土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

「甘酒豆乳ラテ」を作ってみよう(^o^)v

2016-02-17 | 食と健康
「甘酒豆乳ラテ」を作ってみよう(^o^)v

古来の本物の発酵食品が見直されている昨今、酵素の重要性が各界で取り上げられる背景には、見せかけを主流にしたりファーストフードモノが大半を占める現実。
生命への有用性を意識してじっくり仕込む手作り等の調味素材や料理にありつくチャンスが激減している現実があるのでしょう。
玄米や玄米酵素ハイ・ゲンキが、 多方面で紹介される由縁です。

以下、「元氣通信」から参考になることをご家庭で応用されてはいかがでしょう。

「甘酒豆乳ラテ」は、グリーンノート・玄米カフェでの「食と健康講座」で試食頂けます(^^)v
……………………………………………………

昨年、大きなブー ムとなった「麹 (こうじ)」、 中でも「塩麹」や「醤油麹」は、調味料としてスーパーで売られているのを見かけるほど定着していますね。

この麹人気の原因は、「腸の健康や美容にいい」、 「料理をおいしくしてくれる」といった"麹"の持つ力にあります。

実は、麹は古くから私たちの生活には欠かせないものであ り、「酵素」などの有用成分を生み出してくれるとっても力強 い存在なのです。

「麹」と呼ばれているのは一般的に、米、麦、大豆などの 穀物に コウジカビを繁殖させたものです。 出来上がった麹は原料の種類により米麹、麦麹、豆麹と呼 ばれていて、 日本や東アジア圏で使われています。 調味料の塩麹や醤油麹によく使われているのは「米麹」で す♪

日本で古くから清酒やみそ、醤油などに使われてきたの は、 ニホンコウジカビといい、学名はアスペルギルス・オリ ゼーといいます。

麹菌(アスペルギルス・オリゼー ) は、古来から日本の豊かな食文化に貢献してきたことが評 価され、2006年10月12日、 日本醸造学会により「国菌」に認定されました。

日本醸造学会の発表文には「今後ますます産業的に重要な菌として、医薬品をはじめ、広い分野で有用物質の生産に用いられるであろう。」と書かれているほど、日本の貴重な財産として認められています。

麹菌はさまざまな醸造や食品に汎用されています。

●アスペルギルス・オリゼー (黄麹菌)…清酒、みそ、醤油
●アスペルギルス・アワモリ (黒麹菌)…泡盛、焼酎
●アスペルギルス・カワチ(白 麹菌)…焼酎、泡盛

他にも、かつお節を作るアスペルギルス・グラウカスや、 テンペを作るクモノスカビ、紹興酒、豆腐ようを作る 紅麹菌などがいます。

麹を使った発酵食品が腸の健康や美容によいといわれるのは、 麹菌で発酵させることにより様々な成分が生まれるからです。 代表的な成分を4つご紹介します。

●酵素 食べたものの分解を助ける酵素が、胃もたれや胸やけを防 ぎます。 また活性酸素を消去し酸化を防ぐSODなど、多数の酵素が 生まれます。

【酵素とは】 酵素はタンパク質の一種で、消化・吸収や燃焼、排泄な ど、 身体の働きになくてはならない物質です。 たとえば、食べ物を消化吸収し、燃焼させ、排泄できる のは酵素のおかげ。 その他、骨をつくるのを助けたり、肝臓や腎臓に働きかけたりするものもあれば、 呼吸やホルモンの分泌、神経伝達などの作用にも介在するものもあります。 酵素は、毎日の健康な生命活動を営むためになくてはならないものなのです。

●コウジ酸 メラニン色素の合成を抑え、美白効果があります。

●GABA(γ‐アミノ酪酸) 精神安定作用、血圧安定作用があると言われます。

●アミノ酸・ペプチド麹の作る酵素がたんぱく質を分解し、アミノ酸、ペプチド などの健康成分が生まれます。

「米麹」にはビタミンB群が豊富に含まれて います。 ビタミンB群は、爪や肌、髪を健やかに保ったり、 疲労回復に関わったりしている栄養素で、 ドリンク剤などにも配合されています。

最近注目されるのは、もち米やうるち米を 麹菌のパワーで糖化することで自然の甘みを引き出した 「麹甘酒」です。

ビタミンB群などの栄養が豊富ですし、酒かす甘酒と違ってノンアルコールで 飲みやすいのが特徴です。 江戸時代には甘酒が夏バテ予防の栄養ドリンクとして飲ま れていました。

特におススメなのが、玄米で作る「玄米甘酒」です! 玄米ごはんは白米ご飯に比べると、ビタミンB2は約2倍、 食物繊維は約5倍、 ビタミンB1にいたっては約8倍も含まれています。

そのほかにも、シミ・小じわの予防効果があるといわれる γ‐オリザノール、 強い抗酸化作用があるIP6(フィチン酸)、美白効果や活性酸 素消去作用があるといわれるフェルラ酸など、玄米にはさまざまな有効成分が含まれています。

飲み物としてはもちろん、砂糖代わりにも使えますので、 栄養満点の体にやさしい玄米甘酒スイーツを 作ってみてもいいですね♪

麹を活用するうえで気をつけたい のが「温度」です。 酵素活性が最も高まる温度は50~ 60℃。 それ以上高い温度になると酵素は働かなくなります。 酵素のパワーを最大限に引き出すためには、 高温加熱はしないほうがよいでしょう。

ご家庭で甘酒や塩麹を手作りし、麹のパワーで食材が変化していくのを 楽しんでみてはいかがでしょうか。

今月のレシピは「甘酒 豆乳ラテ」です。

甘酒と豆乳を混ぜるだけの簡単レシピ。 市販の甘酒でもできます が、今回は炊飯器で作る 簡単な甘酒の作り方をご紹介しています。

★甘酒豆乳ラテ 作り方:http://shop.genmaikoso.co.jp/recipe/detail.aspx?id=87

■元氣通信:http://shop.genmaikoso.co.jp/mailmagazine/

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。