おかるとのヲタク日記

咲 -saki-、ラブライカ、百合、true tears、かなふみ、ガルパン

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第25話 「Re;」

2008-09-28 | コードギアス
ナナリーの瞳は自力で開放だったのですね。
大河内さんの脚本の定番である、駄目な母が、それでも娘を守るというテイストが今回もあると予想していたのですが、ナナリーの自力ということになりましたね。
ナナリーがルルーシュから独り立ちしていることの象徴ということでしょうか。



ナナリー自ら、(瞳が開いたことで)ギアスをかけられるということをルルーシュに言ってしまうのは、先制攻撃ですね。
ルルーシュは基本的に、ナナリーにはギアスをかけないと踏んでいる。

ミレイさんもリバルも達観して、状況の推移を見守ってますね。
オレンジくんはアーニャとバトル中。



藤堂さん、その状態で出撃は無理でしょう。千葉さんでなくても止めますよね、え
え。
それにしても千葉さん、ウェスト細いのに、なんつー、すばらしい乳なんでしょうか(笑)

ナナリーはギアスを否定するけれど、それが単なる綺麗事なら、理想論でしかない。
でも、ナナリーは、ルルーシュと同じく、憎しみを集める象徴としてダモクレスを利用するつもりでした。
つまり、最終的には、ダモクレスとともにフレイヤで自爆という覚悟でいたんでしょうね。



それを聞いたルルーシュは、ナナリーがもう独り立ちして、自分と同じ考えを持っていたことに安心して、ギアスをかけます。



いや…

来ました!最終回での名塚Voiceで「いや…」ですよ、ぐはぁぁ。
そして、その直後の

どうぞ!お兄様!

ぐはぁぁぁ。なんつうー可愛らしさか!

アーニャ vs オレンジくん。オレンジくんやられたか、と思いきや、入ってましたよ、ナイトメアが中に。
アーニャのシールドも間に合わず、取り付くオレンジくん。さらに、「爆散!」
これは、改造人間である、オレンジくんにしか使えない、荒技ですね。



アーニャが記憶がないということを聞いたオレンジくん。ギアスキャンセラーをかけたかな?
R2になってから、オレンジくんのいい人っぷりが素晴らしいですよね。



カレン vs スザクの最強対決は、それぞれにエナジー切れになり、最後は肉弾戦に。
紅蓮のパンチは、ランスロットのコクピットにダメージを。
ランスロットは爆発。
紅蓮のコクピットは、なんとか空を飛んでいるジノに。

ルルーシュ、ナナリーという現在残された唯一の心配なことが払拭されたので、安心してゼロ・レクイエムを実行できる。

ダモクレスとフレイヤを掌握したことで、事実上、勝利宣言ですね。



そして、第1シリーズで、スザクが処刑されようとするシーンを、今度は立場を入れ替えて、再現するルルーシュ。
自分のもっとも近い位置にナナリーを置いているのは、やっぱりルルーシュ、ナナリー大好きなんだなぁ。

ゲリラとして機会を伺うコーネリア様やヴィレッタさん達。
しかし、それよりも前に、立ちはだかる者が。



それは、ゼロ。C.C.はこの計画を全部知っていたから、ずっと哀しい表情だったのですね。
そして、カレンもまた、ルルーシュとスザクの計画に気が付く。
オレンジくんも知っていて、ゼロを行かせる。

今度はスザクがゼロとして、仮面の人生を歩む。
それが分かっているから、カレンも「あれはゼロです」と言って泣くわけですね。
ルルーシュに、やっぱり未練も残っているからってのもある涙かな。



ナナリー、ルルーシュに触った瞬間に、ゼロ・レクイエムの全貌を察知。これは接触テレパスですが、ナナリーに隠されているギアスなのかもしれませんね。
どちらにしても、ナナリーはルルーシュと一緒に居られれば良かった。号泣するナナリー。
ナナリーの鳴き声も、ゼロ!ゼロ!と連呼する民衆の声にかき消されてしまうのが、ゼロ・レクイエムの象徴ですね。


そして、ルルーシュの居なくなった世界。

集団指導体制だけれども、実務面で異常な能力を持つシュナイゼル、恐ろしいまでの統率力を持つコーネリア様、そしてカリスマ的象徴であるナナリー。このメンツはある意味凄いなぁ…。



カレンは、お母さんと暮らしている。
扇さんはヴィレッタさんと結婚したみたいで、玉城は喫茶店ですか。
記念写真を見ると、凄いメンツですよね。
コーネリア様&ギルフォードのカップル。
ロイドさん&セシルさんのカップル。
ジノ&カレンのカップル。
藤堂さん&千葉さんのカップル。

アーニャはオレンジくんと、オレンジ畑ですか。

ダモクレスは軌道を外れて宇宙の塵に。

C.C.は不死の魔女のままでしょうか、どこへ旅立つ?


いやー、長かったルルーシュの闘いは終了しました。
谷口監督が常々言っている、やったことに対する責任を取れ、ということを、ルルーシュは身をもって体現したわけですね。
ハッピーエンドであるかどうかは、視聴者次第ですが、なるべくしたところに落ち着いた感じですね。
にしても、ラスト5話くらいは、もう尺が足りない足りないって感じでしたので、Blu-ray版では、ディレクターズカット版を期待したいですね。はい。


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true tears DVD Vol.7 .ANIME版

2008-09-27 | true tears
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ちょっと古い話題ですが、「あきたこまち」のラベルの絵柄が、萌え絵になったらしいですね。
と、この話題を聞いたとき、思ったことが。
JA富山、やることがあるでしょう。それは、コシヒカリでもササニシキでもいいので、ラベルの絵柄を、是非、仲上家の若奥様にしてください!
P.A.Worksか、原案の夢人さんか、もういっそのこと、流石堂の流さんにお願いしてですね、比呂美さんで。
麦わら帽子とか似合いそうですよ。
まだ間に合うぞ、ガンバレ、JA富山!

さて、ついにラストDVDが来ました。
この後は、BD-Boxに想いをはせるわけですが。

.ANIME版を購入しましたので、特典ディスクも。



ラストなので、ヒロイン3人ですね。

さて、今回のDVD、最初の視聴の注意が、ヒロイン3人で分担してますよ。
特典映像のtrue tears ふぉ~えう゛ぁ~(仮)もヒロイン3人です。オチは愛ちゃん担当(笑)

で、ですね。今回の一番の収穫は、ブックレットの中のアフレコ台本表紙イラストギャラリーでしょう。
アフレコ台本表紙は、毎回ヒロインの誰かになっているようで、

・乃絵…6回
・比呂美…4回
・愛ちゃん…3回

となってます。
愛ちゃんは基本的に、「恥じらい」の表情になってますね。
乃絵は意外と、思い詰めた感じのものは少なく(12話のだけ?)、笑顔にふくれっ面(笑)、吹っ切れた感じの表情などですね。
で、我らが比呂美さんは、愛ちゃんや乃絵が担当しない感情を重点的に担当しています(苦笑)

・第2話…困惑
・第5話…哀しみ



これだけは、確実に服を着ていません(笑)

・第8話…諦め
・第11話…これが難しいのですが、眞一郎のターゲット・ロックオンした時でしょうか?

そういうわけで、比呂美さんの笑顔の表紙が無いのですよ(苦笑)

本編の12話、13話は、じっくり見て、見直すシリーズで、レビューしたいと思います。




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Candy boy episode:03 「コエラレナイカベ」

2008-09-26 | Candy boy
いやー、episode:03が月末になってしまったので、true tears DVD Vol.7とか、ストライク・ウィッチーズ第1巻とかと重なってしまって、困ったですよ。
でも、DVDとかは、これからじっくり見るので、明日ですねー。

では、櫻井姉妹、北海道に里帰り編です。

前回、帰省費用を使い込んでしまった奏に代わって、飛行機チケットを手配してくれたのは、咲夜。
ビジネスクラスかと思いきや、隣り合った席があるということで、エコノミークラス(笑)




奏が使い込んだ結果を、お互いに見せ合う演出もいいですね。

飛行機の中では、雪乃はいつも通り、お土産をもう開けて食べてるし、咲夜ちゃんは、妄想に花を咲かせてます。
でも、その妄想は、実現しない???
っていうか、温泉とか露天風呂は、次回も無いのでしょうか????

咲夜ちゃん、無人駅から、タクシー無しとか、バス3時間待ちとか、すべてにショックを受けているのは、さすが都会っ娘。
長野の田舎も同じようなものですからねぇ。
駄々をこねる咲夜ちゃんに、雪をぶつけるのは、今回、初登場の雫ちゃん。



雫ちゃんは、どうやら雪乃のことが好きみたいですね。さすが、百合の花が咲き乱れるCandy boy。
奏には咲夜ちゃんがいるので、雪乃には雫という対比ですね。
うまい設定です。

家に帰ると、お母さんは怪我をしたお父さんの面倒をみるために不在。
まさに、若い娘さんしか登場しない、それがCandy boyクオリティ(笑)




奏と雫は夕ご飯の用意。
そして、咲夜の真の目的、それは奏の部屋を物色すること(笑)
2つ並んでいる机でも、どっちが奏のものか分かるらしい(笑)
もはや、暴走が止まりません。

雪乃に咲夜の暴走が止められるか心配な奏(笑)
そんな奏に、ライバル意識剥き出しの雫。
雪乃のことを「雪ちゃん」と呼ぶようになったことを突っ込む。


雫ちゃんは、登校拒否少女のようですね。
そしてその理由は、どうやらお姉ちゃんたち(特に雪乃?)が家を出てしまって寂しいことのようですね。

さて、奏と雪乃はどうする?というところで次回に続きます。
初の前・後編ですかね。


で、その頃、咲夜ちゃんは、簀巻きにされてました(笑)
雪乃、やるなぁ。




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ACONY(アコニー) 冬目景:著 月刊アフタヌーン2008年11月号

