タブー！

　６月１３日（金）

　お酒と健康ＡＢＣ　Ｔ
　taboo ! 【名詞】　タブー　禁制

タブーに出るお国柄
●国によって異なる飲酒の法律
　世界の国々を見ると各国の風土や文化、宗教などにより、飲酒に関する法律もさまざまです。若年者の飲酒は多くの国々で禁止されています。その一方で、イスラム教の国々では、宗教的戒律によって大人の飲酒も禁止しています。特にサウジアラビアなど厳しい国では、国内にお酒を持ち込むだけでも罰せられることがありますので、旅行の際は注意が必要です。また、アメリカでは、公道を酔っ払って歩いているだけで法律違反となる地域があります。

●「節度ある飲酒」は法律規定！　飲酒の強要も行うべからず
　あまり知られていませんが、日本には「過度の飲酒」を戒める法律があります。「酒酔い防止法」（「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」昭和36年施行がそれで、第２条では次のように規定しています。「すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない」。
　この法律の目的は「…過度の飲酒が個人的および社会的に及ぼす害悪を防止し…」（第１条）とされています。機会をみて法文を一度お読みいただきたいと思います。

　タブーは多くありますが、自転車を乗っての飲酒はタブー
道路交通法の強化で、自転車を乗りながらの携帯もタブー
飲酒運転で検挙もあり得るので気をつけてください。