ポルノティックTime

大好きなポルノグラフィティについて…語っています。

昭仁さんも読みましたか

2007-08-01 23:38:25 |  ポルノグラフィティ
「カシオペアの丘で」という本を読みました。
重松清さんの本です。
昭仁さんの好きな作家さん。
この本を知ったのは3週間ほど前。
新聞の書評に載っていました。
その書評を読んで、ぜひ読みたいと思い、早速探しました。

内容は。
40代を目前に悪性のガンに冒された主人公が、封印していた記憶を解き、3人の幼なじみに逢うべく故郷の北海道に帰郷する。幼い頃、4人で見た雄大な星空を思い出し、“生きるということ”の意味、40代の死生観を描いている。

重松清さんの本は何冊か読みました。
中でも私の好きなのは「流星ワゴン」と「その日のまえに」。
書評などを読むと、まさにこの2冊の流れを踏んだ内容。
上下巻あるけれども、数日で読んでしまいました。

親子、夫婦、友人、故郷…それぞれへの愛が、静かに優しく表現されていて。
最後の方はやっぱり泣けました。
重松清さんが描く、死を題材にした本は絶品ですね。

昭仁さんも読みましたか。
ところどころに『リンク』の歌詞を思わせるフレーズがあったり。
連載は何年か前だったようですが、「カシオペアの丘で」が本になったのは今年の5月末。
この本を読んで書いた歌詞ではないですね。
重松清さんの本を読むと、いつも昭仁さんの歌詞が浮かびます。
雰囲気が似ているのですよね。
やはり好きな作家さんの影響は大きいのでしょう。
今回も、そんなことを感じました。

また良い本に出会えました。