2008-09-25 | 冬目景
普通、週刊や月刊連載だと、第●話とか、そういう連番とか、あとサブタイトルとかってあるのに、アコニーってば、そういうのが無いんですよ(笑)
困ったものですね。紹介しづらいったら、ありゃしない(笑)



アコニー、座敷童と遊んでおります。お手玉とかして。
しかし、座敷童ちゃんは今回の主役ではなく、それは、座敷童ちゃんの持ち主だった女性。



「しきみ野アパート」には不思議な人達がやってきます。
彼女は、落とし物を探していました。



指輪を探している。しかも結婚指輪でした。



指輪が見つかると、彼女がそのままスッと消えてしまいました。
彼女の姓は、○○。これは、実際にアフタヌーンを読んでくださいね。

で、彼女役の、私の脳内Voiceは、

名塚佳織さん

で決まりました(笑)
比呂美っぽく、アダルティな声のVersionで希望です。

それにしても、



いや、読者の大半が忘れてますよ、その設定(笑)
私も、完全に忘れてました。

true tears 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Bパート act.2

2008-09-22 | true tears
今週末には、DVD最終巻が来ますね。
この後すぐってわけにはいかないでしょうが、BD-boxとか、ドラマCDを映像化してくれるだけでもいいのですが、理想的には、true tears Next Generation希望…(以下省略)

あと、流さんのblogで、乃絵役の高垣さんもまた、聖地巡礼されたという情報が。
比呂美(名塚さん)に続いて、乃絵(高垣さん)もまた。
うーん、何てスタッフ(キャスト)に愛されている作品なのか。だから、バンダイさん、なんとかしてくださいよ。


では、true tears 最終回まで視聴した後で見直す 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Bパート act.2です。



比呂美の居た部屋に入る眞一郎。
最初、これ、凹んでる自分を比呂美に慰めて欲しいというか、すがりたいというような甘えてる状態が、こういう行動を取らせたのかなぁって思ってました。
でも、凹んでるのは同じですが、ちゃんとした比呂美の行動の結果としての、空き部屋に来て、比呂美はちゃんとしてるけど、自分はどうなんだ、乃絵に「貴方は飛べる」って言われても、飛べそうもない自信喪失の自分、そんな本当に凹んでる状況なんですね。



で、true tearsは、こういう凹み状態の時にさらに、追い打ちをかけてきます。4話の比呂美さん(眞一郎でダメージ、眞ママで追い打ち)とかね。
眞パパ、麦端踊りのこと、そして、絵本のことも楽しみにしていると言う。
実際、眞パパにしてみると、素直に自分が楽しみにしてることを言っただけなんでしょうが、今の凹んでる眞一郎には、さらにダメージ。それも、眞パパというコンプレックスの対象から言われると二重にダメージ。
ここの眞パパ、歩き方が自信満々なんですよね。まあ、眞ママと比呂美の件が落ち着いたので、不安要素が無くなってるってのもあるでしょうが。
もう1つ、ここで、別に眞パパひとりで登場しても良かったんですよね。対眞一郎ダメージという意味では。
でも、眞ママと仲良く登場しているところが、ちゃんとしていない眞一郎には、さらにダメージになるようになってます。

で、丁稚どんも楽しみにしてるって言う。凹み状態の眞一郎にはきつい一言なんだけど、スルーしそうでいて、ちゃんと「がんばるよ!」とヤケクソ気味に言うところが、眞一郎が優しいところですよね。
凹んでいるけど、相手の好意もわかってるから、無下にしない。

この後の絵本で、失速するじべたと、それを見つめている雷轟丸は、両方とも眞一郎なんじゃないかと思います。
飛ぼうとして飛べない自分と、もう一人そんな自分を客観視している自分。



さて、みなさんお楽しみの、比呂美さんお風呂タイムです(笑)
存在自体がエロいと言われる比呂美さんですが、やはりそのエロさは、作画の丁寧さからも醸し出されてます。
お風呂から出て、背中のアップが見えてるものの、お尻とかは見えてないのですが、その細い腰からのヒップラインが、ちゃんと1歩1歩歩く毎の動きがあるんですよね。
だから、見えないけど、そこにヒップラインを想像できるわけで、そのあたり、エロさの根源かと思います。



で、彼女の可愛いところは、プラを見て、「!」と思い立った感じが表情に出てますよね。
お茶目な感じがします。



ここも、足のみ見えてるから、全身は想像しないよって感じですよね。ええ、想像しますとも!(笑)
さらに名塚さんの声が、エロ可愛いので、さらに相乗効果です。はい。

冷凍庫には、各種アイスが常備されているのも、アイス大好きな比呂美さんらしい。
さすがに高校生なので、ハーゲンダッツとかよりも、量優先かな。何個か入りパックが多いですね。



比呂美さん、携帯もピンクなのは、やはり自分のイメージカラーがピンクって決めてるんでしょうね。
携帯の送信者表示が朋与なので、表情も、ぱっと明るくなるのも細かい作画です。



朋与の電話は、バスケの試合の件。
比呂美さんの癖、何か間が空いた時に、何かを廻す。缶コーヒー、今回はアイス。何気に可愛いですね。

「男も引っ張り込み放題だしね?」
「うん!!!」
「えぇっ???」

これ、朋与は冗談のつもりで言ったら、「うん!!!」って、もの凄い強い肯定が返ってきてビックリって感じですね(笑)
まあ、実際引っ張り込んでるわけじゃないけど、眞一郎を部屋に入れてますからね。
それに、眞一郎とうまくいってるって、嬉しくて誰かに言いたい気分なんでしょうね。あからさまには言わないけど、こういう何気ない会話とかで、つい、ね。

朋与がお母さんに呼ばれて電話終了。お母さんって単語に、ちょっと比呂美は自分のお母さんを思い出したかな。
一人暮らしは自由でもあり、ちょっと寂しくもありますからね。

するとまた電話が。今度は送信者表示を見て眉をひそめる比呂美さん。
純からの電話。やはりバスケの試合の件。でも、なぜか謝る比呂美さん。これ、事の発端が自分が4番を好きって言ってしまったことが原因だから、やっぱりそこが起点ってのが負い目なんでしょうかね。
しかし、純としては、乃絵のためにも何とかして比呂美をつなぎ止めておかないといけない。むりやり逢う約束を取り付けます。
切羽詰まってますね。




翌日、仲上家の手伝いをしている比呂美さん。
眞ママから、「眞一郎の部屋に洗濯物持っていってくれ」と言われて、ちょっとビックリ。
いくら和解したとはいえ、部屋に行っていいって言われるのは、意外だったのかな?
眞ママからすると、もう比呂美を眞一郎のお嫁さんに、くらいの勢いですからね(笑)
それは推測なんですが、比呂美の家に眞一郎を迎えにやらせてるのって、眞ママじゃないかと思うんですよね。
きっとそういう口実でもないと、奥手な眞一郎は比呂美の処に行かないだろうと予想しているんじゃないかと。
で、無理矢理な口実として、迎えに行ってこい!と眞一郎に言っている感じ。
眞一郎も比呂美のところに行くのに、口実がある方が行きやすいですからね。



階段を上がって2階に行くシーンも相変わらずエロいですよね。

眞一郎の部屋の前で、「あのっ」って言う比呂美さん。なんだか緊張してる。
眞一郎の部屋には、すでに一度入っているから、そんなに緊張しなくてもって思うけど、このあたり、初初しいですよね。



洗濯物を置くだけで、なにか嬉しそうな比呂美さんですが、しかし、机の上に見付けた絵本は、
「雷轟丸とじべたの物語」
前に一度入った時には、私(がモデル)の絵本だったのに……。
これは、ちょっと不安になりますよね。鶏のモチーフは乃絵と直結しますからね。
「ちゃんとするから」と言ってくれたのに、乃絵の絵本を作ってる。まさか、ちゃんとするってそういうこと?
そんな不安がグルグルと廻りますよね。いや、当時視聴していた私も含めてですが。



そこへたぶんトイレに行っていた眞一郎が。
何かを手に取っていた比呂美さん、慌てて机に戻して、取り繕います。
絵本が気になる比呂美さんと同様、純のことが気になる眞一郎。
交流戦見てた、という眞一郎に、「眞一郎くんは、麦端踊り、頑張って」
とちょっとぶっきらぼうに言う比呂美さん。純のことを訊かれるのは、ちょっと嫌なんでしょうね。



ここ、ちょっと可愛いなと想います。眞一郎をわざと見ていない(笑)

でも眞一郎はそう言われても、きになるわけで。
「あいつ…」
「うん、…あの公園で…」

ここの後、公園のシーンになるわけですが、ここ、時系列が過去に戻ってるんですよね。
blogのコメント欄で教えてもらうまで、ずっと違和感だったんですよね。
true tearsお得意の、前振り無しに過去のシーンを挿入するという。



比呂美が「私のために、嬉しかったし」というのは、本当の気持ちでしょうね。
バスケット好きとして。

でも、それはそれ。今度は私の用を言うわね。

それでも何としても比呂美をつなぎ止めておきたい純に、遂に本当のことを言います。
「あなたには、あの子以外のことは、どうでもいいのよ」
核心ですね。そして、ここで言うどうでもいいの中には、純自身も含まれている。

「なぜ分からないの?」
本当は分かっていたけど、どうにもできないことだから、目を背けてきたんですよね。
でも、比呂美さんにズバリ指摘されてしまい、どうにも逃げ場を失ってしまいました。



