☆ 知新 温 (Arata On) ☆ のお菓子だぁ~い好き!

食空間カメラマン 知新 温 (あらた おん)の日々是修行←話題脱線中
◆ 最近、不定期更新になってます!(詫) ◆

【 オピニオンリーダーが語る 「厨房談義」 第23回 】

【オピニオンリーダーが語る「厨房談義」第23回】
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作例写真も合わせて掲載しておりますので、お時間のある際にご覧下さいませ。

熱闘花時間・5の巻

2007年01月29日 | 熱闘・花時間

’あらた おん’のHPはこちら。

気がつくと。もうすぐ、1月が終わってしまうじゃないですかぁ!(早~い。)
そんなこんなで、期間限定 「お花だぁ~い好き?」も、あと僅か。今週も、
 ↓↓ お花の写真は、記事の最後に掲載していま~す! ↓↓
 
熱闘花時間。これまでのあらすじ

"獅子は、千尋の谷から、我が子を突き落とす"、という。(←「巨人の星」の見過ぎ。)
自分の苦手なカラーハーモニーと・・・、不得手アレンジの組み合わせで挑む
メインテーブル。えーっとぉ。これで、卒業制作の最後を飾れたんでしょうか??

熱闘花時間・5の巻

卒制その3=ブライダルのメインテーブルをデザインし、作成するべし!
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披露宴のシーンコンセプトを設定し、メインテーブルをデザインする。

 季節&時間 : 夏。 昼からの、着席形式の披露宴。
 会場 : レストランウエディング。シンプルな内装の、イタリアンレストラン。
 新婦 : 20代前半、明るく、可愛いらしい雰囲気の女性。
 ドレス: ハイウエストで切り返しのあるワンピース。切り返しにレースあり。

     以上の条件を考慮し、明るく&爽やかなイメージで作成する。

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ワールドワイドに公言するのも何ですが。カラーコーディネーターでありながら、
鮮やかなオレンジと深いの組み合せが、今ひとつ得意でなく・・・。

さらに言わせて頂くと。普段は2次元で動かしている視線(写真なので。)を、
3Dに変更せざるを得ない立体アレンジが、悲惨な状況な訳で・・・。父さんっ。
トピアリー(形状の異なる花を360°展開。)を作ってみる訳で。(←「北の国から」の見過ぎ。)

仕事の都合で欠席が多く、デザインに掛ける時間がギリギリ。挙動不審になるも、
完成ー。(キーパーの前で独り言。 机一杯、デザイン画を書き散らかし。 花器を並べて、うなり声。)

  私:「先生、出来ましたぁ!今回は、自然と幾何学模様の融合がテーマです。」
先生:「?????????」
  私:「これが、木立のイメージ。こちらが花壇。こっちが噴水です。」
先生:「とるてんさん。これだと、個々に散漫なデザインになってしまうわよ。」
  私:「蝶が飛んでー、全体をつなぎま~す。」
先生:「・・・。あのネ。最初は、あまり基本からかけ離れない方が良いと思うわ。」

 考えてみれば。今回は、全部が不得意分野。いわば、アウエーでの闘い。
「最後まで戦い抜けるのかっ、とるてん!」と、いう先生の杞憂も、ごもっとも。
 左右対称のシンプルな物に、デザイン変更する。 (←でも、 蝶は飛びます ・・・。)

さすがに、卒制1&2の失敗をふまえ、花材の名称まで、詳しく書き込んで発注。
水揚げも、切るだけに止め、開きを抑える。だが、作業しながら気がついた事が。

”メインテーブルの生け込み、一人でやるの、初めてでしたぁー!”
 花ばさみをゴミ箱に入れちゃうアタフタぶり。  平常心を取り戻さねば。

先生:「視線を下げて。全体のバランスをよく見ながら、花を入れていって。」
  私:「わうあ。は、はいっ!」 (うわ~ん。 先生ありがとうございました。我に返れましたぁ。)

かくして。不可能への挑戦は終わった。。卒制は、その成否が問題なのではない。
参加し、テーブルセッティングまで終えることに、意義があるのだ。(もしもしー?)

学校から送り出して下さる、先生方の笑顔を見ながら・・。そう、思ったのである。

今後の展開予告
身に良く付いたかどうかは、別にして・・。フラワースクールを卒業できました。

途中。「何でこんな事、やってのかいなぁ?」と、思う事も。しばしばでしたが。
時に厳しく、しかし、終始暖かくご指導頂いた先生方の忍耐と(詫)。そして何より。
フローリスト&フローリストの卵である、クラスメートの、真剣でひたむきな姿勢が、
私を引張って行ってくれたからこそなのだと、ここで声を大にして言わせて下さい。

皆様。本当に感謝します!お花を撮影するときは、今まで以上にフローリストさん
を、リスペクトできると思います。現場でお会いする時は、撮影、頑張りますねっ!

さて。ローマは1日にしてならず。花も1日にしてならず。 (←諺シリーズですかぁ?)
せっかく囓った基礎知識。ゆーっくりですけど、アレンジを続けて行こうと思います。

いや~、お花の世界って、本当に奥が深いですね。次回報告をご期待下さい。

 それでは。どうにも難解な東洋哲学を紐解く心境で、幾何学アレンジもどきの
 メインテーブルをご覧下さい。何だかなぁ。この色合わせ、トラウマになりそう・・・。
(教室にライトを組めなかったので、自宅で撮影。テーブルセッティングはありません。大テーブルがなかった。)