FPの岡ちゃん 頑張ってます(奮闘記)!!

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高齢者の依存症!

2008-03-18 23:44:24 | お酒学
 2月18日(火)

 本日は、久々にお酒と健康ABC辞典から
R Retirement 【名詞】退職

第二の人生を楽しむために
●高齢者の依存症
 社会の高齢化に伴い、お年寄りのアルコール依存症も増加しています。高齢者が依存症になるきっかけは、生きがいの喪失や配偶者を失った悲しみなど、寂しさや孤立感が大きな要素となっています。特に男性は、退職によって一層孤立感を深めるようです。高齢になってから依存症になった場合にもやはり、肝臓障害や末梢神経炎などの身体合併症を引き起こします。また、依存症者の脳神経系の合併症としては、60歳以上では23%が痴呆を合併し、脳萎縮も57%と高い数字を示しています。高齢になって依存症に陥らないためにも、若い時から適正飲酒を身につけておきたいものです。

●年齢相応の適量を
 一般に高齢になるほど、アルコールの代謝能力が低下し、酒量も減少します。しかし、中には代謝機能が低下したことに気付かず、若い時からの酒量を続けている人がいますが、この状態を続けていると臓器に障害を起こしやすくなります。若い時よりも量を減らす必要があります。年齢相応の「適量」を心がけることが、お酒の良さをいつまでも引き出し、長く付き合うコツです。また、高齢になるとさまざまな健康障害を起こしやすくなります。定期的に健康診断を受けて自分の体調をチェックしておくことにより、安心してお酒を楽しむことができます。

◆高齢者への飲酒アドバイス
1 今までの調子で飲まない
  年をとるとアルコールの代謝能力は低下します。今までの調子で飲んでは、身体をこわしたり思わぬ失敗の原因になります。
2 昼間から飲まない
  「することがない」「とがめる人もいない」といって昼間からお酒を飲むのはよくありません。依存症になる一番の早道です。
3 一人で飲むお酒は控えめに
  退屈を紛らわす一人酒。ついつい飲み過ぎてしまいます。お酒は家族や友人と楽しく飲みましょう。
4 家族のアドバイスには耳を傾ける
  年をとるに従い、身近な人の言うことが素直に聞けなくなります。家族の心配は有難いものです。
5 薬とは一緒に飲まない
  年をとると薬を服用する機会が増えてきますが、薬によってはアルコールと相互作用を持つものもあります。お医者さまに相談しましょう。
6 肝臓などの検査を定期的に受ける
  在職時には定期検診がありますが、退職後はこうした機会も減ります。自ら進んで検査を受けましょう。
【(社)アルコール健康医学協会】「退職後のお酒との付き合い方」より

 如何でしょうか? お酒とは仲良く楽しく付き合いましょう(岡)





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