ご神木、不審な枯死が相次ぐ 売却目的で薬剤注入かより転載
枯死し、伐採された「ご神木」=26日午前、愛媛県東温市の惣河内神社
地域住民が長年親しんできた「ご神木」が、何者かの手で枯死させられるケースが相次いでいる。林野庁が今月実施した緊急調査では、被害は愛知以西の5県にある過疎地の神社に集中しており、計14本に上る。巨木が多い神木を建材として高値で売る狙いがあるとみられ、同庁は注意喚起文書を都道府県に送付しており、警察との連携も強化する方針。
県別では、高知の7本が最多。次いで徳島3本、愛媛2本、愛知、和歌山が各1本。いずれも薬剤を注入するためとみられる穴が幹に開けられていた。穴は深さ4センチほどで、根から養分を吸い上げる管を通じて木を枯らす薬剤が行き渡るようにしたとみられる。
2012/12/26 09:45 【共同通信】
枯死し、伐採された「ご神木」=26日午前、愛媛県東温市の惣河内神社
地域住民が長年親しんできた「ご神木」が、何者かの手で枯死させられるケースが相次いでいる。林野庁が今月実施した緊急調査では、被害は愛知以西の5県にある過疎地の神社に集中しており、計14本に上る。巨木が多い神木を建材として高値で売る狙いがあるとみられ、同庁は注意喚起文書を都道府県に送付しており、警察との連携も強化する方針。
県別では、高知の7本が最多。次いで徳島3本、愛媛2本、愛知、和歌山が各1本。いずれも薬剤を注入するためとみられる穴が幹に開けられていた。穴は深さ4センチほどで、根から養分を吸い上げる管を通じて木を枯らす薬剤が行き渡るようにしたとみられる。
2012/12/26 09:45 【共同通信】