就職内定率が4年連続の前年アップ。
厚生労働省と文部科学省からの発表で
今春卒業予定の大学生の就職内定率は、昨年12月1日現在で81・6%。
前年同期比2・0ポイント増となったようです。
ただ、このままいってくれればいいんですが。。
内定率の向上は、団塊世代の退職に伴う2007年問題等もあり
大手企業が新卒採用を積極的に進めていたのがそもそもの要因です。
そこに、昨年から話題になっている米低所得者向け高金利住宅ローン
(サブプライムローン)問題など、厳しいですね。。今日、
三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が損失の拡大を発表しました。
こうした状況のなか、株価は落ち込み、
その先には経済の冷え込みが予想されています。
そうなると始まるのが人件費の引き締め、そして採用控え。
就職、転職環境も今後、厳しい状況が予想されるでしょう。
それにしても、今日のニュースの
「大学生の就職内定率」と「サブプライムローンの大損害」
共に掲載されていたのが何とも皮肉に思えてしまいました。