旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

総持寺

2025年03月08日 | 旅 歴史

 富山県高岡市関町に総持寺があります。
 衆徳山胎生院総持寺は高野山真言宗のお寺です。22世の快雄和尚は高岡の町を開くとき、前田利長に「関野」と呼ばれていたこの地を、中国の古典の「詩経」から「鳳凰鳴けり、彼の高き岡に」から「高岡」という地名にするよう提案したことで有名です。
 総持寺は平安時代に旧礪波郡五位荘に開かれたのが始まりといわれています。正平8年(1353)、禅恵和尚が中興し、高岡市の石堤付近に移りました。前田利長が高岡城を築城した慶長年間(1596-1615)に現在地に移りました。境内には本堂にあたる曼荼羅堂や観音堂、聖天堂、薬師堂、位牌堂、鐘楼などが建てられています。

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旧福岡町役場(福岡町歴史民俗資料館)

2025年03月07日 | 旅 歴史

富山県高岡市福岡町下向田に旧福岡町役場(福岡町歴史民俗資料館)があります。
 福岡公園内にある旧福岡町役場は現在、福岡町歴史民俗資料館になっています。この建物は、大正13年(1924)、地元の篤志家壽原英太郎(すはらえいたろう)の寄贈により、洋風をまねた公会堂として福岡駅前通りに面して建設されました。
 公会堂・町役場として使用され、昭和38年(1963)、役場新庁舎建設とともに町立図書館・中央公民館として使用されました。その後、歴史民俗資料館として保存活用することになり、昭和63年(1988)にかけて移転・修改築がなされました。富山の建築百選に選定され、平成9年(1997)に国の登録有形文化財に登録されています。
 木造2階建ての洋風建築です。寄棟、桟瓦葺き、建築面積265㎡、外壁はモルタルで石造風に仕上げ外観を石造風にみせ、台形状の屋根を載せる構成となっています。玄関ポーチはロマネスク調の意匠とするなど正面性を演出しています。縄文、弥生、古墳時代の埋蔵文化財等の展示や企画展を行っています。

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佐伯家住宅主屋

2025年03月06日 | 旅 歴史

 富山県高岡市福岡町蓑島に佐伯家住宅があります。
 佐伯家住宅は、間口10間(18.2m)、奥行7間(12.7m)の入母屋造り、平入の建物で、建築面積は212.1㎡、外壁は真壁造り、
土壁鏝押え、腰壁は下見板張り縦押縁押え、背後は杉皮で外壁を保護しています。
 移築前は主屋背面に「中つの」がありましたが、移築されたのは主屋だけで、その後「つの」「おろし」「しょくじば」が増築されました。正面にあたる3間半が茅葺きの主屋とひさし、背後の3間半が桟瓦葺きの「おろし」となっています。
 江戸時代後期の文化年間(1804-1818)と明治時代以降に何度か改修、増築されていますが母屋部分は江戸時代中期に建てられたものです。昭和46年(1971)に国の重要文化財に指定され、昭和48年(1973)には復元工事がなされています。

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佐伯家住宅

2025年03月05日 | 旅 歴史

 富山県高岡市福岡町蓑島に佐伯家住宅があります。
 佐伯家は旧蓑島村の旧家で、家蔵の「家作諸入用一巻」に、明和4年(1767)工事に着手し、翌5年に約15km離れた所にある旧川崎村(現南砺市上川崎)の十村役(庄屋)を務めた三之助の住宅を佐伯氏が買い取って移築したと記してあるそうです。

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旧宮島村役場

2025年03月04日 | 旅 歴史

 富山県小矢部市芹川(せりかわ)に旧宮島村役場があります。
 旧宮島村役場は石川県境に近い旧宮島村にあった建物で小矢部市に残る数少ない洋風建築です。昭和61年(1986)に現在地に移築され個人の宅邸兼アトリエとして再利用されています。平成13年(2001)に国登録有形文化財に登録され、平成21年(2009)に「とやまの近代歴史遺産」に選定されています。
 大正15年(1926)に宮島村役場として建てられたもので、木造2階建て、建築面積は131㎡です。むくりのついた寄棟造り、桟瓦葺き、下見板張の洋風建築です。正面中央2階上部の半円形ブロークンペディメントと瓦葺きのマンサード屋根などは独特です。

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安居寺大ケヤキ

2025年03月03日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居(やすい)に安居寺(あんごじ)があります。
 安居寺寺内の入口に高さ36mもある大ケヤキが立っています。推定樹齢は500年といわれ、幹周7.6mもあります。ニレ科ケヤキ属の落葉広葉樹で、昭和37年(1962)に南砺市の天然記念物に指定されています。

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安居寺観音堂

2025年03月02日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居(やすい)に安居寺(あんごじ)があります。
 安居寺の観音堂は加賀藩の重臣岡島備中守の婦人月清大姉の寄進で、明和3年(1766)に再建された建物です。間口7間、奥行7間の単層入母屋造り、妻入、桟瓦葺きで、正面に1間の向拝が付けられています。観音堂は富山県の有形文化財に指定されています。

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安居寺仁王立像

2025年02月28日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居(やすい)に安居寺(あんごじ)があります。
 安居寺の仁王立像は総高約3.3mもあり、慶長20年(1615)に造られています。仏敵が仏殿に入り込むのを防ぐ守護神です。阿形像と吽形像が一体となり仁王門の下層の左右に立っています。万治2年(1659)に造られた鰐口と共に南砺市の有形文化財に指定されています。・

