FPの岡ちゃん 頑張ってます(奮闘記)!!

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介護サービスを受けるには?

2018-04-16 21:30:12 | NPO法人 介護ライフアドバイザー協会
 平成30年4月16日(月)

 今日は、介護サービスを受ける手順を記載いたします。

 ●介護サービスを受けるには
  介護サービスを受けるには、住んでいる市区町村の窓口に要介護認定の申請をします。
  介護状態がどの程度なのか認定してもらうためのものです。
申請から判定が通知されるまで30日程度必要で、介護状態の程度によりランク分けがされます。
※地域によっては、申請から判定まで1~2ヶ月かかる場合もあります。

大きく「要支援」と「要介護」に分かれていて、軽い状態の方は「要支援」となり、
要支援の状態よりも重い方は、「要介護」となります。
その段階は1~5の数字で表され、数字が大きいほどより重い状態を表します。
例えば「要支援1」の方は、掃除など身の回りの世話の一部に介助が必要。
「要介護5」の方は、寝たきりやそれに準じた状態となります。
この要介護認定には有効期間があり、新規の場合は6ヶ月で更新され、
状態が安定すれば1~2年ごとの更新となります。
また、急激に介護度が下がった場合は、そのたびに認定見直しの申請をすることもできます。

要介護認定を受けると介護サービスを利用できるようになり、ケアマネジャーが
その方にあった介護プランを作成してくれます。
介護プランが決まると、サービスを請け負うサービス提供事業者と加入者が契約し、
介護サービスが開始されます。

介護保険の介護サービスは、食事作りや掃除、おむつ替えや入浴の介助など、
自宅での介護や施設での介護となります。
介護サービスを受けた加入者は、かかる費用の一部を自己負担します。
自己負担割合は、加入者の収入により1割または2割負担となります。
要介護度により限度額が決められており、限度額を超えてサービスを受けた場合、
超えた分は全額(10割)自己負担となります。

  NOP法人 介護ライフアドバイザー協会 関西地区統括 守門支部長 岡 本 芳 夫


ご存じでしょうか?

2018-04-14 21:10:10 | NPO法人 介護ライフアドバイザー協会
 平成30年4月14日」(土)

 介護保険制度とはどのような制度でしょうか?
 かつては、子どもや家族が行うものとされていた親の介護ですが、高齢化が進む
 につれ、介護を必要とする高齢者の増加や核家族化の進行、介護による離職が社
 会問題となりました。こうした中、家族の負担を軽減し、介護を社会全体で支え
 ることを目的に2000年に創設されたものが介護保険制度です。
 現在では約606万人の方が利用し、介護を必要とする高齢者を支える制度として
 定着しています。
 40 歳から64 歳の方については、ご自身も老化に起因する疾病により介護が
 必要となる可能性が高くなることや、ご自身の親が高齢となり、介護が必要となる
 状態になる可能性が高まる時期であることから40歳以上の方からも介護保険料を
 ご負担いただき、老後の不安の原因である介護を社会全体で支えています。

 介護離職ゼロを目指して
 その一方で、介護を理由として離職する方が毎年約10 万人いると言われています。
 政府としては、一億総活躍社会を実現するため、必要な介護サービスの確保を
 図るとともに、働く環境の改善や、家族への支援を行うことで2020年代初頭
 までに、介護離職者をなくすことを目指しています。

 ここまでは、保険制度の外郭ですが、現実の介護はどのような実態でしょうか?
 政府は、在宅介護をベースに運営を考えています。

 これから、段階を追って介護のことについて記述いたします。
 読者の皆さんも一緒に考えてください。

 NPO法人介護ライフアドバイザー協会 関西地区統括 守門支部長 岡本芳夫