それは、その後、呆然と立ちすくむ純の描写でわかりますね。

それをたぶん、比呂美を迎えに行ってこいって言われていただろう、眞一郎が目撃。
純と逢っていたってことが、ひっかかって、さっきの質問だったんでしょうね。
でもそれは、純との完全な決別のシーンだったのですが。
しかし、ホント、眞一郎は比呂美を見かけるだけで、愉しそうになる、なんて分かりやすいんだ。
それが分かっていればなぁ。この後の12話で動揺しなくて済んだのに。

夜。眞一郎の絵本は何というBad End。でも、現状の眞一郎をまさに反映した絵本になっちゃってます。



一方、もう眠りにつこうとしていた比呂美さんに電話が。
送信者表示をみれば、純から。「もう話すことは…」という比呂美さんに、なりふり構っていられない純の声が。
「乃絵が帰って来ないんだ…」



事態が事態なだけに、一通り話を聞き、そして、眞一郎にも探してもらうように連絡を頼まれる比呂美さん。
携帯のアドレス帳には、あの歯磨き事件の画像が。
この娘さんの眞一郎好きっぷりは、素晴らしいものがあります。
でも、この話の流れで、この映像を見せられると、視聴者心理として不安になりまくりです。



そして、携帯を閉じてしまう比呂美さん。この時、彼女の心の中の葛藤は、もの凄いものがあったんでしょうね。
どのくらい葛藤していたか、でも、比呂美さんは人としてまっとうな行動を取りました。
それはそれでちょっと切ないのですが。

眞一郎に電話すると、眞一郎は起きていて、しかも絵本を描いていた。
しばらく間があって、「雷轟丸とじべたの物語」とぽそっと言う比呂美の声に、「え?」と言う眞一郎。
これだけで、まさに比呂美の予想が正解だったわけで、またいっそうブルーな気持ちになってしまいます。




乃絵が帰宅していないことを知らされると、すぐに探しに出かけてしまう眞一郎。
「しんいちろ」で切れてしまって、トーン音のみになるのがさらに切ないですよね。
いや、冷静に考えれば、眞一郎の行動もまた、しごくまっとうなんですが、比呂美さんにも、視聴者心理にも、もの凄い不安が。

ここの髪を縛って、肩から降ろしている比呂美さんが、また可愛いだけに、一層切ないですよね。



純も眞一郎もあてどもなく探すわけですが、そうそう見つからず、そして、比呂美さんの心中には、爆発的な不安の渦が。



乃絵は鶏舎の中にいました。
「やっぱりお前(じべた)の気持ちはわからないわ」
中にいたのは、じべたの気持ちを知るためでしょうか。
じべたは飛ぼうとしないことの象徴ですが、乃絵がその気持ちを理解しようとしているのは、自分も飛んではいけないっていう心理でしょうか。
この場合の「飛ぶ」は、自分の気持ちに従って、眞一郎にもっと好きだと訴え、結果的にですが、眞一郎の中の比呂美への気持ちを、自分に向けさせたいってことかなーと思います。
でも、きっともう一人の理性的な自分が、「眞一郎の好きなのは比呂美」なのだから、諦めるのよって言っている、そんな葛藤状態なんだろうなぁと思います。
さらに単なる片想いではなく、乃絵と眞一郎はある種の好意を相互に持っていますから、話がややこしいというか、簡単じゃない。



そんな自分の気持ちの葛藤を、じべたに投射した行為が、「じべたを飛ばせてあげる」という行為ではないかなぁと。
それだけ眞一郎への気持ちが強いってことなんでしょうね。
乃絵は最終回で、知らないことは罪って言ってました。
眞一郎の比呂美への気持ちを知らなければ、純粋に自分の好きだって気持ちを眞一郎にぶつけられる。
でも、今は知ってしまった。でも、やっぱり好き。
このどうしようもない状態は、それまでの乃絵が経験したことの無い状況だったのではと思います。



眞一郎は、乃絵が居そうな場所=鶏舎にやってきました。予想通りでしたが、乃絵とじべたは居ない。
こと、ここに至って、乃絵の堤防での言葉の意味を理解した眞一郎。

ここも、放映当時、ここでそれを思い出すってことは、まさか、そういう結末へ向かってしまうの?って思いましたですよ。



そして、堤防で見付けた乃絵の口からは、



「眞一郎~の心の底に………湯浅比呂美………」

あぶらむしの唄は、眞一郎が好きっていう表現の1つだと思うのですが、その唄のラストに、「湯浅比呂美」って言う表現をする乃絵って凄いなぁと思います。
眞一郎のことが好きで、好きだからこそ、眞一郎の心の底も、分かってしまって、そこに居るのは湯浅比呂美。
ここのシーンの乃絵の表情が、もの凄く穏やかな表情のように見えるのは、やっぱり比呂美が眞一郎の心の底にいるのね、って自分で確信したからかなぁと思います。

ああ、でも乃絵の心理状態ってやっぱり難しいですね。
岡田さんじゃないと、完全には理解できないような気が(苦笑)


そして、いよいよ来ちゃいましたね、12話が。
実は、あまり再生していないので、じっくり見ないといけないですね。10話と13話はもう何度見たかわからないですが、12話は4回くらいしか見ていないような気が(苦笑)



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コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第24話 「ダモクレス の 空」

2008-09-21 | コードギアス


ナナリー、やはりフレイヤの発射ボタンを押すのは、本当に切ないのですね。
世界の核ミサイルの発射ボタンを押せる人たちは、ここまでちゃんと背負ってますか?

フレイヤによって、兵力を消耗していくルルーシュ軍(というかフレイヤを撃たせ続ける作戦ですが)
こちらからの攻撃は、すべてバリアされてしまって、哀しいかな、無効状態。
打つ手なしな感じですね。



リバルはニーナを守れなかったことを悔やんでますが、ミレイさんはけっこう評価してる?
それにしても、ミレイさん、やっぱりエロいなぁ。健康的な色気というか。

ルルーシュのアヴァロンは背後から攻撃を。緑川軍でした。
スザクは緑川、そして藤堂さんと相手にしないといけない。このあたり、絶対的な戦力不足は否めないところ。
藤堂さんを戦闘不能にできたものの、アヴァロンはフロートシステムにダメージが。



ここでルルーシュは作戦を変更。
総員退艦命令。ニーナはユフィの仇であるルルーシュを許さない。でも、それとは別にフレイヤシステムを作ってしまった自分へのけじめのために、ルルーシュと共闘したのですね。



それはそれとして、ここのカット、エロいですよね。



ルルーシュ、みずから出撃。護衛をC.C.に頼む。
C.C.はギアスを授けたことを後悔していないのか?と尋ねるけれど、ルルーシュに一片の悔い無し!
ギアスによって、それまでの惰性の人生から一転したわけですからね。そして、その後は、全部自分のやった行為の結果であると。
C.C.がルルーシュを受け入れた瞬間をぶちこわすのは、やはりもう一人の彼女のカレンの役目ですね。



やっぱりカレン、涙目なのは、未練があるんだよね。
C.C.が紅蓮を止めている間にルルーシュ出撃。

フレイヤの標的はルルーシュに。ボタンを押すナナリーの「はぁ…」という息づかいが。切ないですね。
やっぱ、名塚さんはいいなぁ。

アンチフレイヤシステムには、かなり厳しい条件が。データ入力を19秒以内、実行時間0.04秒。
うまくルルーシュとスザクに役割分担できる設定ですね(笑)
槍の穂先がダサダサだなと思っていたら、条件がそろったとき、いきなりかっちょ良く変形するとは、やってくれる。

そして、フレイヤ発射のために開けた穴から、突入。
その衝撃でナナリーは発射スイッチを落としてしまいます。

シュナイゼルは、突入された時のプランも用意していました。つまり、ダモクレスごと、ルルーシュ達を葬る作戦。
そんなルルーシュ達を妨害するのは、ジノ。しかもそのナイトメアの能力は紅蓮並に改造済み。
とてもルルーシュが相手をできるわけもなく、スザクが相手を。
「行け、倒さねばならない敵と救わなければならない人がいる」

やはり、スザクはナナリーを助けたいんですね。

ダモクレスの外では、オレンジくんはアーニャと、そして紅蓮はC.C.と。
しかし、C.C.がいくらランスロットを操っても、パイロットとしての資質ではカレンには勝てない。



でも、それ以前に、カレンに「それって好きってこと?」と聞かれて、ドキっとしてしまうC.C.には勝ち目は無いですね(苦笑)
しかし、そんな表情もいいですね。C.C.、脱出ポッドで脱出しましたが、戦線からは離脱。



さて、今回の謎のシーン。
フレイヤスイッチを探しているナナリーが、何かに気が付き、頭を向けます。
それはいったい誰?

脱出艇に乗り込むシュナイゼル達に、通信が。
そこには、ルルーシュの姿が。
チェックメイトをかけられたのは、自分たちだと気付くシュナイゼル。
シュナイゼルには、勝つ気がない、でも、負けることもしない。だから今回は負けてもらうと。
「つまり、私を殺すと?」
いやー、今回、まんまと私もルルーシュの策に嵌りましたよ。マオとの対決でも使ったんでしたよね。やられたなぁ。

緑川は、人質解放に成功。
咲世子さんやロイドさんたちもちゃっかり人質達一緒に。でも、これも何かの作戦もあり?最終回待ちですね。

そして、病室にいるのは、コーネリア様。仰向けで寝ているのに



何というけしからん乳(笑)



シュナイゼルの本質を見破れなかった自分を悔いていますが、その側には、なんとギルフォード卿。
良かったですね、コーネリア様。なんだかんだ言っても、ギルフォードのこと、好きだもんね。それにしても、やっぱりコーネリア様は、美人だなぁ。

「皇帝シャルルは昨日を求めた。あなたは今日を。俺は明日が欲しい」

うまい表現ですね。
「私を殺したまえ。だたし、君もフレイヤで消える」
そんなシュナイゼルの肩に手を置く人が。
それはルルーシュ。いや、ほんと、やってくれます。

しかし、麻酔銃を無視してルルーシュに銃を向けるディートハルトは凄い精神力だ。
でも、そのディートハルトを撃ったのはギアスにかかっているシュナイゼル。

「せめて私にもギアスを…」

このこだわりが凄いですよね。ディートハルトは。でも、そんな最後の望みをあっさりと

「おまえにはギアスを使う価値もない」

これ、ルルーシュに言わせてる台詞ですが、今のしょうもないマスコミに向けた厭味な気もします。

スザク、やはりジノの能力を上回っています。
しかし、ジノの目的は直接スザクを倒すことではなく、カレンの輻射波動のための穴を開けること。
これは、かなりヤバイ状態ですよ。

いよいよクライマックス。
フレイヤスイッチを持っているナナリーに逢いに来たルルーシュ。
ここで、ナナリーが椅子に座っているのは、なぜか?



