FPの岡ちゃん 頑張ってます(奮闘記)!!

FP歴32年目の岡ちゃん!! FP活動や日々の奮闘ぶりをご紹介したします。

成年後見制度!

2011-02-15 23:35:12 | FP活動
 2月15日(火)晴

 今日は2ヶ月に一度開催しているSG定例勉強会です。
 毎年2月の開催は出席者が少ないのですが、
 本日は10名の参加者で開催しました。

 本日は大阪弁護士会 高齢者・障害者総合支援センター「ひまわり」の
 成年後見10周年行事に応募し、弁護士先生を講師として派遣いただきました。

 成年後見制度(せいねんこうけんせいど)ってどんな制度?
 認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は
 不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために
 介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり、
 遺産分割の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことを
 するのが難しい場合があります。
 また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を
 結んでしまい,悪徳商法の被害にあうおそれもあります。
 このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが
 成年後見制度です。

 成年後見制度にはどのようなものがあるの?
 成年後見制度は、大きく分けると、法定後見制度と任意後見制度の
 2つがあります。
 また、法定後見制度は、「後見」「保佐」「補助」の3つに分かれて
 おり、判断能力の程度など本人の事情に応じて制度を選べるように
 なっています。
 法定後見制度においては、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人等
 成年後見人・保佐人・補助人が、本人の利益を考えながら、本人を
 代理して契約などの法律行為をしたり、本人が自分で法律行為を
 するときに同意を与えたり、本人が同意を得ないでした不利益な
 法律行為を後から取り消したりすることによって、本人を保護・
 支援します。

 「後見」制度ってどんな制度ですか?
 精神上の障害(認知症・知的障害・精神障害など)により、判断能力が
 欠けているのが通常の状態にある方を保護・支援するための制度です。
 この制度を利用すると、家庭裁判所が選任した成年後見人が、本人の
 利益を考えながら、本人を代理して契約などの法律行為をしたり、
 本人または成年後見人が、本人がした不利益な法律行為を後から
 取り消すことができます。
 ただし、自己決定の尊重の観点から、日用品(食料品や衣料品等)の
 購入など「日常生活に関する行為」は、取消しの対象になりません。
 (上記は法務省HPより)

 FPは仕事上で後見人制度を相談される機会が多くなっているので
 詳しく知っておくことが必要と本格的な勉強をしました。


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