二極分解

　１月９日（火）　仕事が出来る人
「仕事が出来る人」とはどういう人をいうのでしょうか。仕事を他の人より早く片付けられる、問題が起きても難なく解決してしまう、仕事の出来が良く上司や部下にも信頼される。さらに、仕事以外の時間も充実して過ごすことが出来る。したがって、発想が豊かであり企画力もある。など。
それに対して「仕事が出来ない人」は、仕事にいつも追いかけられていて、締め切りに間に合わないこともしばしば。仕事の出来も満足に足るものが少なく、ミスや事故もたびたび起こして、その処理に時間をとられる。休日は仕事に疲れて寝てばかりで、ますます気力が失せる。などなど。
ナゼ、二極分解してしまうのか？
結論からいえば、毎日のちょっとした心掛けの積み重ねが、結局は大きな差になって現れるということにつきます。突き詰めれば、「仕事が出来る。出来ない」は、「頭の良し悪し」「才能があるなし」とはあまり関係ありません。一つひとつの仕事を効率的に進めることができることが「仕事ができる」ということです。
どんな仕事でも、９９％は地道に毎日コツコツとこなす仕事です。ルーティンワークはもちろんのこと、新しい分野の仕事でも、アイデアを必要とする開発プロジェクトでも、実は今まで積み上げてきた仕事のやり方を適用して行うものです。目標を立て、そのための計画を練り、一つひとつの仕事を粘り強くこなしていき、仕事を完成させていくというプロセスは、それまでの仕事と全く同じです。
すなわち、「このような考え方をする」「このような習慣を身に付ける」「このような工夫・努力をする」をよく理解して仕事に取り組むことが、何より大切です。

年頭に際し、仕事を見直すのに本を読みました。　参考になりました。