先日は、ハローワークに指定された時刻に出頭?する日(設定日と呼ぶ)だった
で、少し 話を聞いてきた
全国の求人倍率は 0.95倍
愛知県では 1.38倍 (正社員採用は0.84倍)
岡崎市では 1.45倍 (正社員採用は50%程度らしい)
やはり、ほとんどが自動車関連の求人増で その分が全国平均より高くなっているとのこと
しかし、あまり喜べないのが 正社員としての求人は全求人の60%程度に止まっている・・・
残り40%は、何時解雇されるか分からない・・・生活するには不安定な非正規(臨時・不定期・期間)雇用だ
この傾向を促進させようと言うのが?
アベノミクスのひとつ「雇用の流動化を促す特区」いわゆる「解雇特区」という政策目標
成長戦略の一環として、「世界で一番ビジネスのしやすい環境」を作るというものだ
その内容は
解雇を回避するための努力を行った後でしか解雇できないとしてきた規定 を除外する地域を設定するというもの
それは人件費のかかる日本人の正社員の雇用を少なくし、非正規従業員を増やすことで、人件費を抑えることが出来るというもの
解雇の要件・手続きを契約条項で明確化したり、不要な正社員をも考え方次第で直ぐに削除できる
という
まず企業在りき・・・企業が無ければ雇用も無い という考え方
この傾向は日本ばかりではなく、米国においても同様で・・・(日本が真似ている)
自動車工場の夜勤が終わり、駐車場に向かう工員たち (デジタルニュースより)
その新聞のコラムに
米国の企業は増産とともに従業員も増やしている。
ただし人件費を抑えるため、この従業員(正社員)は「2階級賃金」制度の対象者。
時給は約16ドル(約1600円)にとどまり、同じ職場で約28ドルの給料をもらう先輩ら「1等工員」とは2倍近い差がある、
と男性はいう。
「昇給にも限度があり、19ドルまでしか上がらない。かつては30ドル台に手が届き豊かな中流生活が保証された。だが、もはや夢だ」
月収は多いときで約2200ドル(約22万円)になるが、「生活はカツカツ。まだ結婚もできない」。
と書かれていた
先月、大卒の3年以内の離職率が30%(サービス業は51%)と発表された (中卒70%、高卒50%)
この人達の大半が非正規雇用要員になっていく・・・
現在の日本では、正社員でも夫婦共働きが大半、まして非正規従業員の20万円前後の収入では結婚する意欲さえ失せるだろう
たとえ、今の収入が30万でも・・・先は闇なのだから
米国のように日本で「2階級賃金」の制度が生まれるかどうか興味深いが・・・
日本の人口ではなく、日本人の人口の減少は止まる事はまず・・・無い
内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)に任命されている小渕 優子氏は観音様の状態だ
人口を増やす対策は・・・2人目まで低めに、2人で人口は現状維持できそう・・・
3人目を6万円台に乗せれば・・・確実に増える
日本が「2階級賃金」方式を取れるのか・・・
取れれば低賃金でも働く場所は一応確保されるし 失業手当、生活保護費等の国の支出が減り税金も多少は確保されるが・・・
かってリストラクチュアリング【restructuring】なる言葉が流行った
かっての意味は「不採算部門を切り捨て、将来有望な部門へ進出するなど、事業内容を変えること。企業再構築」だったのだが
英語の辞書の意味に、「退職させること。人員整理。首切り。」を付け加えさせた
そういう お国柄を考えるに、「2階級賃金」方式は導入されないかも・・・
大卒の3年以内の離職率が30%・・・
もしかしたら、このほとんどが 「仕事が無いから大学に行く」、「大学を出たほうが給料がいい」、「親が大学に行けと言ったから」
と安易な選択?をした人達?
職業訓練学校の説明もあった
手を上げたかったのだが・・・「年寄りの道楽」と思われるのもシャクなので・・・止めた
自分に合った仕事を探したい
なりふり構わずお金が欲しいので仕事を
仕事をしないと早くボケそうなので・・・(私の事)
色々なパターンの人達がいる
そういう人達を相手に仕事をしている安定所の人達・・・ご苦労さん です