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詩『言葉の街から』 マイ世界論シリーズ 103-106

2024年09月15日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 マイ世界論シリーズ



103
死が少し魅力的に見えだしたら
君は迷いの青年期か
あなたはがんじがらめの苦の社会か



104
いずれにしても 死が
俎上に載ってきたら
苦の社会を遡上するしかない



105
さかのぼってさかのぼって
時間の川の
小さなみどりの岸辺には出会えないか



106
出会いがなければこの社会を〈脱〉
どこかに〈脱〉するしかない
死は冷たい隔絶した無なんだから


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