そして、まさか、このタイミングで

ナナリーの瞳が開くとは!



「お兄様、私にもギアスを使いますか?」

はうーん、名塚Voiceがたまりませんが、ルルーシュも困りました。いよいよ次回最終回。
ルルーシュはどうするつもりか。そして、ナナリーに近づいた人物は誰だったのか?


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咲 -saki- 第39局「運命」 小林立:著 ヤングガンガン

2008-09-19 | 咲 -saki-
実に1ヶ月半ぶりの、咲ちゃん、久しぶりです。
どこまでストーリーが進んでいたか、忘れちゃってる人もいるのでは?(笑)



そんな人達のために、まずは、鶴賀学園の本当の部長と、エセ部長の注意書きが扉絵(笑)
かじゅ先輩は、部長じゃなかった……。

true tears 10話冒頭の比呂美さんに言って欲しいですね。「部長じゃなかった………」



かじゅ先輩の技によって、ようやく衣の親を流したところです。
座っている3人と、立っている衣の背丈が同じなんですね。ちんまいなぁ。衣は。
しかし、どうみても、むくれているだけにしか見えない衣ですが、闘志がさらに沸き立っています。



盛り上がっている透華たちを尻目に、鎖娘は、「夜」の衣の恐怖を想い出していますね。
それもあって、衣を大将にしているのでしょうね。

南2局。かじゅ先輩は、どんどん攻めます。
セオリーに逆らう=衣フィールドからの脱却。



そんな打ち方のかじゅ先輩を信じる鶴賀メンツ。
このシーン、回想シーンですが、

見えないけど桃子も居ますから(笑)

かじゅ先輩、七対子を聴牌。即リーチ。かじゅ先輩の捨牌は、怪しさ大爆発ですが、ねこ娘の手は止まらない。
「西」単騎に振込。しかもドラ2。ハネ萬ですね。

自力で引き寄せた親。かじゅ先輩、この流れを大事にしたい……と、思った矢先。
衣から、ラオウ様並の凄まじい闘気が!
はたまた、オラ悟空状態か!

ネコ娘は反応できてません。

ネコ娘にはスカウターが必要です

そして、我らが咲ちゃんも、反応してますよ?



つわり?(笑)

おかしい、のどっちとのカップリングは、咲×和、なので、咲ちゃんは攻めのはず。
いったい、だれが相手なのか?部長はキャプテンだし、まこ、あたりか?
と、意味不明な解釈をしてしまうくらい、咲ちゃんは過敏に反応しました。



そして、お姉ちゃん(CV:堀江由衣)も、同じタイプらしい。
すでに、自分が清澄の大将であることを忘れ、戦闘意欲消失です。いけませんね。



かじゅ先輩、ビキニじゃないのか、残念(笑)
さっき、ロンできたのは、エナジーを蓄えるために、わざと1局スルーしたようだと気づく。



そんな衣に気がつかないネコ娘が、生け贄になってしまいました。
トイトイ、西、白、赤赤で、ハネ萬ですね。ネコ娘はハネ萬2回振込、これは脱落確定っぽいですね。

我らが咲ちゃんは、たぶん、このまま意気消沈して、前半戦を終了しそうです。

衣は、この後、お腹が空いて、前半戦終了って感じになりそうですね。


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スカイガールズDVD全巻購入特典 SKYGIRLS unplugged (薄い本)

2008-09-18 | スカイガールズ


木本さんのところで、もう月曜日には入手済みとの報告があて、もしかして私の分は、郵便事故なのか!?と、恐れおののいていましたが、ちゃんと来ました。
ああ良かった(笑)

全巻購入特典が、薄い本というのは、かなり珍しいのではないでしょうか?

本格的な薄い本で、イラストあり、漫画あり、設定資料あり、シナリオありと、バラエティに富んでます。

木本さんのところにちらっと出てますが、島田さんの、「周王博士&夕子先生モーションスリット」のイラスト。

何という風俗か!(笑)

こんなお店があったら、行ってしまいますねぇ(笑)



漫画も何種類かありまして、「銭湯」準備で、「御勤め(という名のサービスシーン)」、スカイガールズという作品の本質を鋭くえぐる台詞です(笑)



ツインズの晴子。初期バージョンは、シニヨンだったのか。これはこれでって感じですね。
でも、ショート・ツインテールはやっぱり可愛いです。



そして、夕子先生のイメージサンプル。

何という風俗か!(笑)

これは、ドレスかビキニですよね?
まあ、本編ではこのままの登場は無かったですが、エロ・サンタで登場してくれたので、良しとしましょう。



true tearsのDVDの最終巻に、ぽろっと全巻購入特典は…ってペラでも入ってませんかねぇ。
バンダイビジュアルのポイントシステムに登録してあれば、全巻購入の証明になるわけですから、なんかねぇ。
まあ、全巻購入特典が無くても、true tears Next Generationの製作発表でもあれば、それが一番なんですが。

っていうか、このスカイガールズみたいに、公式アンソロジー出してくれ………


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true tears 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Aパート act.2

2008-09-15 | true tears
もう、うちのサイトに来てくれている皆様なら、ご存じかと思いますが、流ひょうごさんのところに、麦端祭を踊る比呂美さんの素敵なCGがアップされていますよ。
とても、凛々しくて可愛らしい比呂美さんです。素敵です。


では、true tears 最終回まで視聴した後で見直す 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Aパート act.2です。



一人暮らしを始めた比呂美さん。停学処分が解けて最初の登校日なので、「行ってきます」にも情感が篭もってます。
登校シーンの表情がきりっとしているのは、気合いが入っているからかな?
眞一郎のナレーション「あれから乃絵とは逢ってない…」ちゃんとする為には、乃絵と逢うことは絶対条件ですからね。
でも、放映当時はいきなり不安にさせるモノローグでしたよ(苦笑)



鶏舎の前で佇み、はぁっとため息をこぼす乃絵は、眞一郎のことを諦め切れないっていう感じでしょうか…。




比呂美さん、早速眞一郎を招待しています。
眞一郎が靴を脱ぎ散らかしたままなのは、比呂美に心を許してることの描写にも見えますね。他人行儀なら、逆に靴を揃えそうですから。または、今まできっと比呂美が靴を揃えたりしてくれていたので、何の気無しに、そのまま、いつもの調子って感じ?(笑)



眞ママが入れておいた緑色のマグカップは眞一郎専用(笑)
ピンクは、比呂美のイメージカラーなので、比呂美専用ですね。
ここでプライベートモード専用、対眞一郎専用の眼鏡が登場でしたねー。普段はコンタクトだったのね。
螢川との練習試合、男子バスケ部も来るという。比呂美は全然気にしていないのに、眞一郎は、気になる。
そりゃまあ、やっぱり、ね。まだ純と付き合っていることになっているし。
それに、やっぱり、純と自分を比べてしまうでしょうからね。気になりますよ。



「私、雪の海って好き!海、行こう!」

本来の雪が好きな比呂美さんが戻ってきました。ここの仕草が可愛くてなぁ。
枷の外れた比呂美さんは、幼くなります。声も弾んでます。



で、いきなり部屋を飛び出して先に行ってしまう比呂美さん。
普通なら、手を繋いで、ラブラブな感じで行っても良さそうなのに、カギも眞一郎に閉めさせて、自分は先に行ってしまう。
眞一郎の表情が「?」ってなってますよね。
ここは、眞一郎がちゃんと追いかけてきてくれるってことを実感したいのかなぁと思います。
気持ちが幼くなっているから、自分の欲求をストレートに表現しちゃったのかも知れませんね。
あと、カギを眞一郎に閉めさせるというのは、この部屋が比呂美の部屋であると同時に、眞一郎の部屋でもあるよという比呂美さんの意思表示っぽい気もします。普通に考えれば、カギは自分でかけるものだし、そのカギを自分以外の誰かにかけてもらうなら、それはもう家族、眞一郎の場合は、夫ですね。



で、海岸デートなのに、眞一郎は乃絵のことを考えているのは、放映当時は、「何を考えとるんじゃぁ!」って思いましたが(笑)
それまでの枷が外れて、本来の明るい比呂美さんが寄せてくれる愛情や信頼に応えるには、「ちゃんと」しないといけないプレッシャーがかかっているのかなぁと。
眞一郎がちゃんとするためには、やはり乃絵がもっとも重要な要素ですからね。眞パパコンプレックスにしても絵本にしても、全部乃絵が関係している。そのちゃんとする関係のことには、実は比呂美さんは直接関係していないんですよね。



