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旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

朝倉神社

2009年06月06日 | 旅 歴史
 高知県高知市朝倉丙にある朝倉神社です。
 朝倉神社は土佐国二宮とされ、祭神も土佐国一宮である土佐神社祭神の后とする説もあります。地元では木の丸様とも呼ばれているそうです。
 建立時期ははっきりしませんが土佐の延喜式内社21社の1つに入っており、日本書紀にも記述された古社です。
 中世から武家の篤い崇敬を受け、土佐藩主山内氏からは代々、社領寄進や造営を受けています。
 本殿は明暦3年(1657)2代土佐藩主山内忠義が再建させたものといわれています。国の重要文化財に指定されています。
 桁行3間、梁間2間で屋根は切妻造りでこけら葺きです。正面に1間の向拝を設け、その前面に唐破風をつけています。軒まわりの彩色、柱などの黒漆、金具彫刻は優美で鮮やかです 。

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http://ogino.okoshi-yasu.com/

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旧山内家下屋敷長屋

2009年06月06日 | 旅 歴史
 今日は高知県高知市鷹匠町にある旧山内家下屋敷長屋を紹介します。
 高知の鷹匠公園付近に、南邸と呼ばれた土佐藩15代藩主の山内豊信(とよしげ)のちの容堂(ようどう)の下屋敷がありました。豊信の生家の山内南家は分家で、連枝五家の中では一番下の家柄でした。豊信は6歳から22歳までここで過ごしたそうです。
 13代藩主の山内豊熈が急死したあと、弟の豊惇が14代藩主につきましたが12日後に急死してしまいました。豊惇は病気のため隠居したという形をとり山内家の断絶を免れました。嘉永元年、豊信が藩主に就任したのでした。
 豊信は、元治元年(1866)南邸の東に隣接する武家屋敷七軒を召し上げて長屋を建てさせます。この時建てられた長屋が、旧山内家下屋敷長屋です。国の重要文化財に指定されています。
 別邸下屋敷は明治時代は拡張され山内家本邸として使用されていましたが戦後に売却されて、跡地はホテル三翠園になっています。現在はこの長屋のほか門と物見亭が現存しています。慶応3年(1867)物見亭で西郷隆盛と山内容堂が会見しました。

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