詩『言葉の街から』 マイ世界論シリーズ
99
(いや ちょっとちがうかもしれない)
いつの時も いつもの顔の背では
少年は新たな現場に立っているのかもしれない
100
(少し風が出ているね)
迷いはあっても
前に進めばいい 必ずどこかの岸辺に出る
101
問題は力任せの大声でも
ゴシック文字でも
なく なくしたものをなくなく探せばいい
102
きみが足で踏み捨ててきたものたちが
道ばたに 静かに
きっと座り待っているだろうから
99
(いや ちょっとちがうかもしれない)
いつの時も いつもの顔の背では
少年は新たな現場に立っているのかもしれない
100
(少し風が出ているね)
迷いはあっても
前に進めばいい 必ずどこかの岸辺に出る
101
問題は力任せの大声でも
ゴシック文字でも
なく なくしたものをなくなく探せばいい
102
きみが足で踏み捨ててきたものたちが
道ばたに 静かに
きっと座り待っているだろうから
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