ここで比呂美さんが意図せずに、踊りのこと、眞パパのことを話すので、ちゃんとしていない眞一郎にはさらなるプレッシャーがかかり、そして、乃絵とのことも想い出される。



ちょっと考えていた比呂美さん、ターゲット・ロックオンして、眞一郎にキス。
ここで何を考えていたのかは、true tearsならではの、視聴者が考えてねっていうことだと思います。
第5話の海岸デートのリベンジをしたかったとも思われます。枷がはずれて今の幸せを実感したいということもありそう。踊りを頑張ってねという励ましの意味もありそう。10話で追いかけてきてくれてありがとうという感謝の気持ちもありそう。
それと、眞一郎の気持ちが心ここにあらずっぽいことを感じ取ったかも知れないので、私のことだけ考えて欲しいっていう独占欲かもしれませんね(笑)




携帯に公衆電話からの着信がある三代吉。思い切り不機嫌そうです。
が、声を聞いて表情が一変。それは、愛ちゃんからのもう一度やり直そうという電話でした。
実は三代吉は「あいちゃん」の近くで電話を取っていた、ということは、当てもなく「あいちゃん」のところへ足が向いていたのでしょうね。



「私も、それまでに編み物の腕、磨いとく」
ここで、直接三代吉に声が届かないように、電話口に囁くように話す愛ちゃんがいいですね。演出が細かいです。
ちょっと恥ずかしいんでしょうね。「準備中」の札が、今の二人の状態を表しています。



眞一郎と比呂美は仲上家に帰宅。入ってくる入り口は違っているけれども、眞一郎は相変わらず表情に出てますね。嬉しさが(笑)
そう、彼は、もの凄い分かりやすかったんですよね。12話もそれを踏まえてみていれば、動揺しなくて済んだのに(苦笑)


さて、学校では、螢川との対抗戦。



比呂美には、露骨なファールの嵐です。んー、キャプテンや朋与は、ちゃんとサポーターが見えるのに、比呂美にだけは、やっぱりサポーターが見えないですね(笑)



キャプテンが審判にアピールしようとした時、純、登場です。
純は自分がもてていることは理解しているので、サクッと釘を刺します。自分のキャラを分かってて、どうするのが効果的なのかも分かってる。純にしてみると、比呂美をつなぎ止めるためが半分、純粋にバスケット好きとして許せない行為だからが半分くらいかな。
で、それを見てしまった眞一郎。事情はどうあれ、比呂美に対して格好良くアピールできる純を見てしまうと、どうしても自分と比べちゃいますよね。ちょっと凹む。
「俺…」
比呂美の為に、自分ができることっていうのを考えてますかね?何ができるんだろうって。
いたたまれず体育館を後にする眞一郎に、三代吉が。乃絵に「呪いがかかってなかった」って伝えてくれと。
三代吉、幸せ満喫中なんでしょうね(笑)
しかし鶏舎のところには乃絵は居ない。



そして、夜、踊りの稽古場には、もう愛ちゃんは居ない。
男はね、バカですから、比呂美を選択したはずなのに、乃絵や愛ちゃんに逢えないと、ちょっと寂しいわけですよ(苦笑)

そして、帰宅した眞一郎は、比呂美の元居た部屋の前に。



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コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第23話 「シュナイゼル の 仮面」

2008-09-14 | コードギアス
今回も尺が足りない感じですね。DVDでは、ディレクターズカット版にしてもらえると嬉しいですね。



帝都でフレイヤが使われたことを信じられないオレンジくん。
でも、そこに命からがら脱出してきたと思われる咲世子さんが。



ナナリーを見たルルーシュ。文字通り、目が点になってます。
しかし、ナナリー、細いなぁ。
やはり、ナナリーに対するルルーシュやスザクの弱点、ナナリーに嘘を付いていたということをシュナイゼルは悪用している。

私のためにギアスを使ったの?というナナリーに、わざと非道い言い方で突き放すルルーシュ。
でも、本心は指の動きに現れてますね、瞳のアップのカット、瞳の前に髪の毛が何本もあるのは、単にビジュアル上の問題ではなく、今のルルーシュの本心を表現しています。

そして、ナナリーが何か言いたそうにしているところで、通信を切ってしまうのは、これ以上喋ると、本心がばれてしまうからですね。



ナナリーがフレイヤを許すことはあり得ないと思っていたら、やはり、シュナイゼルは嘘を教えてましたね。
コーネリア様は、それに気が付きました。
ナナリーの性格から、フレイヤを撃つ発射装置を持たせることもシュナイゼルの予定通り。
いざというとき、フレイヤを撃ったのは、ナナリーだと罪をかぶせるつもりですね。
民衆をだますには、ルルーシュの妹だというナナリーなら、なすりつけやすいし。ああ、嫌ですね。
本当に狡猾な男です。

で、当のルルーシュはやはり、ショックにうちひしがれてますよ。
スザクが当然活を入れるわけです。スザクは剣、C.C.は盾ですか。うーん、スザク、いざとなったとき、ナナリーを撃つのは自分の役目って覚悟を決めてますね…。できれば、ナナリーは最後まで生き残ってほしいのですが……

帝都を破壊したフレイヤは、リミッターを解除していました。ニーナの善意でたぶん入っていたリミッターなんでしょうね。
それを、ずるがしこく悪用するシュナイゼル。



コーネリア様は、そんなシュナイゼルに、食いつきます。
シュナイゼルの本心は、フレイヤを使って、各国の首都を破壊した後、支配者として君臨することのようですね。
シュナイゼルを止めようとしたコーネリア様は、銃で撃たれてしまいました。
でも、最後の最後、ナナリーを助けてくれるのは、コーネリア様な気がしますので、ここで退場するかどうかは謎ですね。

ルルーシュはナナリーのことを吹っ切った?ようにも見えますが、当然、内心はぐちゃぐちゃですよね。
C.C.としては、そんなルルーシュを見ているのは切ないのでしょうが、こちらも覚悟が決まった感じです。
今までは、それでいいの?という感じの視線だったのですが。



ニーナとロイドさん、セシルさんは、たぶんアンチフレイヤシステムを構築中。
ニーナ、食べてしまいましたよ、セシル・スペシャルを(笑)
ロイドさんの眼がいいですね(笑)

その横にある、ピンクのランスロットは、C.C.専用ですね。
ガンダムSEEDのストライク・ルージュと同じ。やはり、女性パイロットならピンクでしょう。



藤堂さん、やっと千葉さんにOK出したのね。千葉さんの笑顔がいいなぁ。
扇はヴィレッタさんを島に置いていく。そっか。やることやったのね、扇さん(笑)
扇さん、絶対、その一線を越えられない人だと思ってました(笑)

ジノは、悩んだあげく、黒の騎士団側に付いて、しかも、ラクシャータのカスタムモデルが。


いよいよ最終決戦は、日本上空で行われることに。
ルルーシュは、各国大使を人質にしていましたが、今のシュナイゼルには、効果が無いことは知っているでしょう。
だとすれば、たぶん、これは、黒の騎士団や、緑川への知らせですね。
もしも、人質に対してフレイヤを使うなら、黒の騎士団の戦力は離脱するか弱体化するだろうと見越してそう。

そして、シュナイゼルvsルルーシュ。今度はチェスではなく、リアルな兵力を使った最終決戦。

個々の兵力以外に、スーパーエースの存在が、やはりでかいですね。
シュナイゼル軍には、カレン、ジノ、アーニャ、緑川、藤堂など。
対するルルーシュ軍は、スザクは突撃隊なので、すると、オレンジくんしか居ないですよ…しょぼーん。

さらに、拡散波動砲で両翼の戦力が消されてしまっては、もう出し惜しみはできないルルーシュ。

富士山でサクラダイトを暴走させましたよ。
扇、もうだめかと思いきや、玉木、仕事してるじゃないの(笑)
こんなにかっこいい玉木は、たぶん、ここしかないよね。

ナナリー、フレイヤのスイッチを押してしまいました。名塚さんの声が切ないですよ…。

こうなるとニーナのアンチシステムの完成待ちですが………。

次週予告で、ルルーシュの前に、カレンの紅蓮が。果たして。



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ACONY(アコニー) 冬目景:著 月刊アフタヌーン連載中

2008-09-09 | 冬目景
冬目景さんの作品は色々あるのですが、実は一番私が好きなのは、まだ単行本になっていない、この「ACONY」なんです。
一時期、連載していたのですが、単行本になるまえに、一度、連載が中断しました。
アンケートなどで、「早く、再開してください」って書いていたら、また復活したというわけです。
ですので、まだ単行本もなく、また、私自身、以前のストーリーを忘れているという体たらく(笑)

たしか、「しきみ野アパート」に、おじいさんを頼って、やってきた空木基海が、ACONY(アコニー)という少女に逢ってって感じだったような………。

そのアコニーちゃんは、本名、アコニー・ランチェスター。
ランチェスターっていう姓なのを最近知りました(笑)

アコニー・ランチェスター

本人曰く、死人です(笑)
それが証拠に、



こんなやり取りが(笑)

他にも、幽霊の管理人さんとか、いろいろな人物が登場しますが、私が気に入っているのは、「編集」の巳園さん。


巳園さん

勝手にCVは、根谷美智子さんを当ててます。んー、ちょっと違うかもですね(笑)
あ、アコニーにはまだ、脳内CVが決まってないのでした。むずかしいですね。

単行本がまだ無いので、アフタヌーンを買われてみてはいかがでしょうか。
毎月25日発売ですよ。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第22話 「皇帝 ルルーシュ」 ほらね、ナナリー登場

2008-09-07 | コードギアス
まずは、最初に一言。



ナナリー復活ですよ!

