「大正館」を出て、川沿いの遊歩道をトコトコと進みます。ああ、空気が美味しい!
盛岡城址近くには、こんな家がありました。渡辺淳一先生の小説に出てくる、はかない中に底知れぬ情念を秘めた奥さまが住んでいそう…(出たな、妄想族!)
振り向けば、川の向こうには、うっすらと雪を頂いた山が。抒情的風景です。
10分ほど歩いたところで、紺屋町に到着。ここは、歴史的建造物が数多く残るエリア。こんなところを見るのも、にゃんこの旅の楽しみのひとつ。まず、目を引くのが明治44年建設の「岩手銀行中ノ橋支店」。今も現役で業務を続けているところがステキです。丸いドームは、川越のりそな銀行、赤レンガは横浜市開港記念会館に似ています。
岩手銀行中ノ橋支店→
http://www.iwatebank.co.jp/restroom/legacy/index.html
そのはす向かいには、昭和2年建築の「盛岡信用金庫本店」。意匠がステキ♪
→http://www.morishin.co.jp/gyarari/1512/morishin_g.html
さらに進むと、道のカーブに沿った形の、長~い建物が。有名な「ござ九」。ここも、現役で営業中でした。しかし、複雑なつくり…いったいどうなっているんでしょうね?
ござ九→http://morioka539.com/index.html
交差点の角には、大正2年建築の「紺屋町番屋」。可愛いと感じるのは、私だけ?
紺屋町番屋→http://www.iwatabi.net/morioka/morioka/ban.html
大好きなレトロ建築群の中を歩き大満足ではありますが、さすがに北の都・盛岡。体が冷え切ってしまいました。ここらで、あったかいものでも飲んで一服したいもの…。(つづく)