詩『言葉の街から』 マイ世界論シリーズ
95
小さな世界の小さな通りにも
人が感じ考え歩く定型
のような空気が積み重なって固くあり
96
ぴったりの服が窮屈でたまらない
少年たちが
ぶつぶつ言いながら通りを通っていく
97
意味がわからなくても唱えればいいんだよ
と押し押され教えられても
日々のお経を声に出して唱える気になれない
98
昔々我が国でお経が生み出され
新しく始まった
たぶん少年たちはそんな新たな現場の今に立っている
95
小さな世界の小さな通りにも
人が感じ考え歩く定型
のような空気が積み重なって固くあり
96
ぴったりの服が窮屈でたまらない
少年たちが
ぶつぶつ言いながら通りを通っていく
97
意味がわからなくても唱えればいいんだよ
と押し押され教えられても
日々のお経を声に出して唱える気になれない
98
昔々我が国でお経が生み出され
新しく始まった
たぶん少年たちはそんな新たな現場の今に立っている