合理性それから在来線と全くつながらないですよ。土管鉄道、良く言ったですね。山梨の知事は今、雪害に悩んでおられるでしょうか。そう思うときに、これだけの皆さんが県を越え、地域を越えて集まる、この先見性と熱心さに本当に皆さんすごいと思います。詳しいと思います。私も追いつかないところもありますが時代の課題だと思って取り組みますので、また、ご一緒したいし、今日出て下さった省庁の皆さんにも、ひとつひとつ指摘指せて戴きます。今、橋山さんの論文を読んでいます。よくできています。官僚の皆さんにも読んでいただきたいと思います。」

 阿部さんが指摘されているように、省庁の皆さんは建前論しか言いません。それは当然のことで、自分の本音を述べたとしたら、すぐに左遷されます。政治が悪いのです。
 しかし、答弁の中に「中央線小委員会」の答申が、こうなっていますという言葉が何回も出てきます。橋山さんが指摘されているように、実質審議が無くただ淡々とアリバイ的に家田委員長によって進められた委員会の結論であり、あの答申は、国土交通省の役人が書いて、すんなりと承認されたものであります。
 
 最後に、集会の「声明文」です。
    
                                        以  上
  





 
 
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「院内集会」報告! 「南アルプスの自然史的価値を損なうもの」!

2014年02月27日 10時23分54秒 | 日記
 おはようございます。
 昨日、参議院議員会館にて「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」主催の院内集会が開催されました。会場の109号室は78名の定員でしたが、報道陣や多数の国会議員秘書の方々も含め満席となりました。
   
 この集会に愛知の「リニアを問う愛知市民ネット」と「リニア・市民ネット東京」及び静岡県からも参加者があり、東京から名古屋までネットワークがつながりました。
 川村共同代表の主催者あいさつで始まり、懸樋事務局長の司会で、最初に各地方からの活動報告が行われました。
 静岡の岩下さんからは、リニアのトンネル工事により大井川の水が毎秒2トンの減ることについての取り組みの現状について報告されました。
 この問題についての静岡市長意見書です。それと静岡市議会の決議です。
   
 続いて、第二部の「講演会」に移り、 「静岡大学名誉教授」「南アルプス総合学術検討委員会 委員長」「佐藤博明さん」から「リニア新幹線 南アルプスの自然史的価値を損なうもの」と題するお話を聞かせていただきました。(レェジュメと資料です。)

 南アルプスを世界自然遺産・ユネスコパークをめざして、2005年ころから活動を始め、現在は静岡県・長野県・山梨県の3県による「南アルプス総合学術検討委員会」が「南アルプス学術総論」を2010年3月に発表しました。
 そして、2013年4月に、ユネスコパーク登録の国内申請を経て、同年9月に対ユネスコ推薦中。(殆どの場合認められる。)
 2011年5月にリニア中央新幹線計画のCルートが決定し、取り組みに対する大きな懸念材料となった。JR東海の環境アセス「配慮書・方法書・準備書」に対して「意見書」を提出してきた。
 懸念される第一は、3000メートル級の山塊が連なる大深度地下で、南海トラフ巨大地震が発生した場合、それと連動して発生する直下型地震による崩壊のリスク。
 第二は、先進導坑・トンネル本坑・斜坑・非常口・工事施工ヤード・作業員宿舎・掘削土の置場などが周辺環境と自然景観への否定的な影響。
 第三は、掘削残土が、山体の崩壊・土石流被害の素材となる。貴重な動植物の生育・生息環境や生態系が攪乱される。
 第四は、トンネル工事による水環境への影響、河川の汚濁が流域の魚類や水生生物の生育環境を破壊する。地下水位の変化による流水減少で下流域の生活や経済活動に深刻な影響を与える。
 簡単に特徴的なところをレジュメと資料からピックアップしてみました。下手な説明より資料を読んで戴ければ理解できると思います。
 貴重な講演ありがとうございました。
 静岡市長意見書や市議会の決議などを踏まえて、静岡県当局の英断に期待します。
 長くなりますので、一旦投稿し、続きは次にします。                 
                                         以  上
 
  

 
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総理・議員への要請行動! 岐阜審査会議事録!

