おかるとのヲタク日記

咲 -saki-、ラブライカ、百合、true tears、かなふみ、ガルパン

吸血鬼ハンター(36) D-山嶽鬼

2019-10-05 | 小説
吸血鬼ハンター(36) D-山嶽鬼

今回のDは、ラノベ系の読者に向けた要素も入っているなーと感じました。
もともと、D自身が、俺TUEEEE系なので、本来ならラノベ系でもイケるのですが、
何しろ、性格がストイックで、大抵のヒロインには手を出さないという有様。
第1巻のドリスに手を出しそうになっても、鋼の精神力で、止めちゃいましたからね。

今回のヒロインは、ミルドレッド。
性格は、ドリスに似ている感じです。弓使いの漁師。

Dが死にそうになっているときに、行う彼女の行為が、この作品の全てな気がします。

やはりDシリーズは、ヒロインが生き残る方が良い。


吸血鬼ハンター35 D-黒い来訪者

2019-06-09 | 小説
吸血鬼ハンター35 D-黒い来訪者

久しぶりのDです。
シリーズが長くなり、Dが強くなりすぎてしまったので、敵をどうするのかが、本当に悩ましいですね。

今回は、敵はそんなには強くありません。
テイスト的には、ガレーン・ヌーレンブルグみたいなお婆さまもちょっとだけ登場

ヒロインともう一人のヒロインで、百合風味はあるか? といえば、それは無し(苦笑)

でも、終わり方はいつもとちょっとだけ違う。

あと、世の中怖いのは、夫婦喧嘩だよな、と。

ちょっと隠しテーマの存在が、分かりにくく、かつ希薄なのがもったいないかなと。
神祖が常に関わっているのですが、そのへんが今回は薄い。

記憶操作に対抗しての20cm×10cmは良かった。
時だましの香のような、シリーズ全体の根幹に関わる設定がちょいちょい入ってくるのもいいですね。
※今回は、時だましの香は出ません。


☆で表現するなら、☆5に対して3つくらいかなー。


吸血鬼ハンター34 D-死情都市

2018-09-09 | 小説
吸血鬼ハンター34 D-死情都市

これがDシリーズですわ。
2作前の、「D-五人の刺客」の出来が酷くて、こりゃもう駄目かなと思いましたが、前作、今作と
Dはこういうのだよ、というのが戻ってきたので、旧来のファンなら買っても大丈夫かと思います。

Endingには2つのパターンがあります
 誰も残らずDが去って行くパターンと、
 誰かが生き残って何かを紡いでいくというパターン

本作は、生き残りパターンです。私は、この方が未来を感じられて好きです。

あと、外伝のヒロインについて、少しだけ触れています。
オリビアが乗っているバイクは、2台しか製造されていないうちの1台なのか。


吸血鬼ハンター33 D-呪羅鬼飛行

2018-04-15 | 小説
吸血鬼ハンター33 D-呪羅鬼飛行

前作の出来が酷くて、今回、正直買おうかどうか迷ったのですが、結局買いました(笑)

いつものDが戻ってきました。
今回は、いつも陸戦が中心のDにしては、たぶん初めての空戦中心です。
とはいっても、飛行しっぱなしってわけではありません。

ゲストキャラの一人、スノウ女史が、脳内で眼鏡巨乳秘書に変換されてます(笑)

