女型の巨人編、完です。
宗教はなぁ、基本的には、やっぱり害悪なんじゃないかな。
祈りは、本当にもの凄い力があるなら、例えば量子脳理論でのORに影響を及ぼせるなら、
未来を変えられる可能性はある。
でも大半は、何も行動しないことを正当化しているようにも見える。
多分、吹っ飛ばされたアニに潰されたのは、そんな行為に対する天罰。
ただ、アニにとっては、人間性を捨てているとしても、心理的に追い込められる要素にはなる。
だからこそ、アニは戦わないで、逃げるモードに入っているような。
純粋な格闘術ではアニに勝てない。
アルミンが言う通り。今から格闘術で勝てるとは思えない。
ならば、やはり捨て身の作戦しかないのか。
アニも逃げられないと考えて、対峙するモードに。
アニの格闘術には、どんな目的があるのか。いや、あったのか。
父親の願いとは。
しかし、アニは部分的に硬質化できるとか、フェイズドアレイ装甲みたいなものか。
格闘術で上なのに、部分的にプロテクター有りとか反則くさい。
団長が、わざわざここを戦場に選んだ理由の1つには、単純に精鋭が不足していることもありそう。
つまり、せっかく教練所で育てた新兵の上位を、わざわざ憲兵団で腐らせるなど、戦略的にバカ過ぎる。
もっとも必要なのは調査兵団。
しかし、理屈で動くならとっくにやっている。
となれば、身をもって、体験してもらい、現在の危機的状況を理解せしめる。
そのために、市民が犠牲になっても。
小さい犠牲を惜しんだ結果、全滅の未来が待っているなら、それは惜しんでは駄目だと言う事。
まあ、無駄死にはしたくないよね。
信念が揺らいでいる時に、ムダに直線的に突き進むエレンが来るのはキツイよね。
だが、単純戦闘ならアニの勝利。
が、巨人には単純な試合ではなく、死闘と呼ぶに相応しい戦いがある。
エレンゲリオン暴走中。
残った手で、アイアンクロー。これは効く。目を潰すか。
硬質化エルボーとか、アニ、やるな。
暴走エレンゲリオンから逃げる。片足を切り飛ばしてでも。
そして、人間が戦えることを、いや、完全に女の情念か。
ミカサによって、指が切られる。
死の天使と呼ぶに相応しいな。
そして、遂にアニをさらけ出すことに成功。
しかし、見てしまったですよ。
というか、アニ、これは狡い。女の涙はいつでも強い武器だな。
そして、緊急防御装置なのか、結晶体に包まれるアニ。
何か、聖者の遺体のようですな。
作戦は成功なのか……アニは捉えたが秘密を聞き出せない。
区長はそりゃ聞きたいよな「無駄骨なのか?」
アルミンは冷静に分析するな。けっこうきつい事平気で言う。
アルミンの姓、アルベルトじゃなくて、本当にアルレルトなんだね。
エレンを心配するミカサ。
もう今では、ヤンデレの代名詞みたいに言われていますが、可愛いよね。
エレンが他の女に目移りさえしなければ平和だろう。
アニに対してちょっと、特別な感情があったから、いろいろとね。
「今度は我々が進撃する番」か。
エレンの実家の地下室の秘密。
そして、遂に、壁の正体が。壁は、巨人を骨組みとしていた。
いや、今回も、まじでミカサ、美人だな。
また、原作ストック溜まったら、第2期よろしくお願いします。
面白かった。作画兵団、お疲れ様。

ポチっと押してもらえるとやる気が上がります(笑)
進撃の巨人 第11巻 特装版 (Amazon)