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特別展「家の中のきらわれ生物~天井裏と床下の百鬼夜行~」案内その7 トビズムカデの脱皮殻

2018-08-16 17:12:13 | 展示・イベント
特別展「家の中のきらわれ生物~天井裏と床下の百鬼夜行~」開展中です!

飼育しているトビズムカデは体長が20㎝を超える超大物です。

大きすぎて、もう脱皮しないかなーと思っていましたが、なんと8月10日、気づいたら脱いでました。

体がフニャフニャなのがよく分かります。







脱皮前はエサを食べなくなると聞いていましたが、確かに7月下旬にクロゴキブリをモリモリ食べて以降は、アカウシアブやミルワームなどを口元に持っていっても嫌がるばかり。

どうやらこの時、すでに準備に入っていたようです。

普通、脱皮殻は食べてしまうので、完品が手に入るのは飼育の醍醐味。


拡大写真がこちら。



体の後部に靴下を丸めて脱ぐかのように皮を寄せ集めているのが分かります。

脚や頭部などを実際にどうやって脱いでいるかを見てみたかった、残念です。


この抜け殻は、ムカデ飼育ケースに貼り付けて一緒に展示しています。

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