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インテリアコーディネーターのブログ。
住まいのこと。インテリアのこと。仕事のこと。子どものこと。。。

2008年8月3日 Economy meets Ecology

2008-08-03 | イベントレポート
インテリアトレンドはミラノサローネで決まる。
それはもはや業界の常識。私のブログでも度々そんなお話しをさせていただいています。
今日はその中でも照明を中心としたお話しをしたいと思います。 
2008年ミラノサローネレポートとして、前回はサンゲツで行われたセミナーをレポートしました。今回は松下電工により開催されたセミナーをレポートします。

ところで、ミラノサローネは「ユーロルーチェ」と呼ばれる「照明」を中心とした展示と「ユーロクッチーナ」と呼ばれる「キッチン」の展示が交互に行われます。2008年は「ユーロクッチーナ」でした。そして、ユーロクッチーナの年にはドイツ フランクフルトで「ライト&ビルディング」という展示があります。
つまり、照明の大きな展示会は、毎年行われているということになります。ヨーロッパの人々にとって、そして住空間・インテリアにとって、照明はそれほど重要なポジションを担っているのかも知れません。

さて、今年の照明トレンド。それはもちろん『ECO』
ランプの種類としてはLEDや蛍光灯。そして、ヨーロッパではこれまでほとんど見られなかった日本ならでは(?)の丸型蛍光灯のモダンデザインがたくさん出現していたそうです。

また、『空間全体を明るく照らすのではなく、必要なところに必要なあかりを!』これからの照明プランは、これにつきます。

それらを表すものとして、「谷崎潤一郎の陰翳礼讃」が取り上げられていた。というお話しが印象的でした。この本が書かれたのは昭和8年のこと。この美意識・世界観をヨーロッパの展示会、つまりは世界が注目していることに、とても不思議な感覚を覚えました。
改めて谷崎潤一郎の世界観に触れてみようと、さっそく本を購入しました。
照明のあるべき姿を学びたいと思います。

陰翳礼讃 (中公文庫)
谷崎 潤一郎
中央公論社

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さぶ)
2008-08-04 14:06:46
谷崎潤一郎がこんなタイトルの本を書いていたなんて、驚きですね。
読まれたらぜひ、さわりを紹介してください。
返信する
Unknown (ogawa)
2008-08-04 16:04:28
はい☆
また、レポートさせて頂きます。
只今、入荷待ちです。お盆休みまでには届いて欲しいんですけどねぇ~。
返信する

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