ただ、ポジション的に予想されたとはいえ、シュナイゼル側に居ましたね。少なくとも現時点では。
ルルーシュとスザクがタッグを組み、皇帝が居なくなったとき、正直、腹黒シュナイゼルでは、相手として格が足りないんですよね。ルルーシュとスザクの両方に巨大な影響力を持つ、それがナナリーだから。
ナナリーをフレイヤで消して、一言もなしでさようならは、脚本的にもドラマ的にも、だめだめくんですからね。

ただ、ナナリー復活は嬉しいけれど、この後のストーリーの厳しさは覚悟しておいた方がいいでしょうね。


さて、着々とそれまでのブリタニア帝国のシステムを破壊しているルルーシュ。
松下の中村社長も言っていたよ。破壊なくして創造なし。
貴族制度廃止、財閥解体。戦後の日本のようですね。

ディートハルトは黒の騎士団から離脱して、シュナイゼル派に。
ディートハルトは、己の興味対象として、今の黒の騎士団はつまらないと考えたのでしょうね。
彼は、彼なりのポリシーで生きてます。

ルルーシュは、たぶん親衛隊?のメンバーにギアスをかけてます。100%確実な親衛隊ですね。これは。
ロイドさん、ギアスの仕組みに興味津々なのは、やはり科学者だからですね。
でも、オレンジくんに釘を刺されて、

あー、怖い怖い怖い!

この人は、どこまで本気なのか(笑)
結局セシルさんとロイドさんは、スザクにべったりなんですね。表向きとしては、ランスロットのデバイサーとして。
本心はまた違いそうですが。
この二人には、ルルーシュとスザクの目的を教えてあるんですね。

親衛隊長は、オレンジくんなんでしょうか。

今回はOPのナレーションがなく、ここまでが前説。普通は最終回でやりそうですが、すでに尺がパンパンなんでしょうね。
30分アニメの宿命ですね。

ニーナはシュナイゼルやロイドさんとは別行動だったのか、アッシュフォード学園に匿われてます。
フレイヤ開発者ってことで、各国から狙われているというのは、戦後のドイツのように、我が国にもフレイヤをってことでしょうね。
ミレイさんとニーナは和解(というか、ニーナが吹っ切れた)かな。

ルルーシュ、まずは目的のための前段階として、世界征服(笑)自分で言っても笑いますよね、やっぱり。
ただ、この辺のルルーシュの言動から、最後は自分が居なくなっても良いという覚悟で行動しているようですね。
最終目的はゼロ・レクイエム、これも、やはり最後は自分が居なくなって良いという感じですね。

シュナイゼルは、やはり、なにか怪しげな計画を立ててるようですね。どちらが先んじるかという戦い。
シュナイゼル派ではなく、若本さん派のラウンズが反乱を。それを迎え撃つのは、スザク一人。
が、また一世代上になったランスロットは、恐ろしいですね。
ラウンズ二人をさくっと倒して、ジノは戦闘不能に。
ジノには、迷いがありますね。自分が何のために戦うのか。
そして、天敵ビスマルク。やはり左目には封印されたギアスが。
ビスマルクの能力は短時間予知。相手の行動を先読みできれば、防御も、想定外の攻撃も可能ですね。
ナイト・オブ・ワンなだけのことはある。
でも、そのギアスを超えるのは、「生きろ」ギアス。
まっすぐ突っ込んでくるスザクの先を読んでも、直線しかない。これでは先読みは無意味ですね。

そして、ブリタニアは合衆国に参加するという。場所はアッシュフォード学園。
これは、ニーナが潜伏してると予想しての行動でもありそうですね。
それを聞いているコーネリア様。左腕の状態を確かめてます。
コーネリア様は、シュナイゼルと一緒に居るのには、なにか理由がありますかね?とりあえず、という感じ?



ルルーシュ、アッシュフォード学園に到着。
リバルからしたら、そりゃルルーシュに聞きたくなりますわね。
ルルーシュ、会談の前にカレンと、最後の逢瀬かな。



カレンとルルーシュの口づけは、階段のところで。カレンが下から背伸びする感じのキスでは演出上、いけなかったのでしょうね。カレンが少し上からキスしないと。
ルルーシュは、ある種の覚悟を決めてしまっているから、たぶん相手が誰でも受け入れないでしょうね。
カレンもまた、お別れですね、という意志表示ですが、カレンはそんな簡単に吹っ切れますか………?

さて、会議は、ルルーシュを壁で囲って、ギアス対策。
超合衆国は、人口比率で1票なんですね。ブリタニアは最大人口を保有している国なんですね。
しかも、どうも過半数がブリタニアに属しているのか。
そして、スザクを使って各国首脳を人質にとる作戦。今は、ちんたらやってると、シュナイゼルに先を越されますからね。
そして、建前上は、ルルーシュを壁で囲ったことに対する無礼に抗議するという形式。
考えてるなぁ。



議長の神楽耶は、泣いちゃいますね。それはやっぱり夫(と勝手に想っていた)ルルーシュにこんなことを言われたね。



ルルーシュの計画通り、ニーナはロイドさんが確保。
リバルを置いていけというのは、友情か、それとも特に意味のない一般市民を連れて行く必要は無いと考えるか。

このタイミングで、帝都がフレイヤで破壊されてしまいました。
しかも天空要塞ですか?
そして、これも計算し尽くされた行為でしょうね。



このタイミングで、ナナリーが自分たちの手の内にあると明かすシュナイゼル。嫌らしい男ですね。

ナナリーは、何を吹き込まれているのか。
または、すべてを知りつつ、それでもルルーシュとスザクを止めるつもりなのか。

次回予告を見る限り、相変わらずナナリーにはめろめろで、ぐだぐだになってそうなルルーシュをスザクが胸ぐら掴んでますね。
うーん、この後、どうなりますか?



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true tears 最終回まで視聴した後で見直す第10話「全部ちゃんとするから」Bパートact.2

2008-09-03 | true tears
true tears 最終回まで視聴した後で見直す 第10話「全部ちゃんとするから」Bパート act.2です。

「true tears memories」の第10話のあらすじによると、比呂美が一人暮らしを決意したのは、眞一郎は乃絵と付き合っているから、自分は身を引くというのが、最大理由みたいです。
しかし、そこはtrue tears。マークシートの試験のように答えが一つだけとは限らない。
比呂美は理系?っぽい思考をしがち(頭でっかち)ですが、深層意識としては、第9話の眞一郎の気持ちを受け止めているはずですから、単純に身を引きます、だから身辺整理して、チャンチャンっていうことではないだろうと。

なので、実は、「true tears memories」の第11話~第13話の部分は、封印していまして、見直すシリーズを書いてから見ることにします(笑)
答え、みちゃったら考えないでしょ?(笑)それにムック本といえども、答えは1つじゃない作品だし。バイアスがかかるのは良くないだろうと。書いてから、答え合わせ的に見てみようっていう感じです(笑)
だから、大嘘、書くかも知れませんね(苦笑)


純がバイトするバイク屋を尋ねた比呂美

さて、純がバイトするバイク屋を尋ねた比呂美。
この娘は、上を見上げるシーンが多いのですが、そんな仕草も可愛いですね。
「電話、出なかったろ?」
純の声には、焦りがありますね。
「謹慎中だから」
比呂美さん、理詰めで返すのね。



中からそんな二人を見てニヤける親父さん。会話を聞いていないから、この二人が普通のカップルだと思っているのでしょうね。

「今でも謹慎中なんだけどな」
「謹慎中にバイトしている人に言われたくないな」

比呂美さんに理屈で勝てる人はそうそう居ない感じですね、これは。
乃絵との思考の違いが、うまく描き分けられてますよね。乃絵は感性重視派ですから。

比呂美の本題は、かりそめの恋人ごっこは終わりにしましょうと。
比呂美の言う「あなたのこと、嫌いじゃないわ」は決して嘘ではないでしょう。立ち位置が同じ、少し前までは事情も同じ。
似たもの同士という意味で。(でも今は比呂美には枷はなく、純の枷は永遠に外れないのですが)



「一度全部から離れて、自分の気持ち、整理しようと思って」

意外と比呂美さんは純には本当のことを言うことが多いので、これも本当なんでしょうね。
ここで言う全部から離れてが、仲上家から出て、一人暮らしを意味しますが、じゃあ、今すぐ純に別れ話を持ち出さなくても良いような気がします。
純は確かに、今回の件に関わる人物ではあるのですが、一人暮らし初めてからでも、この話は構わないような気がします。

なので、一人暮らしの決意の理由が、身を引くことであっても、ここで純との関係を清算したいという気持ちは、眞一郎が比呂美を選らんでくれたときに、問題なく受け止められるような準備とも考えられます。そんな深層心理ではないでしょうか?
深層心理では、眞一郎は比呂美のことを好きだということを理解していますからね。
頭でっかちな比呂美さんは、そのことに自分で気がついていないのかもしれません。

しかし、純は眞一郎の気持ちが比呂美に向いていることを知ってますから、意地でも比呂美をこちら側につなぎ止めておかないといけないので、契約違反を持ち出して、別れないと。

「あの!私の話!」と言った直後のちょっと驚いた表情

※「あの!私の話!」と言った直後のちょっと驚いた表情も可愛いですね。


場面変わってバスケ部の練習シーンで、11話で練習試合があることが示されているのもうまいですね。




三代吉から、「愛ちゃんと別れた」と聞かされる眞一郎。そりゃ凹みます。
ドラマCDのタイミングならともかく、この時点では三代吉は知らないですが、愛ちゃんからキスされてますからね、眞一郎は。

「石動乃絵。良い奴な。」

三代吉のこの台詞は実体験からなので説得力がある。でも、それはまた、眞一郎の肩に重くのし掛かる。
乃絵と比呂美、どちらを選ぶのかと。

この背後で、「ホントよ~。三つ叉なんて初めて聞いちゃった~」という女生徒の噂話が、タイミング良く自分と合致するわけで、

「俺のせいか……」

ちゃんとしないことのツケが、重くのし掛かります。




そんな眞一郎は鶏舎のところへ、乃絵に逢いに。
乃絵は足音で眞一郎と気づくけれど、一瞬、そちらを見ないようにしますよね。
でも、結局振り返って見ちゃうのは、やっぱり眞一郎のことが好きだからでしょうね。



眞一郎は比呂美が好きと分かっているので、嬉しいのに、つい
「どうして私の処へ来るの?」
ってポツリと聞いてしまう。

乃絵を、踊りの稽古に誘う眞一郎の心境って、何でしょうね?