2014年02月26日 06時16分48秒 | 日記
 おはようございます。
 「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」を中心に、22日と23日の講演会とシンポジウム、そして24日と25日は阿部総理大臣と国会議員への要請行動を展開されています。連日の行動、大変ご苦労様です。
 今日は、参議院議員会館で、講演会と省庁交渉です。私たち東濃リニアを考える会も参加します。
 東京・神奈川連絡会の安倍晋三内閣総理大臣への要請書と要請中の天野さんと山本さんです。
    

 1月30日に開催された「第3回岐阜県環境影響評価審査会」の議事録(概要版)が、やっと公表されました。(25頁)
 審査会議事録
 同時に、同日午後に開催された「岐阜県環境影響評価審査会中央線事業・動植物委員会」の議事録(概要版)も公表されました。(9頁)
 動植物委員会議事録
                                             以  上
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「リニア車内の磁界測定方法は?」 「安全という発表は信頼できるか?」 

2014年02月25日 07時03分26秒 | 日記
 おはようございます。
 1月30日に開催された、第3回の記事録は公表されていませんが、 第4回岐阜県環境影響評価審査会が、2月27日に開催されます。
 昨年12月24日の第2回審査会の議事録の中で「磁界」についての委員とJR東海のやり取りです。興味深い内容ではないでしょうか。

【会長】
 それでは区分B に移ります。土壌環境、磁界、温室効果ガス、廃棄物のところで質問はありませんか。
【委員】
 磁界に関して、車内の磁界については環境影響評価の対象外です、と前回の審査会で回答をいただいたのですが、それについて疑問に思っています。車内には外部の一般人が入るからです。これは規定等に不備があるのではないでしょうか。どうこうせよということではないのですが、意見を述べるわけにはいかないのでしょうか。
【会長】
 人に影響があることなので、大事ですが、これは別のところで審議をしていただき、環境影響評価は環境影響評価の範囲内で審議をしていきたいと思うのですが。
【委員】
 例えば、会社の騒音が問題となるとき、会社の中の騒音については、外部の人には関係ないというのはわかるのですが、列車には外部の人が入り、従業員だけがいるわけではないので、このことは誰が最終的にチェックをして、誰が問題にしていくのかがわからないのです。
【会長】
 わかりました。では、そこは回答をしてもらうということにしましょう。
【事業者】
 車内の磁界についてですが、環境影響評価準備書の本編には記載していないということであって、資料編ではホーム及び車内の磁界について記載しています。なぜ、資料編だけに記載したかというと、それは方法書のなかで環境影響評価の項目となっていないので、車内における磁界を明確に区分をしたからです。したがって、環境影響評価の手続きとしては入っていませんが、まったく考えていないわけではありません。安全を担保する必要はあり、12 月5日にも公開で磁界の測定をしております。
 これは沿線だけはなく、車内の磁界も測定をしています。その結果を見ていただければ、安全なものであると理解していただけると考えています。
【会長】
 車内の磁界について、委員会などの公の場で議論されることはないのか。そのあたりはどうですか。
【事業者】
 リニアの技術開発に関しては、国土交通省の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会がありまして、磁界のことを含め検討をしていただいています。そのなかで、リニアについては問題ないとお墨付きをいただいています。
【委員】
 それはわかるのですが、国土交通省の人とは違う、一般の人の立場、環境の立場として、どこまで言えるのかはわかりませんが、コメントをしたいと思います。12 月5日に磁界の公開測定をしたのは、一般の人にも知ってもらいたいという意志があったからだと思います。そうするとこの場は一般の市民の立場として、何が問題であるかを言える唯一の場ではないかと思います。歩み寄れている気はするので、できればコメントさせていただきたいと思います。
 順守します、順守しますと述べられているのですが、単に信じてほしいと言われているような気がします。検証がきちんと行われているのか、検証がどこで行われているのかが、重要です。ただ、12 月5日に公開測定が行われたことで、少しは不安が消えたとは思います。
 2点目に、準備書資料編の環9-7-1 ページに、列車から発生する磁界については、距離の3乗に比例して減衰するから、影響は小さいと書いてあります。まず、距離の3乗分の1になるという根拠が、ビオ・サバールの法則によるものだからということであれば、普通の人はこの式だけをもって距離の3乗分の1となると思ってしまいます。それは間違っているのですが、それはご存知でしょうか。仮定があるのですが、それが述べられていないのです。

