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インテリアコーディネーターのブログ。
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11月28日 トステム久居工場へ行ってきました。

2008-11-28 | イベントレポート
26日(水)、三重県津市にあるトステム久居株式会社を見学してきました。
お天気にも恵まれ、バスの車窓から眺める山々は紅葉し、とても気持ちの良い日に出かけることができました。
さて、お気付きでしょうか?
トステムの工場であるトステム久居株式会社は、トステム株式会社の100%子会社として独立した組織でした。
工場:234,227㎡+物流:186,293㎡=合計420,520㎡の敷地に工場:101,854㎡と物流:89,587㎡=合計191,441㎡の建屋という、まぁ、数字が大き過ぎて想像がつきにくいでしょうが、とにかくスゴクひろ~い敷地に大きな工場が建っています。
工場内に足を踏み入れた時、なぜだか「こんな大きな会社の社長って普段何をされているのだろうなぁ?」なんて、幼い疑問が沸きあがってしまいました。
当然ながら、館内は撮影禁止でしたのでレポートは、つたない文章だけとなりますがお許しください。

さて、工場内に足を踏み入れると、まずはその日のために作られた、わたしたちの団体名(京都トーヨー住器株式会社 様に連れて行ってもらいました。)を記したデジタル掲示板がお出迎えしてくれます。
そして事務の方々が、席を立って「いらっしゃいませ。」と声を掛けてくださいます。私たちが歩く通路から事務員さんたちが仕事する場所は少し離れているのですが、この辺りがトステムの社風を表しているなぁ。と思いました。

まずは、会議室で工場概要の説明を受けること30分。それからいよいよ工場内に進みます。
アルミ化工工場→工場内ショールーム→鋳造工場→押出工場→表面処理工場を2時間掛けて見学しました。

小学生の頃の社会見学として訪れた茶業センター、ゴミの収集処理場、個人的な遊びとして訪れたサントリーのビール工場や日清のラーメン工場などなど・・・様々な工場見学を体験してきましたが、このようにサッシが成型される姿を見るのは初めてのことでした。
きっと大きな機械がゴォーゴォーと唸りながら、ものすごい勢いでたくさんの窓枠が造られていく姿を想像していたのですが、実際には全く違いました。

大きな機械は確かにありました。大きな溶解炉やなんかも確かにありました。
しかし、その多くの工程が人の手による手作業で行われているのです。
一本一本を機械の指示に従って溝を彫り、部品をはめ、更には傷が付かないようラップ(のようなもので巻き)ダンボールで梱包、ダンボール箱の表面に部材を示すシールを貼ります。
ここまでの作業が一人の作業員の方の手によって行われていました。
日本の工場では大量生産品ではなく、主に特注品を取り扱っているそうです。ですから一般的なサッシ類は海外、特にタイで製造されているのだとか。
一つ一つ丁寧に作業されている姿を目の当たりにすると、これまでなんとなく見ていた窓の一つ一つがなんだかとても愛おしく感じます。

工場見学を終えると約20分に渡り、商品等の案内があり、本日のイベント終了。
京都駅を8:30に出発したバスは、予定通り18:30に京都に帰って来ました。
とても楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きましたがクタクタになりました(笑)。

工場見学の前に1時間程の自由時間がありましたので、久しぶりに伊勢神宮でお参りを。いつ訪れてもとても立派で整備された庭(自然?)が印象的ですが、20年に1度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)を5年後の平成25(2013)年に控え、着々と工事が進められていました。ちなみに神宮式年遷宮とは、正殿(しょうでん)を始め御垣内(みかきうち)のお建物全てを新造し、さらに殿内の御装束(おしょうぞく)や神宝(しんぽう)を新調して、神儀(御神体)を新宮へお遷し申し上げる、我が国で最も重要なお祭りのひとつだそうです。(参考:伊勢神宮ホームページ

最後になりましたが、このようなイベントにお誘い下さいました京都トーヨー住器様、企画運営くださいましたトステム株式会社様、トステム久居株式会社のみなさま、大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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1 コメント

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Unknown (さぶ)
2008-11-28 21:56:39
そうですね、工場見学をするとその製品に愛着を覚えますよね。そして、大切にしたいなーと。
また、オートメーションばかりでなく、人の手によって製品化がなされていると、なんだか命を与えられているように思えるから不思議です。
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