「今日は、私の為に踊ってくれる?」

この台詞の意味を、眞一郎はまだ理解していないのでした。理解できるのは11話ですね。
でも、乃絵は「おばあちゃん、これが最後にするから」
乃絵もまた、身を引く決意をしているんですよね。



で、結局連れ立って、踊りの稽古場に。
眞一郎を見付けて嬉しい表情の愛ちゃん、その後の乃絵を見て、ちょっとビックリ。

愛ちゃんと乃絵に、お互いを紹介する眞一郎だけど、それぞれに引っかかりがあって、ゲホゲホ(苦笑)
「石動乃絵ちゃん。眞一郎の初めての彼女」
そういう愛ちゃんに、乃絵は黙って、おにぎりを食べる。
確かに初めての彼女かもしれないけれど、今はもう身を引く決意でいるから。
瞳を入れないで、口やおにぎりだけのカットがうまいですね。



愛ちゃん、三代吉が乃絵の呪いのお陰で、解放してくれたと言いつつ、眞一郎が好き”だった”と過去形で言ってますよね。
乃絵が踊りの稽古場に来たからではなくて、少し前から、身を引くつもりだったんでしょうね。

つまり、この第10話は、ヒロイン3人が3人とも、身を引くつもりになっているのか……。

「呪いなんてあるわけないわ。そんなものがあったら、私が…」

私が呪いを使っているということですが、愛ちゃんからしたら、「なんで?」となりますよね。
眞一郎の彼女だって愛ちゃんは思ってますから。
第12話で、「知らないことばっかりだ」という愛ちゃんは、ここの乃絵の台詞と、12話の比呂美の台詞から、二人に何かがあったんだろうなぁって思ったんでしょうね。

乃絵が呪いをかける相手は自分でしょうね。自分自身に眞一郎を好きにならない呪いをかける?



眞一郎の踊りを拍手する乃絵。これが最後であるなら、拍手できるのも今だけだから。
先に帰る、と言って階段を駆け下りる乃絵、わざと明るく振る舞うものの、階段の踊り場で、ちょっと間があるのが、心情を上手く表現していて良い演出ですよね。

まだ、この段階でも、眞一郎は乃絵の気持ちに気がついていないのでした。



稽古の帰り、愛ちゃんと一緒の眞一郎。
愛ちゃんは三代吉と違って、真理をずばっと言う。「全部、眞一郎のせいなんだから」
逆に気を遣われるよりも、この方がいいかもしれませんね。
愛ちゃんの性格がうまく出ている。

「もう眞一郎の手は借りない。私、眞一郎を卒業する」

愛ちゃんは、スパっと自分の気持ちを表現する。サバサバした性格の愛ちゃんは、言ったことはそのまま本当のことですね。
また一人、ちゃんとした人がここにいて、そしてちゃんとしていない自分は?と、眞一郎は考えたかな?




帰宅した眞一郎の部屋を比呂美が訪れる。
扉を開けた眞一郎の表情が、一瞬驚いたような表情になるのは、比呂美が真剣な表情だから?
「お話があるの…」の後、ちらっと自分の部屋の中を見て、散らかっていないってことを確認してから、「中に入る?」って聞く眞一郎がいいですね。
まあ、眞一郎も男の子なので、エッチな本が出てないかっていうリスクも無くはない(笑)
あ、きっと眞ママが、本人不在の間に、片付けてるか(笑)

自分から身を引くから、一人暮らしをする、もしそれだけだとしたら、このピンクのセーターに白のスカートの勝負服は、あり得ないですね。やっぱり無意識にこの服を選んでいる?
そして、やはり身を引くなら、「でも、私、この家に来たかったから…」このことを言わなくてもいいはずで。
やっぱり比呂美さんの本心(無意識)は、眞一郎の気持ちを自分に向けさせたいわけですね。

対する眞一郎は、そんな比呂美さんの気持ちには気がつかないで、「一人暮らしは物騒だから」と体裁を繕った応え。



そんな応えでは、比呂美さんの気持ちは揺るがない。
だからその応えにはスルーして、眞一郎の絵を見付ける。そこには明らかに自分がモデルだとわかる少女の姿。
眞一郎がどんな絵を描いているのかを初めて知った。嬉しいけれども、ちょっと切ない気持ち。
相変わらず一般論で「一人暮らしは良くない」と言う眞一郎と。
「同じ家に居て、全然眞一郎君のこと、知らなかったのかも知れない」と言う比呂美と。

二人の気持ちは、ここでは、すれ違っていますね。
自分の本心を明かさないまま、比呂美を一般論で引き留めようとする眞一郎。
仲上家を出て行くと決めたものの、眞一郎に引き留めて欲しい、または、好きだと言って欲しい比呂美。
だから、ここでは会話が成立していないんですよね。

「考え直すことはできないのか?」
「決めたの、そうするって」
「そっか…」

「そっか」じゃないですよ、眞一郎君。
ここでは、比呂美の気持ちを、強引に押し切って、比呂美を引き留めるべきところなのですが…。
眞一郎の優しさは、時として、逆の効果にしかならないですね。
比呂美は、ここでは、本心(深層心理)としては、絶対に、引き留めて欲しい、もしくは、「もし眞一郎君が私を選んでくれるなら、私を引き留めてくれる”はず”」という気持ちがあるはずだから。

だから、「そっか…」で引き下がられてしまった後の比呂美さんの気持ちは、いかばかりか……。



翌朝、やはり雷轟丸(=眞一郎)は、お腹がぐ~っと鳴って、飛ぶのを止めてしまうわけです。
そして、比呂美だけではなく、愛ちゃんや乃絵にもちゃんとしていない自分に自己嫌悪しているわけですが、今は、自分に感情を向けている時ではないでしょう、眞一郎君!

日曜日引越だという比呂美に、「手伝うよ」という眞一郎。
やっぱり、その優しさは、真心の想像力を使っていない優しさです。
今、比呂美さんの本心(無意識)が望むのは違う優しさ、というよりも強引さ?です。
だからこそ、その直後の「うん…」という比呂美さんの声には、張りが無く、ちょっと切ない感じがします。



眞ママ、比呂美さんの引越のための食器類を用意している。ここにライトグリーンのマグカップがあるのがいいですね。
11話で比呂美がアパートで用意した眞一郎へのお茶は、このライトグリーンのマグカップ。眞ママ、ちゃんと用意していたわけですね。深慮遠謀?(笑)



引越荷物の積み込みがすべて済み、がらんとした部屋に佇む比呂美。
本心(無意識)では眞一郎と離れたくない比呂美。眞一郎に夏祭りの想い出を話す。1度は忘れたと嘘をついたけど、絶対に忘れることはない大切な想い出。
夏祭りの想い出と同じく、両親を亡くした比呂美を、眞一郎が明るい場所に連れて行ってくれる。そんな幻想にも似た想いで、この家に来たこと。
でも、今の眞一郎は乃絵と付き合っているなら、自分の居場所は無いから…。
こと、ここに至って、ようやく比呂美の本当の気持ちに気がつく眞一郎。でも、比呂美はもう決めたことだからと。



そんな事情は知らない眞ママ。もう仮想お嫁さん扱いですよ。丁稚どんも寂しいよね。
でもその場に眞一郎は居ない。なぜか机に座って、何かを考えているらしい。



軽トラに乗って出発した比呂美の瞳から涙が流れる。
やっぱり眞一郎くんは私を引き留めてくれなかった。だから自然と涙がこぼれる。
比呂美には、言葉だけではなくて、行為で、それも少し強引なくらいに示さないといけないのですが…。




そして、ようやく自分の本当の気持ちを、一般的な優しい言葉ではなくて、”躰を張って”表現する眞一郎。
純のようにバイクを持っているわけではないから、自転車で追いかけるしかない!



やはり後ろ髪を引かれている比呂美は、サイドミラーで今来た道を見ていると、そこに自転車に乗った眞一郎が!
8年以上待ち望んだシーンがそこにはありました。
ここの髪の流れも、素晴らしいですね。



そんな眞一郎も滑って転倒してしまう。
急いで軽トラから降りて駆け寄る比呂美さんは、それまでのしがらみが抜けた本来の少女の姿で少し幼く。
滑りやすい道を、脚を踏ん張って、駆け寄ります。
急に駆けだしたから、息が上がって、でも途中から、嬉しくて息が弾んで。



自然にこぼれ落ちる涙は、伝説のハート型の涙。流れる髪も綺麗です。
たぶん、これを超えるシーンはしばらく出てこないと思われる名シーンですね。



そして最初の10話振り返りシリーズでも書きましたが、
ここ、飛び込んでくる比呂美を受け止めきれない眞一郎というのが、現時点での眞一郎の立ち位置を暗示していますね。
まだ、ちゃんとするには、残り3話が必要なわけですね。





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true tears memoriesレビュー後編

2008-09-02 | true tears
true tears memories (Amazon)

待ちに待った、公式ムック本。true tears memoriesのレビュー後編です。

●氷川竜介氏寄稿文
うまくまとまってますね。この方、しゃべりはイマイチですが、文章はうまいです(笑)
その中で印象的な表現をピックアップ。

・「作品」と呼ばれるにふさわしい風格 … まさしくそうですよね。記号を集めて作られた普通のアニメなら、一見すれば充分ですからね。
・「嬉し恥ずかし」 … うまいこと言いますね。「萌え」とは違う。この「恥ずかし」の部分が重要なんですよね。
・「一見では見落とすぐらいの芳醇な情報量」 … 繰り返しみると、また違った発見があるのがtrue tearsですからね。


