土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

奄美から たんかん届き 春の聲

2016-02-17 | 食と健康
奄美から たんかん届き 春の聲

昨年2月、春を告げるように奄美からたんかんが届きました。

今年2016年は、奄美まで北上してきた虫のため、島外への出荷が禁止。

毎年の懇意な島の方の気持ちが、なおさら身に沁みます。

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奄美から
たんかん届き
春の聲(こえ) 2015.2.17 Akira.U

まるごと野性… うま味濃厚な自然の恵み♪

天がにぎ(握)った ジューシーな おムスビ(産霊)♪

18才の夏、筆者は自転車にテントとシュラフを積んで金沢から山陰を通り、鹿児島からフェリーで復帰直後の沖縄を目指しました。

ところが台風で奄美大島止まり。
これを機に自転車で奄美を回り生活文化に触れました。
蛇皮線(ジャミセン・沖縄で三線 )音楽を民家で初めて耳にしたのもこの時。

八月のお盆、満月の夜に出会った高校三年生の島の乙女から、卒業したら内地の繊維会社に集団就職すると聞き、私は巨大都市は危ないから金沢はどうかと話し文通が始まりました。ところがいつしか途絶えました。

後に奄美の家を訪ねると驚いた彼女の母は仏壇に案内してくれ、涙声から知ったのは内地に就職して結婚し、間もなく交通事故で星になったこと…。

さて今、奄美が世界に誇れる健康長寿地域としてクローズアップされています。

反面、かつて世界的長寿地域と知られた沖縄の長寿崩壊の危機は、戦争や戦後米軍問題と表裏一体であることが、ひめゆり学徒であった高齢の生存者の生々しいお話しを聞き、遺品や資料を目の当たりにして痛感するのです。

発酵学で知られる小泉武夫先生によれば、アメリカの統治を受け食文化が大きく変わった沖縄に比べ、奄美大島は、平均健康寿命が90才以上と大きく違いが出ているといいます。

奄美大島が、より良い形で伝統文化を活かした健康長寿地域として栄えることを切に願い、微力でもお気持ちのある皆さんと共に応援したくよろしくお願いします(^-^)

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★奄美大島の天然の恵「たんかん」が、昨年に続いて届きました、感謝(*^^*)
みずみずしく、しっかり酸味が効いて唾液が湧くようなナチュラルな甘さがとても美味いですよ!(2014.3.19)

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★奄美大島特産の「たんかん」♪ が、ドカッ!と届きました\(^-^)/

昨年秋に奄美文化センターで開催された食と健康の講演会(講師 真山政文先生、 (株)玄米酵素主催)でご縁を頂いた懇意な島の方からです。

(たっぷり一箱10kg、昨年品薄だった育ちのよい希少品) に感謝感激!早速お供え。

「たんかんの詩」♪(芭蕉布のメロディーで)

皮の薄さ~に~ 味の~濃さ~

南の~島の~ 香りと~人情~

たんかんは~優しく~心を繋ぐ~

慈愛の国~ 愛し島よ~ 奄美~

◎適度な酸味、優しい甘味、濃いオレンジの暖かい色、薄皮で中身たっぷりの充実感!
vitaminCが多い表皮ごと食べても、適度な渋みが効いてよし(笑)♪

スペインで食べたオレンジの小ぶり和風タイプにみえるが、奄美のたんかんは、島の野性味と気品を併せ持つ誇らしいものです!

ポストハーベストが怖い外国産とは比較にならない旨さと新鮮なジューシーさと安心は、疲弊した大都会の日本人にも元氣と活力を与えてくれます。

※甘味を特に強くした果物の改良品種は、原種からかなり遠のき、陰性が強いので(冷え!)気をつけましょう。

玄米カフェで試食できます♪(2013.3.14)
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GREEN NOTE (光明食養研究所)
玄米カフェ & 土の音工房“Atelier Clay tone”
TEL 090-4686-4124

能登はやさしや 土(の音)までも♪

2016-02-17 | オカリナ・心・癒し・ライアー
能登はやさしや 土(の音)までも♪

以前問合せのあった 能登半島の穴水町の方が、雪の切れ間に海浜道路を二時間ひた走ってオカリナを見に来られた。

手土産に名物「能登のいも」(*^ー^)ノ♪
ヨーロッパでオカリナが広まり出した頃、「ポテト」という愛称で呼ばれたらしいから面白い。
写真右は、日本の弥生時代遺構から発掘された土笛をレプリカとして作ってみたもの。
美味そうに見えるのはどっち?

試し吹きしていただいたり、能登に移り住んでオカリナを始めた経緯をお聞きしながら、たっぷりと能登の生活を思い出した。
七尾湾を望む中島町の工房で技術開発に明け暮れた。

目の前 1mに寄せる波は、安定しているときは三拍子♪
海の歌には、なぜか三拍子が多い (((^^;)

脇の桟橋には手作り7mヨット「ほうき星」号、橋桁にどっぷり付いた牡蛎貝を取って薪ストーブで焼く醍醐味!
モスグリーンの生のコーヒー豆を自作の丸めた金網で炒って挽いて入れる本物の旨さ! (火山 久先生は、20才で入門した宗次郎など三人の弟子ともに、毎日交代で豆を炒っていた…奥様談)

岩場の 海藻に手を入れるとナマコが取れたり、裏山での野菜作り!

