おじょうのフォト日記

写真と日々の記録

西条へ日帰り小旅行 ① (4月11日)

2010-04-14 12:08:14 | Weblog
この早春、のんびり温泉旅行に行こう!と計画していたのだが、
急遽、先日の神奈川帰省に行程変更となった。

で、贅沢に宿泊しなくとも日帰りでゆっくり過ごす方法は・・・
と思いついたのが『温泉宿の昼食プラン』



行く先は評判の良い『歓喜庵』に決めた。
11時~14時の3時間、お風呂と懐石昼食を楽しめるというプラン。

HPでは昼食コースは5000円からとあるが、実際には3000円からある。
両者の差は、料理品の数だそうだ。
今回は贅沢5000円で!!



旅館は西条の黒瀬ダムのほとり。
松山からは高速使って1時間ちょい。

ここは少々涼しいのだろう、見頃のソメイヨシノ達が迎えてくれた。



敷地までまったく案内板はない。
京屋旅館支店の向かいにあるこの門(↑)をくぐり、砂利道をほんの少し進むと
右手に広い敷地(↓)が見える。
ここが駐車場。




↓入り口。



お庭や玄関も、四季折々のお花でキレイにしてあった。
お部屋も純和風。
その日のお客さんの数にもよると思うが、大部屋の仕切り戸を隔てて個室状態。





12時の昼食まで私は内風呂(↓)、主人は露天風呂を楽しむ。



入った瞬間にふわっと硫黄臭がしたが、微弱ですぐにわからなくなる。
お湯は真っ白で、湯船の底際にはたくさんの湯の花が沈殿している。




部屋に戻ったら、懐石のご馳走。

一般的な海鮮懐石料理コース。
鯛釜飯、前菜、酢の物、刺身盛り、手打ち蕎麦、帆立貝とソラマメの丸ごと焼き、煮魚、天婦羅、茶碗蒸し、デザート。
何より味が薄めで、お漬物ですら素材の味が生かされているのがとても嬉しかった。

お蕎麦はご主人の手打ちで好評らしいが、私達は蕎麦の味がイマイチわからないお子ちゃま。
ただ、ここのお蕎麦は風変わりで細めの硬い麺。
初めての食感のお蕎麦だった。

薬味とのバランスが絶妙にになった時、2人同時に『あ、美味しい!』と言った。
薬味って重要なのかも??





唯一の残念が、海の幸がかなり多かったこと。
過去の情報では山菜と川魚が堪能できる・・・・、という感じだったので。

しかし、予約時に問い合わせたところ『今時期は川魚がないんです』と言われていた。
せめて、家庭ではアク抜きなどに手間の掛かる旬の山菜に期待していたのだが・・・。

山菜はタケノコ、あとはタラの芽だけだったなぁ・・・・。
ソラマメやタケノコは旬だけど、普段の食卓にも登場するし。
しかも、我が家は数日前に鯛飯だったんだよね(笑)

まぁそれでも、自分が動かなくとも、目に鮮やかなお料理が運ばれてきて、
腹10分目超えに満腹満足!!



お茶を飲んで、少々まったりしたら、、、、
今度は私が露天風呂(↓)、主人が内風呂。




屋外にある露天の入り口をくぐると・・・・






あぁ、主人が『気持ちよくて、ずっと居られる!』と言っていたのがわかる。

石鎚山系を望み、目の前の崖下に黒瀬ダム・・・、開放的すぎる露天風呂。
雨予報の中、霧にも隠れずに何とか景色を見られてラッキー。

『チチピーチチピー』『ホ~ホケキョッ』
ヤマガラやウグイスのさえずりも響き、心地良すぎ!!

運が良かったんだけど、私も主人も何故かお風呂独占だった。
一人っきりの貸しきり状態(でなきゃ、撮れないね)。
他にもお客さんは居たのだけれど、違うタイミングで内風呂を楽しまれたご様子。

贅沢すぎる時間だったぁ・・・・。



あっという間の3時間。
『お風呂→食事→お風呂』と、ちょっとバタバタ感は否めないけれど
満足度は5000円の価値は十分!!


曇り空だったけれど、心と身体は完全リフレッシュ!!
愉快な仲間に出会えた事も、良かったな。
それは②にて。


②につづく。