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旅と歴史

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桜谷古墳

2025年03月29日 | 旅 歴史

 富山県高岡市太田字桜谷に桜谷古墳(さくらだにこふん)があります。
 桜谷古墳は二上山丘陵の北東の雨晴海岸に近い、標高20mの台地にある北陸地方最大級の古墳です。4世紀から5世紀にかけて築かれたもので、大正7年(1918)に諏訪社の神木の老松を掘り出した際に内行花文鏡1面と管玉13個が出土し、前方後円墳が2基と円墳が7基発見されました。
 桜谷1号墳は、柄鏡式の前方後円墳で、全長62m前方部の幅30m、後円部の径35m、高さ6mという規模です。高さは5.4mで、三段に築かれています。
 桜谷2号墳は、後円部の径33mで、前方部が小さく、帆立貝式前方後円墳といわれるものです。大正12年(1923)に後円部から碧玉製紡錘車(へきぎょくほうすいしゃ)、石釧(いしくしろ)、菅玉(くだたま)などが出土しました。
 地方にはたいへん珍しい大型前方後円墳であることや、立地条件の良さから、大和政権下の一行政区となった、当時の地方官またはそのゆかりの者の墓だろうと考えられています。桜谷1号墳、2号墳は昭和9年(1934)に国の史跡として指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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