【事業者】
 資料編の環9-7-1 及び本編でもビオ・サバールの法則を記載しています。また、実際に測定したところ、ほぼ距離の3乗に比例した結果となっています。
【委員】
 結果がそうだったというのはわかるのですが、距離の3乗分の1というのは、ビオ・サバールの式からは出てきません。この式だけではだめなのです。質問の答えが出てこないということはご存じないのでしょう。
 それで本題に入りますが、距離の3乗分の1に比例するということは、ものすごく小さくなるということではなくて、距離が近づくと過剰に大きくなるということなのです。距離が半分になると約10 倍、一桁違ってくるのです。そこをどのように考えているのかが心配です。資料3-1 の別紙3の測定地点1では、6m離れた測定地点のところでは0.18mT であり、影響が小さいとしているのですが、超電導磁石は半径0のところにあるのだから、そこから2m離れた壁際のところは、距離の3乗分の1に比例するという計算をすれば、約5mT になります。明らかにこの数字は大きいです。こうした壁際のところは測定をしているのでしょうか。あるいは、理論値はあるのでしょうか。分布図を書いてほしいと前に言いましたが、分布図は書かれていません。これは分布図を書けばすぐにわかります。

【事業者】
 実際にどのくらいの理論値であるかということも含めてデータはあります。しかし、技術ノウハウという観点から、準備書では示しておりません。測定地点Ⅰの地点がなぜ6mであるのかというと、磁気シールドがないところで、一般の皆様から最も近いところが6mであるからです。車内を含めたそれより近いところでは磁気シールドで覆われています。この測定地点Ⅰでは6m離れたところが一般の皆様にとって影響が一番大きいところであるということです。
【委員】
 不可解に思うのですが、磁気シールドがあるのであれば、距離の3乗分の1にならないはずです。その辺があいまいです。今は磁気シールドがないところでの話ですので。
【事業者】
 今言われるのは、3乗分の1ではなく、2乗分の1のところがあるということだと思います。近いところでは確かにそのような値になると存じています。ただ、我々が示しているのは、車両から6m離れたところからの減衰については、距離の3乗分の1とするのがふさわしいということです。
【委員】
 いえ、距離の2乗分の1とは言っていません。正しいデータは何で、正しい理論値は何であるのか、それがでてこない限り、何乗分の1かはわかりません。ただひとつ言えるのは、遠方では距離の3乗分の1、近方ではきちんと測定したり、計算したりしないといけません。実際に測定してあるのかもしれないですが、そこがあいまいのまま進められています。磁気シールドが入るというのは今、初めて聞きました。
【事業者】
 測定地点Ⅰのところは磁気シールドを入れていません。あと、6mの地点というのは、国の技術基準で定めている磁界の測定点ということで選定しています。そういった観点からも今回の公開測定での地点を選定しています。
【委員】
 こういうふうになっています、こういうルールです、という言い方は、この前の、車内は対象外です、と言われたのとよく似ていますが、そうではなくて一般の人が安心できるような回答をいただきたいです。6m以上離れているので、6mの地点で測定をしているというのは、6m以内のところは危険だと言っているようなものです。実際に危険だと思います。距離の3乗分の1に比例するのであれば、2m地点のところで約5mT になるのです。そこのところを何とかしてもらいたいし、しっかり検証した結果を今後公表してもらいたいです。
 あと、資料3-1 別紙3の測定地点Ⅰの表で、ICNIRP ガイドラインに対する比率の測定結果(測定機器2)のところで24%と書かれていますが、何をどのように計算したら24%になるのかわからないので教えてください。

