久々の更新です。昨日、東京府中市中央図書館より「大賀文庫目録 改訂版」が送られてきました。中央図書館が移転新築されるのを機に、長らく閉架で非公開扱いになっていた大賀文庫(大賀一郎蔵書)が修理・修復されて公開されることになりました。それと並行して「大賀文庫目録」が改訂され新しくなったのです。今、新目録は阪本祐二の仏前にあり、詳細は後日お伝えすることとし、まずは新装なった目録を紹介させていただきます。サイズはA4で厚手の表紙を使用し、目録というよりは1冊の成書です。実際に内容は目録でありながら大賀一郎の府中での生活に触れるページがあったり、詳細
な大賀一郎年表が添附されています。この年表は決定版といえるほど詳しいもので、大賀一郎を知るための確かな基本情報を提供してくれるものと思います。もちろん目録部分は旧版よりははるかに詳しくなっています。カバ-の装丁もシンプルながらとてもセンス良く仕上がっているではありませんか。府中市中央図書館の館長さんをはじめスタッフの方々の、この目録にかける並々ならぬ意気込みがひしひしと伝わってきます。まさに、坂田祐氏が大賀先生の墓碑銘に刻んだ言葉、『復活のラッパ』がひとつ鳴った思いです。
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大賀先生が愛してやまなかった府中市に、大賀先生をしのぶ確かなよすがができたことは、何より喜ばしいことです。
修景池にも大賀ハスがしっかり根付いているようですし。それを管理する方も大賀ハスにぞっこんのようですから、まさに『府中はハスのメッカなり』の復活ですね。
表紙もとても素敵です。
‘遠くの親戚より近くの他人’の逆バージョンのようなものが成立。
気持ちが距離をぐっと縮めましたね。
嬉しいです。