旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

慈雲寺本堂

2023年02月23日 | 旅 歴史

 長野県諏訪郡下諏訪町東町中に慈雲寺(じうんじ)があります。
 慈雲寺の本堂は江戸時代後期の文化3年(1806)に火災に遭い焼失しました。現在の本堂は文化5年(1808)に玄関、庫裏とともに再建された建物です。間口10間半、奥行7間半、木造平屋建て、入母屋造り、平入で屋根は銅板葺きです。周囲に板縁を回し、内陣には臨済宗特有の通し須弥壇が付けられています。内陣欄間には武田菱の彫刻が付けられています。
 棟梁は上諏訪湯の脇の上原市蔵正房で、立川流初代の立川和四郎富棟の一番弟子です。平成14年(2002)に下諏訪町の有形文化財に指定されています。本堂に安置されてる阿弥陀如来立像も下諏訪町指定文化財で、文化4年(1807)に木喰明満仙人が諏訪地方で最後に彫刻したという像高112cmの木喰仏です。

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