【事業者】
 測定機器2はICNIRP のガイドラインに対する相対値を%で表示します。これも国の基準で定められている測定方法です。いろいろな周波数成分がありまして、計算ではでてこないので、たくさんの周波数成分のもつ機器で自動的に測定機器がICNIRP ガイドライン値と比較して、その数字が基準を超えていないか、基準を1として何%であるかを示した数字です。
【委員】
 検証という意味では、どんな数字でも出せると言われればそうかもしれないので、理論的にはいくらであるのかを追記する必要があります。単にこうでしたと言われても、たまたまその測定器がそうであったかもしれないです。もちろん、きりがないことはわかるので、そんな疑問を呈することはしません。が、資料に複数回測定したデータのうち最大値を記載したとあるのですが、いったいこれの偏差値はいくつなのでしょうか、これは大事なことなのです。バラつきがあり、測定そのものが信頼性の高いものなのかどうかもわかりません。
【事業者】
 複数回測定をしてということですが、別紙3の参考資料3にもありますとおり、12 月4日にも測定をしています。それは12 月5日のものと同じものを記載しているわけではなく、違いはこれくらいしかないと見ていただきたいと思います。このふたつはほぼ変わりのない値であると思っていますし、12 月5日の測定では特異値が出ていないことを理解していただけると思います。
【委員】
 それではちゃんとしたデータという印象は受けないです。ちょっとやってみました、という印象です。今の話だと、複数回というのは2回だけだと受け取れます。複数回というのなら、何回測定して、偏差値はいくつであるかということを言わないと疑問が残ります。
 最後に、別紙3にあるとおり、車内の測定では壁や床から30cm離して測定したとありますが、これは変だと思います。実際、車内では壁にもたれたりする人もいるので、30cm 離さないデータを示してもらえると安心できると思います。これらのデータは1mT を超えることないようにされているのではないかと思ってしまいます。


 リニア車内における、磁界の数値についてのやり取りです。専門的な事は分かりませんが、JR東海が隠し続ける車内のデータの核心に迫る指摘ではないかと思います。
 先日、「がうす通信125号」で紹介しましたが、12月5日の公開測定でも、周波数が測定されていないのが問題であると指摘されています。

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「リニアシンポジウム&フェス」に参加しよう!

2014年02月24日 07時40分57秒 | 日記
 おはようございます。
 3月2日の飯田文化会館で開催される「リニア講演会・シンポジウム」のご案内です。案内パンフです。
   
 このパンフは前にも貼り付けましたが、その後、若い人たちが加わって、午前中にも「フェス」を開催するそうです。
 大鹿村の村会議員で「NO!リニア連絡会」の河本さんのブログです。
 「『美しい村』の議員日記」
 ブログの中のパンフを拡大してみました。
   

 この催しは、「飯田リニアを考える会」と「No!リニア連絡会」などが中心となって、計画されました。飯田市周辺や大鹿村からも参加者があると思います。
 町長意見で予定されている非常口を2カ所から1カ所にすることを求め、問題があるときには、工事の中止ができる協定の締結を求めている。南木曽町からも参加者があると聞いています。
 私たちも、できるだけ参加できるように取り組んでいます。多くの参加者を得て盛大に開催し、リニア計画の凍結・中止に向けた、一つの契機になることを期待します。
 「リニアを問う愛知市民ネット」の塚田さんからの情報によりますと、橋山禮治郎さんは、18日の名古屋での講演の最後に「リニアについて国会で審議させよう。政治家(無知に等しい)を動かす以外にない(政治決着の可能性)」と言われたそうであります。
 精力的に各地で講演を行われている、橋山さんの講演を楽しみにしています。
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「リニアを考える坂本住民の会」が要望書提出! 都留市へ日帰り視察!

2014年02月23日 07時02分26秒 | 日記
 おはようございます。
 1月26日にリニアの岐阜県駅と中部車両基地のできる坂本地区で結成された「リニアを考える坂本住民の会」が、 JR東海・岐阜県・中津川市・坂本区長会長にそれぞれ要望書を提出され、その写しが送られてきましたので、紹介します。

 JR東海山田社長および竹下環境保全事務所長への要望書
 1.工事着工について
 2.新駅周辺の景観について
 3.微気圧波(騒音)について
 4.岐阜県駅の構造について