そんな、いとおしい環境で、まだ開発途上だけれど優しい音を醸す私のオカリナの原型が出来上がった。さまざまなご縁に感謝♪(130216)

「甘酒豆乳ラテ」を作ってみよう(^o^)v

2016-02-17 | 食と健康
「甘酒豆乳ラテ」を作ってみよう(^o^)v

古来の本物の発酵食品が見直されている昨今、酵素の重要性が各界で取り上げられる背景には、見せかけを主流にしたりファーストフードモノが大半を占める現実。
生命への有用性を意識してじっくり仕込む手作り等の調味素材や料理にありつくチャンスが激減している現実があるのでしょう。
玄米や玄米酵素ハイ・ゲンキが、 多方面で紹介される由縁です。

以下、「元氣通信」から参考になることをご家庭で応用されてはいかがでしょう。

「甘酒豆乳ラテ」は、グリーンノート・玄米カフェでの「食と健康講座」で試食頂けます(^^)v
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昨年、大きなブー ムとなった「麹 (こうじ)」、 中でも「塩麹」や「醤油麹」は、調味料としてスーパーで売られているのを見かけるほど定着していますね。

この麹人気の原因は、「腸の健康や美容にいい」、 「料理をおいしくしてくれる」といった"麹"の持つ力にあります。

実は、麹は古くから私たちの生活には欠かせないものであ り、「酵素」などの有用成分を生み出してくれるとっても力強 い存在なのです。

「麹」と呼ばれているのは一般的に、米、麦、大豆などの 穀物に コウジカビを繁殖させたものです。 出来上がった麹は原料の種類により米麹、麦麹、豆麹と呼 ばれていて、 日本や東アジア圏で使われています。 調味料の塩麹や醤油麹によく使われているのは「米麹」で す♪

日本で古くから清酒やみそ、醤油などに使われてきたの は、 ニホンコウジカビといい、学名はアスペルギルス・オリ ゼーといいます。

麹菌(アスペルギルス・オリゼー ) は、古来から日本の豊かな食文化に貢献してきたことが評 価され、2006年10月12日、 日本醸造学会により「国菌」に認定されました。

日本醸造学会の発表文には「今後ますます産業的に重要な菌として、医薬品をはじめ、広い分野で有用物質の生産に用いられるであろう。」と書かれているほど、日本の貴重な財産として認められています。

麹菌はさまざまな醸造や食品に汎用されています。

●アスペルギルス・オリゼー (黄麹菌)…清酒、みそ、醤油
●アスペルギルス・アワモリ (黒麹菌)…泡盛、焼酎
●アスペルギルス・カワチ(白 麹菌)…焼酎、泡盛

他にも、かつお節を作るアスペルギルス・グラウカスや、 テンペを作るクモノスカビ、紹興酒、豆腐ようを作る 紅麹菌などがいます。

麹を使った発酵食品が腸の健康や美容によいといわれるのは、 麹菌で発酵させることにより様々な成分が生まれるからです。 代表的な成分を4つご紹介します。

●酵素 食べたものの分解を助ける酵素が、胃もたれや胸やけを防 ぎます。 また活性酸素を消去し酸化を防ぐSODなど、多数の酵素が 生まれます。

【酵素とは】 酵素はタンパク質の一種で、消化・吸収や燃焼、排泄な ど、 身体の働きになくてはならない物質です。 たとえば、食べ物を消化吸収し、燃焼させ、排泄できる のは酵素のおかげ。 その他、骨をつくるのを助けたり、肝臓や腎臓に働きかけたりするものもあれば、 呼吸やホルモンの分泌、神経伝達などの作用にも介在するものもあります。 酵素は、毎日の健康な生命活動を営むためになくてはならないものなのです。

●コウジ酸 メラニン色素の合成を抑え、美白効果があります。

●GABA(γ‐アミノ酪酸) 精神安定作用、血圧安定作用があると言われます。

●アミノ酸・ペプチド麹の作る酵素がたんぱく質を分解し、アミノ酸、ペプチド などの健康成分が生まれます。

「米麹」にはビタミンB群が豊富に含まれて います。 ビタミンB群は、爪や肌、髪を健やかに保ったり、 疲労回復に関わったりしている栄養素で、 ドリンク剤などにも配合されています。

最近注目されるのは、もち米やうるち米を 麹菌のパワーで糖化することで自然の甘みを引き出した 「麹甘酒」です。

ビタミンB群などの栄養が豊富ですし、酒かす甘酒と違ってノンアルコールで 飲みやすいのが特徴です。 江戸時代には甘酒が夏バテ予防の栄養ドリンクとして飲ま れていました。

特におススメなのが、玄米で作る「玄米甘酒」です! 玄米ごはんは白米ご飯に比べると、ビタミンB2は約2倍、 食物繊維は約5倍、 ビタミンB1にいたっては約8倍も含まれています。

そのほかにも、シミ・小じわの予防効果があるといわれる γ‐オリザノール、 強い抗酸化作用があるIP6(フィチン酸)、美白効果や活性酸 素消去作用があるといわれるフェルラ酸など、玄米にはさまざまな有効成分が含まれています。

飲み物としてはもちろん、砂糖代わりにも使えますので、 栄養満点の体にやさしい玄米甘酒スイーツを 作ってみてもいいですね♪

麹を活用するうえで気をつけたい のが「温度」です。 酵素活性が最も高まる温度は50~ 60℃。 それ以上高い温度になると酵素は働かなくなります。 酵素のパワーを最大限に引き出すためには、 高温加熱はしないほうがよいでしょう。

ご家庭で甘酒や塩麹を手作りし、麹のパワーで食材が変化していくのを 楽しんでみてはいかがでしょうか。

今月のレシピは「甘酒 豆乳ラテ」です。

甘酒と豆乳を混ぜるだけの簡単レシピ。 市販の甘酒でもできます が、今回は炊飯器で作る 簡単な甘酒の作り方をご紹介しています。

★甘酒豆乳ラテ 作り方:http://shop.genmaikoso.co.jp/recipe/detail.aspx?id=87

■元氣通信:http://shop.genmaikoso.co.jp/mailmagazine/