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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1991-1994

2021年06月27日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



1991
知らぬ間に目が開いている
朝という言葉が
遠くにぼんやり見える



1992
ひとりひとり目覚める
朝がゆっくりと
人の言葉の圏内に入ってくる



1993
言葉の木の葉が 自然に
慌ただしい朝の方へ
舞い落ちていく



1994
(ああ 今日もまた
眠りから
立ち上がり世界の朝にやって来たんだ)

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