大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の竹弓造り、「かけ台とクサビ」

2010年10月21日 | 日記
[かけ台作り]
檜の柱角を拾ってきて溝を掘り、幅30mmx長さ2mの杉棒を直角に取り付ける。

[クサビ作り]
手元にあった孟宗竹でクサビ作りを開始。 かなり太い材料ではあるが、一度使った丸鋸とテーブルスタンドの簡易テーブルソーで作業は順調に進む。 しかし、クサビの実物を見た事が無いため、長さや角度などが不明ですが弓打ち作業で必要とする100~150本の数量を作る。

材料の孟宗竹は野晒しにしていたので、内部に黒いカビが発生している。 ヒゴ材の竹にもカビが発生している材料が少しある。 火入れすればカビの発生を防ぐ事が出来るだろうか? あるいは風呂ハイター等のカビ取り洗剤に浸す方法を講じるか?


* 5時間近く、単純作業のテーブルソーを操作しているとノコギリの音が耳に残り、河童の故郷を思い出した。 近所に何故か製材所が5ケ所あり、工場前に積み上げられた丸太の山が遊び場でした。 何時も大型の鋸が稼動していて富嶽三十六景の[遠江山中」の風景であった。 
鍛冶屋も1軒有った。 コークスの火花が散って、馬車の車輪の鉄枠や馬の蹄を削り、蹄鉄を取り付けていた。

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