☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
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作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

A・ランボー氏講習会

2007年05月14日 | これ、美味いです!

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ランキングサイトから、お越し下さいました皆様。 初めまして。
’とるてん’こと、知新温(あらたおん)と申します。カメラマンをしています。

当方。とにかく長文&とっちらかりブログで。読み抜くためには、ちと忍耐力が
必要になります。。我慢できそうな方は、ぜひまた、見にいらして下さい。

と、言うことで。いつも遊びに来て下さっている皆様。ブログ1周年記念として、
無謀にも)ランキングサイトに参加してみましたっ!あの~、もし宜しかったら、
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さて。例によって例の如く。長い前置きで始まりました。本日のお題はー?
 MOFアンリ・ランボー氏講習会の感想などをお伝えしようと思いまっす!

MOFシェフ(フランス最高職人の略。)のA・ランボー氏が25年ぶりに来日されました。
氏のスペシャリテを学べるとあって、去る1月30日(報告が遅くて、すみません・・・。)
講習会に参加して参りました。

ランボー氏は、なっなんと御歳83歳。(とてもそうは見えないっ!)お菓子の実演は、
ラフィーユの室松孝育シェフによって行われました。が、マジパン細工は、
自らデモンストレーションして下さいました。繊細なバラの細工に、熟練の技を
感じたのは、私だけではないはずです。

お菓子は焼き菓子を中心に全6品。当時は、画期的な製法と言われたそうです
が。今は、フランス菓子の定番として、私達の味覚を楽しませてくれています。
[アマンディーヌ・オゥ・カシス。 ビスキュイ・フォンダン。 ガトーバスク。 オハヨ。 ブレジリアン。
カイユーリュネール。 以上全6品。]


特に、粉が全く入らない「ビスキュイ・フォンダン」は、しっとりとして、尚かつ、
しつこくない食感で。新鮮な驚きを覚えました。我が家のお気に入りメニューに、
早速加えてしまったのは、言うまでもありませ~ん。

講習の途中。解説をして下さった、パティスフードアカデミー会長鈴木博士氏が、
ルセット(レシピ)だけを追うのではなく、基礎工程(調理科学を含む)を自分の
経験の中から理解し、応用していく能力がパティシエの力量だと、仰っていた
のが、強く印象に残りました。まさに、写真にも通じる言葉です。

優しい笑顔を絶やさないランボー氏。和やかな雰囲気が会場を包んでいました。
21世紀に伝えたい伝統的なフランス菓子講習会」の題名通り、一つの事に
打ち込んできた巨匠の心と共に、氏のお菓子は長く受け継がれて行くでしょう。

若手シェフによる、華やかなアントルメの講習も楽しいですが。今回又とない
機会を提供して下さった、エコール・ド・ガストロノミー主宰内坂芳美氏に、
心より、感謝申し上げたいと思います。

今日の写真は、ランボー氏のルセットから、ガトーバスクを作ってみました。
ルセット通りに行けば。中に入るクレームはパティシエール(カスタードクリーム)
だけだったのですが。クレームドゥーブル(2倍生クリーム?)を加え、しかも・・・。
キャラメル味。(もう一方には、余り物ブルーベリーをジャムにして加えました。)
カロリー計算値は忘れましょう!!明日からダイエットでーす!(いつも言ってます。