Photo: East News
ウクライナ特殊部隊アルファの指導部は、ドネツク、ルガンスク両都市の自治体の建物を襲撃せよという新政権からの命令をはねのけた。地元マスコミが伝えた。
「我々の仕事は法律の枠内に限定されている。我々の部隊は人質の解放、テロ対策のために創設された。」
マスコミはアルファ指導部の一人のこうした発言を引用し、報じている。
マスコミの報道では将校らはこれより前、ウクライナ最高会議によって任命されたヴィタリー・ヤレマ第１副首相および国家安全保障国防会議のアンドレイ・パルビイ書記代行の要請に対する回答として、ドネツク、ルガンスクのシロビキの話し合いの結果を明らかにした。
一方で、反体制集会の参加者らは引き続き、ドネツクにある州の国家機関の建物およびルガンスクのウクライナ安全保障庁の建物を占拠している。
タス通信
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_04_11/ukuraina-alfa/
© Photo: en.wikipedia.org
米海軍の駆逐艦ドナルド・クックと仏海軍の偵察艇ドゥピュイ・ド・ロームが黒海に入った。11日、トルコ紙Sabahが報じた。
黒海に展開する米海軍の戦艦はこれで3隻となった。米軍司令部によれば、NATO加盟国を「安心させる」ための派遣である。
海峡地帯の地位を定めたモントルー条約によれば、黒海に直接面していない国の軍艦は、最長21日しか黒海に停泊できない。ロシアのラヴロフ外相は、米国船はしばしばこの期限を超過している、と訴えている。
リア・ノーボスチ
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_04_11/271072234/
© Photo: East News
ウクライナのオデッサで、大統領選に名乗りを上げているオレグ・ツァリョフ候補の逗留先のホテル周辺で市民間の衝突が発生した。
大統領候補はナチスドイツからオデッサが解放された日から70周年の祝いを市民らとともにし、演説を行うため、同市に入っていた。
大統領候補の逗留先である市中心部のホテル前に反ロ親キエフ派「ユーロマイダン・オデッサ」が集結したのに対し、親ロ反キエフ派「アンチマイダン」が道路の封鎖解除を求め、衝突に発展した。
地元警察が捜査を開始している。
RSN
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_04_11/271064876/
© Collage: The Voice of Russia
ウクライナ東部のニコラエフで、大統領選挙に名乗りを上げているオレグ・ツァリョフ候補が暴行にあった。RBKウクライナが報じた。
ニコラエフ市の病院を慰問に訪れたツァリョフ氏は、アレクサンドル・ヤンツェン氏率いる「国民義勇軍」代表らに迎えられ、水をかけられ、卵を投げられ、殴打された。
RBK、RSN
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_04_10/271018119/
【ワシントン時事】米財務省は１１日、ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島のガス会社と地元当局者ら７人を制裁対象に追加指定したと発表した。米国内の資産が凍結され、米国の個人・団体との取引が禁じられる。
新たに制裁指定されたのは、クリミア自治共和国がロシア編入に伴って接収した石油・天然ガス会社チェルノモルネフテガス（ウクライナ国営石油・天然ガス会 社ナフトガス子会社）とチャルイ・セバストポリ市長、テミルガリエフ・クリミア自治共和国第１副首相を含む７人。（2014/04/12-07:07）
【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は１１日、国営テレビの番組で、ウクライナ東部の親ロシア派デモ隊が要求しているロシア編入に反対する考えを示した。「（編入の）意向はないし、ロシアの国益に反する」と述べた。インタファクス通信が伝えた。
ラブロフ外相は、親欧州連合（ＥＵ）派のウクライナ暫定政権が、流血の事態回避に向けて対話を開始したことを歓迎。ロシアが求めるウクライナ連邦化をめぐる住民投票実施の可能性が出てきたのを踏まえ、一定の軟化姿勢を示した形だ。（2014/04/11-22:46）
東京電力福島第１原発で放射性物質を含む汚染水などの濃度が過小評価されていた問題で、東電は １１日、原子力規制委員会の汚染水対策作業部会に補正したデータ１６８件を示した。ストロンチウム９０などのベータ線を出す放射性物質濃度が、１リットル 当たり３９００万ベクレルと極めて高い地下水もあった。
東電が補正したのは昨年２～９月に採取した地下水や土壌、トレンチ（ケーブルなどの地下管路）にたまった汚染水などのデータ。
昨年７月９日に採取した海側井戸の地下水に含まれるベータ線の放射性物質濃度は、当初同８９万ベクレルと公表されたが、補正後は同３９００万ベクレルと４０倍以上になった。
また、昨年８月に発覚したタンクからの約３００トンの汚染水漏れでは、濃度は同２億ベクレルとされていたが、補正で同２億８０００万ベクレルになった。今年２月に汚染水約１００トンが漏れた時の同２億４０００万ベクレルを上回った。（2014/04/11-19:29）