Dはもはや、アカシックレコードすら書き換えられる無敵超人ですが、さらに
新宿のマンサーチャーの秘技も使えます。

確か、過去作で1~2回登場しただけですが、今回は空戦ですので、必要になりました。

そのあたりのクロス・オーバーは、菊地秀行ファンなら楽しめますね。


うん、結論からすると、Dファンなら買って良いでしょう。
前作で、幻滅した方にも、今回はお薦めできます。


ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台

2017-02-26 | 小説
ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台

シリーズのメインストリームは完結です。
栞子さんは、やっぱりおっぱいです(笑)
大輔の母親にも、胸が、と言われているし。

栞子さんの母親、智恵子のCVは、田中敦子さんでずっと再生されてました。
栞子さんのCVは、意外と脳内で当たっていないので、アニメ映画でどうなるか。


栞子さん、蒼いワンピースか。うんうん、そうだよね。
髪の長い、本が大好きな、おっぱいさんは、青が似合うのだ。これ真理。


ストーリーの落ちは、なかなか良かったです。
この野郎、という読者のフラストレーションが、最後に解放される展開。

そして、母親の智恵子さん、ふざけた奴ですが、それでも母親なんだろうなあと思います。
腐っても鯛というか。

まあ、栞子さんからしたら、ふざけるな、かもしれないですが。
似たもの同士ですしねぇ。



実写映画? 知らない子ですね(笑)
栞子さんを演じられる女優なんていないでしょ?


D―消えた貴族軍団 吸血鬼ハンター第31巻

2016-11-08 | 小説
D―消えた貴族軍団 吸血鬼ハンター第31巻

久しぶりに、Dを読んだ!という感じがします。
神祖の実験というシリーズを通したテーマは変わりませんが、今回、いつもと違うオチになっているのは
菊地秀行先生、心境の変化でしょうか。

何はともあれ、Dシリーズとはこうだよな、という感じです。

ヒロインは、クリスティーナとベガ。
ベガはねぇ……、なんか、生かしておいてもいいんじゃないかなぁと思えるヒロインです。
まあ、あちら側のヒロインなので、やっぱり滅んじゃいますかねぇ。

良い味出してるんですよ、ほんとに。


最近のDシリーズは……と思っている諸兄に、今回はお薦めですぞ、と言いたい。



吸血鬼ハンター29 D―ひねくれた貴公子

2015-06-01 | 小説
吸血鬼ハンター29 D―ひねくれた貴公子

前作から、菊地先生の調子がいいようですね。
本作も、読み応えありました。

今回、外伝も含めて、ダンピールという存在にフォーカスが当てられています。
要するに、どちらの世界からも、石もて終われる存在。
だからこそ、ハンターになるしかないのですが、今回の貴公子は、「貴族になる」と公言しているわけです。

でも、それは本当に良い事なのか。
それでも、他に道はないのか?

Dのターゲットたる公爵も、大老も、それぞれの思惑が入り乱れている中で、どうなっていくのか。

個人的には、90点くらいつけてもいいと思います。
ラスト近くの、女騎士スーラの扱いが、ちょっと締め切りに追われたかなと思わなくもないですが、概ね良い感じです。
もう一人の騎士、ゼンダーは強いね。やはり、敵キャラが強くないとDは引き立たないよね。うん。


吸血鬼ハンター外伝 ダンピール狩り

2015-04-12 | 小説
吸血鬼ハンター外伝 ダンピール狩り

Dシリーズの外伝です。
Dではなく、ダンピールの少女、オリビアがヒロインです。
オリビアが、只のダンピールでなはい理由も、ちゃんと作中で明かされます。

菊地先生の要望は、Dとは正反対の性格にすること。
つまり、寡黙ではなく、おしゃべりで、お金に目が無くて……

ならば、性別も男では無く女に。
バンパイアハンターではなく、ダンピールハンターに。

というわけで、Dの世界観を知らなくても、すんなり読めます。
菊地先生特有の口調「わぉ!」とか、その当たりはしっかり継承されてます。

あと、表紙が行徒さんだったか。
見た事あると思った。
北斗の拳いちご組か…それは行徒妹(笑)


最後に、私の脳内再生CVは、

オリビア:伊藤静

でした。これは、もう、コレしか無い感じ?


ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~

2014-12-26 | 小説
ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~

もし、初めてビブリアシリーズを読むとしたら、今回のをお薦めします。
シリーズの中でも、もっとも良く出来ていると感じました。

小さい謎と、それを取り巻く大きな謎。
そして、それにまつわる、栞子さんを取り巻く人間関係、いや血縁関係か。

本を愛する人種に共通する、執念のようなモノ。
それは、犯人の側であれ、栞子さんのような立ち位置であれ、発現の仕方が異なるだけで、本質は変わらない。

さらにストーリーと上手く絡めてある、栞子さんの初々しさ。
ラブコメか?と思わず突っ込むような描写が、実は、最後の解決シーンへの伏線だったりします。

今回の第6巻はお薦めです。
でも、あと1~2巻で終わってしまうという予告が。
お母さんと対決することになるのでしょうねぇ。


吸血鬼ハンター28 D―夜会煉獄

2014-11-25 | 小説
吸血鬼ハンター28 D―夜会煉獄

今回のDは良かった。何か、昔のDのノリに戻った感じがしましたね。
実は、前作が前編、今回が後編なのですが、タイトルを別にしたのは正解だと思います。
正直、前作は、期待はずれというか、読んでいて面白く無かったんですよ。

本作は、前作を知らなくても、全然困らないです。

Dの基本要素が全て満載。異様な敵が何人も、次から次へと襲いかかってくる。
Dにもピンチが。でも、そこは左手君の出番。

貴族も、ダメ親父と、いいとこのお嬢的な婦人。
バラエティに富みます。

そして、シリーズ全体を貫く要素も鏤められている。
今回は、読んでいて良かったですねぇ。

名前だけの登場ですが、時だましの香、とか、そしてじゃんじゃん活躍する蒼いペンダント。
ご婦人貴族が遠い昔に見た事があるという。

菊池アクションの定番、仮面や影、マリオネットといった要素もいっぱい入っております。

Dシリーズを読んだ事が無いひとでも、本作はお薦めですね。




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吸血鬼ハンター28 D―夜会煉獄

吸血鬼ハンター27 D-貴族祭 近日発売

2014-04-04 | 小説
吸血鬼ハンター27 D-貴族祭

本当なら3月発売だった、Dシリーズ、出ますかー。最近また面白くなってきたですよ。
今回も期待したい。

辺境区の山村では、十年に一度、貴族を呪って当時を再現する祭りが開かれる。
今回招かれたのは、百年前、貴族を斃したハンターの子孫たちと、ただひとり生き延びた貴族の娘であった。
だが旅の途中で子孫たちは次々と斃され、 遭遇したDが護衛役に選ばれた。
果たして、姿なき敵の正体は?そしてたどり着いた村で待つ祭りとは!?


そもそも呪って祭りって凄いよなーと。
しかも、当時を再現するからって、貴族の娘はともかく、ハンターの子孫ってどういうことよ?
なぜか、じゃないけど、途中で倒されるとか、そこに意味があるはず。
そこが今回のポイントですよね。

いやぁ、しかし、Dが完全に超絶神にも匹敵する能力(アカシックレコードの改竄)を持っているため
話が作れないかなと思いきや、最近いろいろと趣向を凝らしてきてくれるので、楽しみですわ。






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ビブリア古書堂の事件手帖 第5巻 栞子さんと繋がりの時

2014-01-25 | 小説
ビブリア古書堂の事件手帖 第5巻 栞子さんと繋がりの時

今回は、ブラックジャックが題材になっていて、とっつきやすい感じでした。
ロボトミー関係のネタは、確かにヤバイし、手塚先生が間違った理解をしていたら修正は必要。
でも、キチガイ左翼の言葉狩りなどに、負けてしまうのは良くないね。
今まで、普通の日本人は、そういうことはしてこなかった。言葉狩りから始まるキチガイ思想って、やっぱ日本人の感覚じゃないわけですよ。

おっと話が逸れました。
栞子さん、予定調和とは言え、ちゃんと答えを出してくれましたね。
でも、自分には、半分、あの母親の血が流れていることも自覚している。
そして、その血の強さは、半端ないことも自覚しているか。

それにしても、この母親。智恵子さん、怖ぇぇぇぇ。いや、まじで、怖い。
なんつーか、単純に何でもお見通しっていうのじゃなくて、間接的に、人を操っている感じ、
さらに、それを気にも留めていない感じが怖い。