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安居寺仁王門

2025年02月27日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居(やすい)に安居寺(あんごじ)があります。
 安居寺の仁王門は明和9年(1772)に建てられています。三間一戸の八脚楼門で入母屋造り、桟瓦葺き、外壁は真壁造り板張りで、上層部には高欄が廻されています。下層部には仁王立像が安置されています。仁王門は南砺市の有形文化財に指定されています。

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安居寺

2025年02月26日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居(やすい)に安居寺(あんごじ)があります。
 弥勒山安居寺は高野山真言宗のお寺です。養老2年(718)、インドから渡来した善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)が招来した聖観音像を安置して一宇を創建したのが始まりといわれています。
 聖武天皇の時(724-749年)、勅願所と定められ、行基が勅令により壮大な大伽藍を造営したと伝えられています。平安時代後期には花山法王がこの地を訪れ参籠しています。また中世には兼好法師や宗祗法師なども巡錫で訪れています。
 天皇の勅願所として寺運も隆盛し最盛期には24坊を擁していましたが、平安時代末期に木曽義仲の兵乱により多くの堂宇、記録、寺宝が焼失し衰微しました。その後、室町幕府8代将軍足利義政が再興しましたが、元亀・天正年間(1570-1592)に再びしばしば兵火を受け衰退しました。
 江戸時代に入ると加賀藩主前田利家の祈願所となり寺領の寄進や堂宇の造営が行われ寺運も再び興隆に向かいました。前田利長は仁王門、観音堂を寄進、元和8年(1622)には前田利常が寺領を寄進、正室である天徳院(徳川秀忠の娘)の安産を祈願して絵馬を奉納しました。
 安居寺の寺宝は多く本尊の木造聖観音立像は像高97cmで平安初期のもので国の重要文化財に指定されています。33年毎に御開帳される秘仏前立像の木造聖観世音菩薩立像や、観音堂、石造地蔵菩薩半跏像、絵馬、石燈籠などは富山県の重要文化財に指定されています。
 また、仁王門、仁王立像、鰐口、絵馬、長慶天皇御陵、古文書などは南砺市指定文化財です。境内は安居寺公園として整備され、「とやま森林浴の森」に選定されています。枝垂桜の名所としても知られ、展望台からの景色は素晴しいものです。

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冨田家住宅北土蔵

2025年02月25日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居に冨田家住宅があります。
 冨田家住宅の北土蔵は南土蔵と並んで建ち、明治前期の建物です。切妻造り、置屋根式桟瓦葺き、二階建てで、東面に南土蔵と一連の吹放し下屋を通しています。掛子塗戸(かけこぬりど)には「波に亀」の鏝絵(こてえ)が飾られています。令和元年(2019)に国の有形文化財に登録されています。

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冨田家住宅南土蔵

2025年02月24日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居に冨田家住宅があります。
 冨田家住宅の南土蔵は安居寺参道側にあり、主屋背面の石垣の上に北土蔵と並んで建っています。切妻造り、置屋根式桟瓦葺きの二階建てで、昭和前期の建物です。戸前には北土蔵と一連の吹放しの下屋を通しています。令和元年(2019)に国の有形文化財に登録されています。

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冨田家住宅長屋門

2025年02月22日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居に冨田家住宅があります。
 冨田家住宅の長屋門は主屋正面に東面して建てられています。切妻造り、桟瓦葺で、北を門口、南を真壁漆喰塗の物置としています。門口は間口3.2mで本柱を立てて板扉を備え、南に袖壁、北に潜戸を設けています。梁に文化、天保の墨書があることから江戸時代後期の1804-1843年の間に建てられたと思われます。
 桐木(東石黒)の肝煎(きもいり)であった丹羽家の門を移築したと伝えられています。当初は物置のない薬医門であったと思われます。旧家の屋敷構えに厳かな趣を添える表門であるといえます。令和元年(2019)に国の有形文化財に登録されています。

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冨田家住宅主屋

2025年02月20日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居に冨田家住宅があります。
 冨田家住宅の主屋は大正12年(1923)から5年をかけて建てられています。入母屋造り、平入の木造2階建ての大型住宅で、四周に下屋を廻し、屋根は総桟瓦葺きです。間口11間半(21.1m)、奥行9間(16.7m)で、建築面積は365平方mです。
 伝統的な形式を基調とし、良材を用いて質の高い大工技術が隅々まで行き渡っています。透き漆塗を施した木部、ガラスを多用した建具などには近代の和風の意匠が使われています。座敷の欄間には井波彫刻が施されています。平成16年(2004)に国の有形文化財に登録されています。

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冨田家住宅

2025年02月19日 | 旅 歴史

 富山県南砺市安居に冨田家住宅があります。
 冨田家の初代、冨田斉宮は織田信長に仕え、その後、柴田勝家、豊臣秀吉に奉公しました。大阪城落城の時に現在地に越し、藩政期に肝煎(きもいり)を務めた家柄です。
 冨田家住宅は現在でも木組や建具には寸分の狂いも無いということです。座敷の欄間は民間住宅に井波彫刻が取り入れられる初期の作品として貴重です。主屋、長屋門、味噌蔵、南土蔵、北土蔵が国の有形文化財に登録されています。

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