☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
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【 総評(前編) 】【第3回『お菓子屋さんでお菓子を撮る講座・修了作品展』】

2015年10月18日 | ヲタクの館!写真講座
【 総評(前編) 】
【第3回『お菓子屋さんでお菓子を撮る講座・修了作品展』】

会期中は、本当に沢山の皆様にお越しいただき、
ありがとうございました!...

投票者数180名。
どなたも真剣なまなざしで作品を選考してくださる姿に、
とても嬉しく、心より感謝申し上げます。

今回の写真講座・修了展について感じたことを、
3回に分けて、お伝えできればと思います。
お時間のある時に、お読みいただければ幸いでございます

《お菓子屋さんでお菓子を撮ること》

今期で3期目を迎える、お菓子写真講座。
パクタージュさんのご厚意により、オープン直後より
出来立てのお菓子を、撮影させていただいてきました。

お菓子の撮影には、時間をかけられると思われますが。
「撮り直しのできる瞬間はない。」のはどの被写体でも同じ。

時間と共に、生地の質感、ムースの色、クリームの形状等
刻々と変化していきます。

その変化を観察し、発見する力を養ってほしい。
講座の企画段階で、強く思っていたことです。

また、
お菓子の焼ける香り、生地を仕込む音、接客の話し声
そういった、お菓子屋さんの日常も、身近に感じながら、
お菓子というものを理解してもらえたら、
そんな思いもありました。

パティシエ&パティシエールの仕事は、
メディアで語られるような、華やかなものばかりでなく
緻密で繊細な仕込み、食品の安全管理、労働強度の高さなど。

毎日の地道で、誠実な作業が求められます。

もちろん、全国のお菓子屋さんは、
そんな苦労があることなど、お客様には感じさせず。
お客様の幸せな記憶に寄り添うべく、毎日の仕事に
精進されています。

この講座を通じて、
お菓子のできる過程、お菓子造りに携わる方々の
真摯な姿勢が受講生の皆様に伝わり、

受講生の皆様の作品を通して、お菓子を愛する方々に
広がってくれたら素敵だな、と思っていました。

今回の作品の中には、まさに、お菓子を理解し、
描写しようとされた方も多く。

「おいしそう!」な作品が、
多くのお客様に支持されましたこと、
講師として、こんなに嬉しく感じたことはありません。

ご受講いただきました皆様。
講座を、支えてくださいましたパクタージュ様へ
この場をお借りしてお礼を申し上げるものであります。

それでは、
今回の作品展の作例作品として、
直前に撮影いたしました、写真をご覧下さい。
私の中の、パクタージュさんのイメージは、
こんな感じです!

総評は、次回も続きます。


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