一言で言えば、魔性の女なんでしょうが、ちょっと違うよね。

やっぱ、この作品、アニメにしてほしいねぇ。

CVがやっぱりポイントなんだよなぁ。

視聴者を惑わせるキャスト例:
智恵子:能登麻美子
栞子:早見沙織

どうじゃ、これ、あながち、無いとは言えないじゃろ(笑)

いや、これ本当になったら、視聴者大混乱だな(笑)

最近、まみまみは、お母さん役もやるようになったから、ちょうど良いかもしれない。


流石にこれは、制作サイドも困るかもしれないので、次案:
智恵子:田中敦子
栞子:佐藤聡美

これ、ありそうでしょ?
少佐ですから、お母さん(笑)
絶対、いろいろ策謀持ってそうでしょ?
娘がエルたそですよ。


なんにしても、実写という黒歴史を消し去るためにも、良い制作会社で、しっかりアニメ化してほしいですね。個人的には、P.A.Worksあたりがいいと思う。



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吸血鬼ハンター26 D-シルビアの還る道

2013-08-08 | 小説
Dシリーズが、遅延無しで、予定通り出るとか。
今回は、貴族の館に奉公に出ていた(というより誘拐された)娘が、暇を出される、というお話。
ベースになるのは、還る場所があるのか、ということ。

伝奇要素としては、菊池先生得意の、「ドッペルゲンガー」と「面」が登場します。

今回、わりと珍しく、ヒロインが死なないです(苦笑)
個人的には、ヒロインには、ポンポン死んで欲しくないので、良いのですが、果たして、今回のお話の場合、それが良いのかどうなのか、難しいところです。
良い悪い、というのは、ヒロインにとって、です。

Dは、もう新技ないだろ、と思わせて、今回も新技出してきますよ。もう、どんどん無敵化してきて、ドラゴンボール状態に(笑)

だからこそ、左手君にも試練が。今回、爆散します(笑)




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バンパイアハンターD 第7巻

ビブリア古書堂の事件手帖 第4巻 栞子さんと二つの顔

2013-02-25 | 小説
私は普段は、帯は付けたまま保管しますが、今回は、すぐに資源ゴミに出しました。
だって、栞子さんは、黒髪ロングで巨乳で清楚で、普段はおっとりだけどスイッチ入ると知的キャラなんですよ?
どう間違っても、短髪ひんぬーで粗雑、その上、知性じゃなくて池沼とか有り得ないから(笑)
実写版なってありましたっけ?最近はTwitterでも誰も触れなくなって、ステマつぶやきしかないみたいですが(棒)

なにやら視聴率は10%をなんとか切らずにいるらしいですが、本当は切ってるね、これ。
キムテヒのドラマと同じパターン。意地でも2桁を守るって指令は出てるんだね。
何しろ、ニールセンがいなくなったから、捏造してもわからんし。独占は碌でもない結果しか生まない。

さて、毒を吐いたところで本編です。


今回は、宝探しに近いものがあります。
コナン君の映画でも、世紀末の魔術師は、ロマノフ王朝のイースターエッグを探す話でした。
こういうテーマは、ワクワク感がありますね。
で、ストーリーがそれだけなら、ちょっと単調。

そこに軸となる母と娘の対立と、争えない血筋の問題を絡める。これがずっと初巻からのテーマ。

さらにヒトリ書房の井上氏との、ある種の和解、というか誤解を解いたところとかも見所。

まあ、何にしても、天然の栞子さんをデートに誘う下りがいいですな。
男の浪漫であります。
しかも、栞子さんは清楚可憐の巨乳さんですからね。ウェヒヒ。

さて、お母さんも一旦退場しますが、次巻はどうなりますかね?

ここまで原作が出来たので、1クールでアニメ化して欲しいです。
ただし、CVが剛力だったら、多分、スタッフ通り魔に刺されるから気をつけろよ。
電通を絡ませなければOKだろうけど。





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ビブリア古書堂の事件手帖 第4巻 栞子さんと二つの顔