沙村さんが描いているので買ってみた「楽園」。意外と、他の作品も面白かったですよ。うん。
■ゼッタイドンカン 宇仁田ゆみ
鈍感彼氏にモヤモヤする彼女の話。絵柄はマガジンテイストなんですが、なんか味がある。
たまに返ってくるメールの返事が「うん、そうするー△」とか「わかったー△」とか(笑)
△は、絵文字でおにぎりです。
私もしばらく前までのメール文章ってこんな感じだったわー。キーボードとちがって携帯で打つのって面倒くさいんですよね。
この瀧さんっていう彼女が可愛いなぁと思ってしまえたなら、君も結婚だ!
■コレクターズ 西UKO
レディコミ風の絵柄でも、私は全然OKです。百合バンザイ!
にしても、貴子さんの人生、波瀾万丈ですなぁ(笑)
■夜毎の指先 仙石寛子
姉←弟の禁断の恋。仙石さんには百合を描いて欲しいのですが、こればっかりはどうにもならない。
で、実際姉弟の場合、間違いなく、弟は使いっ走りになるんですよね、これが。
お姉ちゃんには逆らえないので、普通は、お姉ちゃんLoveにはならないという。
さて、この物語の場合は、どうなりますか。
■ハート・クッカー 林家志弦
今号、最大の飛び道具(笑)
まあ、大抵の場合、飛び道具といったら、林家さんだよねぇ。うんうん。
今回も、どうしてこういう馬鹿な設定を思いつくのかという。褒めてます。
料理番組で偶然再会した百合っぷる。講師の先生のテンションが素晴らしい。
二人の再会を妨害することなく、しっかり料理を作り上げる先生は、さすがプロです。
ADは泣いていたが(笑)
■金曜日の遠足 中村明日美子
うちの嫁様が好きな、中村さんの作品。甘酸っぱい青春ものです。
好きとか、愛してるとか、そういう分かりやすい単語は出てこないけど、気持ちの変化とか、雰囲気とか、そういうのが青春なんですよねぇ。
■青い珊瑚礁2011 沙村広明
相変わらず、「俺のマテ貝が」とか「くらげ1000匹」とか(笑)
馬鹿ネタかますのが素晴らしい。
あと、かずまこをさんとか、意外とこの本、好みの作家さんが多いわ。
楽園 Le Paradis 第7号