沈滞状態

梅雨後半の鬱陶しい天気が続くためか、大賀池の状態は相変わらずです。花はすべて終わっていました。結局今夏咲いた数は14本でした。
南池

北池


葉の長径は50cmほどあって悪くはないのですが・・・


新しい葉が少ないながら出ては来ています。

大賀蓮発見の経緯がわかる本

2011年大賀蓮発見60年を記念して当会が発刊した「蓮の実」を御坊市湯川町財部の炭家書店で販売します。1部500円＋税です。


発掘の陰の立て役者高野先生が発掘の様子を綴った「ここを掘ればハスの実が出る」と発見前後の大賀博士の論文「種子の寿命－私の夢－悲願」と「古蓮実の年代とラジオ・カーボン・テスト」を収録していますので、発掘の契機や年代の決め手となった根拠等を知ることができます。また「大賀蓮ミニアルバム」に発掘現場や現在の発掘地点の写真を載せていて大賀蓮理解の基本的文献となるよう編集しています。


炭家書店の位置です。

観蓮会は中止されましたが

昨日の朝、大賀池にいますと何人かが池に来られていました。池に来られて中止を知った方や中止を知ったうえで来られた方もいました。
花は3本咲いていました。初日1本。二日目１本、三日目1本でした。花は皆無かと思っていましたが、蕾を見逃していたようです。






池の状態は相変わらずです。


一昨夜の雨で増水した上に落枝などで堰き止められ取水口には水があふれていました。


ちょっとした雨による増水が一気に池に入ってしまうで池の水温は低くなっています。春から初夏にかけて雨が多かったので冷水が池に入入り込み成長を妨げたのかもしれません。
取水口の水温


取水口から一番離れた池の東側での水温

平成27年観蓮会は中止します

以下の文書を本日付で会員や関係団体に送付しました。