 古田岐阜県知事及び大野恵那土木事務所長への要望書
 1.微気圧波(トンネルから出る騒音)について
 2.磁界(電磁波)について
 3.リニアに関連した濃飛横断自動車道について
 4.当市及び地域住民の意見について

 青山中津川市長及び渡邊基盤整備部長への要望書
 1.新駅周辺のビジョンについて
 2.基盤整備について
 3.中津川との広域アクセス道路について
 4.県知事に対する意見書について

 市岡坂本地区区長会長兼坂本地域リニア対策協議会会長のへの要望書
 1.集会で出された意見について
 2.区長会あるいは協議会としての意見について
 3.住民の立場での活動を要請

 「リニアを考える坂本住民の会」の「リニア問題を考える都留市への日帰り視察」の案内です。
  
 4月9日に集合は坂本事務所8時です。
                                          
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「マスコミ支配で原発・リニア推進?」!「過小評価のJRに厳しい注文」!

2014年02月22日 08時55分08秒 | 日記
 おはようございます。
 「がうす通信125号」の記事です。(12頁~13頁)

 「JR東海葛西会長 マスコミ支配で原発・リニア推進?」
 「NHK籾井新会長発言の背景」
 「JR東海葛西会長はリニアと原発を推進しながらNHKまでも支配しているという実際の話」
 (Business Jownal 1.29 の記事から)
「NHKハイジャックもくろむ財界の大物に局関係者が恐々?新会長『従軍慰安婦発言』の背景」

   
 市内の松尾さんから「しんぶん赤旗」 (2月21日付け)が今朝届きました。
 第4回の「長野県環境影響評価技術委員会」の記事です。
「リニア新幹線準備書ずさん」
「過小評価のJRに厳しい注文」  

   
                           以  上
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「がうす通信125号」! 「迫真:リニアに賭ける」!

2014年02月21日 07時03分37秒 | 日記
 おはようございます。
 「がうす通信125号」のつづきです。
7頁  1月7日の静岡新聞 「リニア準備書で大井川流量減少予測 流域7市2町が県    などに『懸念』」
8頁  2月8日の毎日新聞 「リニア走行試験『地響きのよう』騒音対策求める住民」
9頁  1月19日 「自治体議員によるシンポジウム開催」「山梨県沿線5市町議員がリ    ニアの環境破壊討論」
10頁 静岡県 西原しげき牧之原市長のホームページから 「大井川は戦後ダム工事    などで涸れたこともあった、疑問だらけのリニア計画」
16頁 1月9日の岐阜県可児市公聴会の発言記録抜粋「掘削してラドンガスが発生したら出続ける」(土岐市「菜の花会」の和田さんです。)
19頁 2月26日の院内集会 講演「南アルプスとリニア中央新幹線」の案内
    3月2日のリニアを考える講演会とシンポジウムの案内


 ネットワークの仲間から送っていただきました。 日経新聞の「迫真」というコラム記事「リニアに賭ける」  の2月19日③と20日④です。
   
 産経新聞の提灯記事であります。それでも、 「日本だけでは採算が合わない」 「超電導磁石などの設備コスト削減と運営効率化といった次の課題が待ち受けている」と採算が合わないことと、技術的にまだ未熟であることを書いています。
                                       以  上
    
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相模原市長意見! 五輪前に甲府駅開設?!

2014年02月20日 06時43分26秒 | 日記
 おはようございます。
 ネットワークの仲間から送っていただきました。相模原市長意見です。 相模原市ホームページ 
 「神奈川新聞中央新幹線(東京都・名古屋市間)に係る環境影響評価準備書に対する相模原市長意見について」をクリックして、PDFでご覧ください。
 総括事項として9項目、個別事項として92項目に上る意見書です。

 <この意見書についての新聞報道です。>

神奈川新聞(2.19付)
 アセス準備書具体的計画早期公表を、相模原市長が知事に要望
 東京オリンピック前に、実験線を延長して甲府新駅開設
   

神奈川新聞(カナロコ)
具体的計画早期公表を、リニア新幹線アセス準備書で市長要望/相模原
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402180029/

読売新聞
リニア環境評価、早急な改善求める…相模原市長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20140218-OYT8T01384.htm
                                        以  上


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