
岐阜県美濃市御手洗字森切に真木倉神社(まきくらじんじゃ)があります。
真木倉神社は平安時代の美濃国神名帖にも記載されている古社です。祭神は喪山伝説の天稚彦(あめのわかひこ)と下照姫(したてるひめ)の間に生まれた御手洗姫命(みたらいひめのみこと)です。周囲には天稚彦を祭神とする喪山天神社や、大矢田神社などがあります。
喪山伝説とは天稚彦が不審な雉を矢で射ると、その矢が天から戻って来てその返し矢に当たって亡くなったという伝説です。天照大神が大己貴命に国を譲るように天稚彦命に命じたのに大己貴命の娘の下照姫と結婚してしまいました。この雉は探りにきていた鳥でした。
天稚彦命が裏切ったのを知った天照大神の射返し矢が天稚彦命の胸にあたり命を落としたのでした。
真木倉神社は古くから牧谷総社として歴代領主から崇敬され、江戸時代には尾張藩主や上有知代官などが参拝し寄進も受けています。
真木倉神社の本殿は江戸時代初期の社殿で県の重要文化財に指定され、社宝である獅子頭も県の重要文化財に指定されています。また、周りには数多くの古墳群などが残されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/

日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村

http://blog.fc2.com/