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温泉にゃんこのネコ散歩

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犬神家の一族祭り?

2016-01-16 21:09:00 | 映画の話
同じ職場の先輩に、年末の「笑ってはいけない」見た?と聞かれた。お笑い番組はほとんど見ないので…と言ったら「犬神家の一族」のネタが面白かったのよ~と思い出し笑いで苦しそうになっていた。そんなに面白いなら見なければ!と思いネット検索して見たところ…笑い死ぬかと思った(^▽^;)

なぜそんなにおかしかったかと言うと、かつて大ブームを巻き起こした映画とそっくりなシチュエーションだったから。当時子供だったにも関わらず、横溝正史のドロドロ小説が大好きだったゆえ、細かいディテールまでよ~く覚えているのですよ。

       

それにしても「犬神家の一族」は傑作でした!キャストも今思うと大物がズラ~リ。三國連太郎さんも犬神佐兵衛役で出てたのね~♪ 犬神家や金田一が泊まる宿のたたずまいも秀逸。ストーリーは、横溝先生ならではの因習がドロドロ絡む殺人事件。リアルだととんでもないけど、フィクションだから許される世界。テーマソングの「愛のバラード」も、いいよね~。ああ、ネコの好物ばっかじゃん(*^^*)

そんなわけで、いきなりではありますが、ひとり犬神家の一族ブームが到来。ダーさまはドロドロものは一切興味無しなので、全然相手にしてくれない中、YouTubeで当時の画像を見てはウフフとなっています。珠代さんの着物はステキな銘仙だし、松子姉さんの貫禄の髪型にも憧れます。

犬神家に留まらず、真珠郎やら獄門島、八つ墓村まで気になってきてしまいました。そんな中、なんというサプライズ!角川シネマ新宿で、市川崑監督生誕100年記念の映画祭をやっているというニュースをNHKで見てしまいました。犬神家をスクリーンで見られるチャンスじゃんっ!時間をやりくりして行こうかな~と画策している最中です。オホホ♪ ロケ地めぐりまで行っちゃう勢いの自分が危ういっす。

角川シネマ・市川崑映画祭→http://cinemakadokawa.jp/kon100/

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映画 『0.5ミリ』

2014-11-24 08:18:00 | 映画の話
ふと目にした新聞に載っていたこの映画の批評に惹かれ、どうしても観たくなり、ほんの隙間の時間を作りだして、観に行くことができました。感動とか、良かったとか…そういう簡単な言葉では言い表わせない、深い思いが残った作品でした。今の自分の状況とリンクするところもあり、いい時間を持てたことに感謝しています。人間、死ぬまでは生きていかないといけないんだというメッセージにあふれた3時間でした。

         

映画『0.5ミリ』公式サイト→http://www.05mm.ayapro.ne.jp/index.html

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春を背負って

2014-07-11 15:48:00 | 映画の話
       
映画を観てきました。とてもいい作品でした。映画の中で語られる、
       『 一歩一歩 負けないように 普通に歩いていけばいい 』
という言葉が深く胸にしみました。来年の桜が咲く頃、主人と一緒に山に行くのを目標にしたいと思います。

☆映画「春を背負って」公式サイト→http://www.haruseotte.jp/

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天のしずく

2013-11-25 19:01:00 | 映画の話
忙しーーー!と、なっていた踊りの会の前日、それでも何とか時間をひねり出して、上尾の上映会で「天のしずく」を観てきました。この映画、以前から気になっていたものの、予告映像での辰巳芳子さんのものの言い方に違和感があって、わざわざ遠くの上映館に出かけて行ってまで観るべきだろうか?と思っていたのです。

上映が開始され、冒頭でのスープ教室でのもの言いが偉そうな感じで、30分ぐらいでもう出ようか…と思ったのですが、結果的には最後まで観て良かったと思えました。辰巳芳子さんは、作家で料理家の肩書を持つ80代。食べ物で人を救うという点では、私の尊敬する佐藤初女さんと同じ活動をしていらっしゃいます。初女先生は「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」という映画の中で「おにぎりの祈り」という形で登場しています。みずからの姿を見せることで教えを説く初女先生に対し、辰巳さんは強い言葉と筆で、自信に満ちた教えを伝えます。
「愛は人の中にあるのでは無い、人と人の間にあるのだ。食は愛である」と…。

「静」の初女先生に対して「動」の辰巳さん。私は初女先生が憧れではありますが、辰巳さんのように強い自信を全面に出して引っ張るタイプの人に惹かれる人もあるでしょう。映画の最後の方で、ハンセン病の同世代の女性と手を取り合って言った、
「80歳を超えてから見えてくるものがある。私たち、生きていて良かったわねぇ」
という言葉が深く胸に残りました。

もうすぐ90歳の辰巳さんと、92歳の初女先生には、気付かされることがたくさんあります。長い時間を生きるというのは、尊いことですね。映画を観終わって外に出ると、抜けるような青空のもとで、のんびりとフリーマーケットが開催されていました。今の80代90代の方のご苦労があって、平和な時代を生きていられることに感謝した休日のひとときでした。雨の夜、いのちのスープに出てきた「玄米のスープ」を作っています。

天のしずく公式サイト→http://tennoshizuku.com/
地球交響曲第2番→http://www.gaiasymphony.com/bu/co_guide2.html

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くじけないで

2013-10-25 19:29:00 | 映画の話
この映画、とっても観たいと思っていたら、試写会が当たってしまいました。100歳の詩人・柴田トヨさん「くじけないで」は、私にとって大切な1冊です。その柴田さんの人生を静かに描いた映画です。

       

明治45年生まれの私の祖母は、今101歳。柴田トヨさんは、祖母の一つ上の明治44年生まれのお姉さん。TVでしゃべっている姿を見て、すごい人だと驚嘆したものでした。大震災の時、トヨさんの詩は多くの人の支えになりました。トヨさんは今年の1月、101歳で天に召されました。トヨさんの詩が世に出たのは、世の中に力を与えるための必然だったような気がします。

気負い無く、たんたんと生きるトヨさんの姿。やさしい中にも凛としたものを持つ方でした。八千草薫さんが、実に見事に演じていらっしゃいます。冒頭から、ジーンとして目頭が熱くなり、最後は嗚咽をもらさないようにするのが大変なほど泣いてしまいました。多くの方に観ていただきたい作品です。公開になったら、母と一緒にもう一度観ようかと思っています。

映画「くじけないで」公式サイト(音が出ます)→http://www.kujikenaide.jp/
柴田トヨさん特設サイト→http://shibatatoyo.jp/
柴田トヨ 著・くじけないで→
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8F%E3%81%98%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E6%9F%B4%E7%94%B0-%E3%83%88%E3%83%A8/dp/4870319926

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