●西村監督インタビュー
・美術が先行して作業が進んでいたとは知りませんでした。
でも、土台がしっかりしているからこそ、その美術の上でキャラクターがリアルに動けたんでしょうね。

・true tearsはベタな展開のオンパレードですが、分かっててやってるんだろうと思っていたら、実は不安だったんですね。でも、今の世の中、そのベタな展開を求められているのではないかと。世の中も、おかしな方向にばかり行きすぎると、揺り戻しで、ベタな展開に戻ってくるってことでしょうか。

・true tearsのリアルさは、いろいろなスタッフの実体験がベースになっている、これも重要ですよね。どんなに空想しても、実体験に勝るものなしですから。

・にしても、第1話の眞一郎のティッシュ箱で鶏は、最初はやっぱり、自家発電だったのか(笑)
まあ、それを第1話でやっちゃうと、やっぱり、ちょっと引きますよね(笑)でも、鶏を作るというアイディアを出す、岡田さん。発想が只者ではないですね。

・「頭からもう1回見直してみて」、なぁんだ、西村監督も、一人見返すシリーズやるんじゃん(笑)
で、ここからは可能性として、Blu-ray BOX用のエンコードやオーサリング作業とかとかとか???(深読みしすぎです)


●堀川プロデューサーインタビュー
・「またぜひ何かイベントを」、いや、その際には、描き下ろしキャラクターをお願いします。
やっぱり夏服とかもいいですよねぇ。さすがに水着は難しいでしょうけど(笑)

・「違うスタッフが同じフロアに居る」、これ普通の会社でも重要です。良いものを作るなら、縦割りは駄目なんですよね~。


●岡田麿里さんインタビュー
・富山が舞台になったことで、「雪」をストーリーに組み込めると言う点、なるほどですね。
こういう、意外なことから、逆にストーリーにフィードバックがかかるんですね。

・主題歌「リフレクティア」の引き金は、「カリメロ」だったのか(笑)

・「何も知らないことって、悪いこと」、13話の乃絵の台詞、そんな意味が込められていたのですか…。やっぱ、深いなぁ。そこまで思い至らずですよ、とほほ~。

・「愛子に関しては、愛子という女の子を書いてみたかった」、なるほど。愛ちゃんを只の恋愛ヒロインとしてみてはいかんということですね。

・「(比呂美が)どんどん濃くなっていってしまって(笑)」、いや良いんじゃないでしょうか(笑)。ありきたりな記号的なヒロインよりも、リアルで存在感があって良いです。魂奪われたし。

・「眞ママと比呂美」、うんうん、なるほどって感じですよね。特に、「比呂美を受け入れられない自分に対して自己嫌悪している」というあたり、なるほどなぁって思います。そういう感情が無ければ、只のイジメですからね。で、1つキッカケがあれば、ネガティブな感情が一気にポジティブに反転するんですよね。


●上田夢人さんインタビュー
blogで公開されている情報ですが、
「本編でカットされてしまった比呂美と慎一郎母との幻の**シーンについてもこっそりと」
が、まだ公開されてなくて、ず~~~~~~~っと、気になっているのですが(苦笑)


●関口可奈味さんインタビュー
・「(乃絵の)髪型が左右非対称でも、横顔の”イメージ”は変わらないようにしないといけない」、うーん、なるほどー。乃絵の髪型は、かなりアニメーター泣かせですよね。やっぱり苦労があったんですね。

・「(乃絵)脚本を読んだら「うわ、不思議ちゃんだ」」、やっぱりそう感じますよね(笑)

・「(比呂美)シナリオが進んで行くにつれ、結構凄い子になっていきました」、現場の人もそう感じていたのか(笑)

・「(10話のラストの比呂美)女の子走りはやめてください」、そうなんですよ、ここ、ちゃんと比呂美がガッツリ走ってるんですよね。これ、簡単なようですけど、やっぱり難しいですよ。ここの趣旨って、凍結道路の上を走るとか、地に足を付けてるんだよって意味とか、いろいろですけど、それを作画する、動画にするってのは、大変だと思います。


●高垣彩陽さんインタビュー
・「マイクの前で本当に眞一郎の恋をしてしまって」、声優さんといえども、そうそう、こうは成らないですよね。true tearsは、キャラクターがリアルなので、感情移入しやすいってのもあるでしょうし、シナリオも、青春の実体験みたいな感じですから、キャラクターと同化しやすいのでしょうが、一番は、高垣さんが乃絵を好きでいてくれるからなんですよね。

・CDドラマにも結構触れられてますね。やはり、CDドラマの補完はもの凄く重要なんですね。本編13話+ドラマCDは、必ず組み合わせろということでしょうね。


●我らが、名塚佳織さんインタビュー
・「比呂美のかわいい部分が出せたらいいな」、はうーん。すみません、魂奪われてしまっていますよ(笑)。もう可愛くて、困ってしまいますよ。

・「眞一郎は比呂美の元に帰ってくるから」、ここからも、眞一郎が比呂美を選択するんじゃなくて、比呂美が眞一郎を離さないって感じがしますね(笑)。もう、どう考えても、主導権を握っているのは、比呂美さんですね(笑)

・「言っちゃった…」、これもいいですねぇ。「ぃや」とか、「帰ろ」とか、比呂美さんは、一言ぽろっと言う台詞が、もの凄い深いものがありますね。


●井口裕香さんインタビュー
・「何かを覗き込むような感じ」、そう、愛ちゃんって身長が低い分、覗き見るような、上目遣いっぽい感じになるので、ポイントなんですが、さすが、演じている井口さんもそう感じてたんですね。

・「(眞ママと比呂美が口論するシーンで)鳥肌が立つくらい印象的」、これ、TVを通して見ても凄かったので、スタジオの収録現場だと、まさに鳥肌が立つでしょうね。


●竹田さん&篠原さんインタビュー
・いきなり試したい絵柄をtrue tearsにぶつけてきたんですね。チャレンジャーだなぁ(笑)。でも、芸術肌の人達ってこういう感じなんでしょうね。常に前進あるのみというか。

・夕景の描き分け。確かに、ture tearsって、背景の色で、そのキャラクターが今居る時間帯が想像できるんですよね。それも、ある意味、凄いことです。

・「言っちゃった…」のシーンに限っては、リアル美術ではなく、ファンタジーだったんですね。

・ハーモニー処理って、背景や美術さんが彩色していたのか…。知らなかった。9話で謹慎中で布団に入ったままの比呂美さんを彩色されたのはどなたなんでしょうね。気になります。


●設定資料集-乃絵
・ヘアピン左、瞳UPの上の、わぁーっていう感じの乃絵が好みです。ストライク・ウィッチーズって感じ?(笑)
・91p左下の髪が伸びた乃絵。ちゃんと髪が伸びている設定になっているんですね。気がつきませんでした。


●設定資料集-我らが比呂美さん
・92p携帯の横の、携帯見ながらフフって感じの比呂美さん。これが彼女の本来の姿なんでしょうね。
・92p寝間着。このパジャマの裾を両手で掴んでいるのが、もの凄く可愛くて、私、大好きなんですよ……。
・92pバスケユニフォーム。ここの注釈を書いた人も、比呂美がユニフォームの下にサポーターしていないことに着目している。エロ大魔王だね(笑)
・93p就寝時の髪型。髪を縛って、片方の肩から垂らすのって、エロスを感じます。
・にしても、93p左下、すでに八歳なのに、このエロスなのは、犯罪と言っても過言ではない(笑)


●true tears初期稿
・もし、このまま映像化されちゃってたら、私はちょっと引いていたかも。モチーフとしては、最終稿に生きてますね。すべてを明らかにしないで、ぼかした感じを残しておく演出法で良かったと思います。

・ガイドラインでは、眞パパ&ママ、比呂美パパ&ママの名前が書かれてますね。最終稿では、名前は使われていないので、仮称ですね。比呂美ママの「涼子」さんは、イメージ合ってる感じがします。眞ママは「しをり」さん、ちょっとおしゃれな感じがします。
4人の間柄として、ガイドラインなので、こんな経緯があって眞ママは比呂美さんに嫉妬心を持ってしまうってことですね。最終稿では、明かされないので、実際にこの通りであるとは限りませんが、眞ママが抱く嫉妬心には、やはり眞パパの比呂美ママへの恋心があったのでしょうね。
男って、こういう感情は消せないですよね…(苦笑)



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true tears memoriesレビュー前編

2008-09-01 | true tears
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待ちに待った、公式ムック本。true tears memoriesのレビューです。
Amazon組など、通販で注文されている方も、そろそろ手元に届かれたかと思います。

いきなり冒頭から、ヒロイン3人の、ストーリー中での重要な台詞がちりばめられたページですよ。
乃絵の「眞一郎~の心の底~に、…湯浅比呂美………」とか
愛ちゃんの「私には、知らないことばっかだ」とか。
そして、我らが比呂美さんの〆の台詞は



ですよ(笑)アクセントとしては、「ぃや」ですか(笑)
まずもって、こんなヒロインは、そうそういませんね(笑)

●ピンナップ集。
いくつか私が直接目にしていないものとかもありますね。キャラめるVol.3とか。
個人的に好きなのは、クリスマスのサンタ・コスチュームのですね。
脳内で、「ミニスカ・サンタ」に変換していますので、さらに破壊力抜群です(笑)
女の子がサンタのコスするときは、ミニスカ・サンタと相場が決まっています。
スカイガールズからの伝統です(笑)


●ストーリーダイジェスト
11話~13話は今現在封印中で、後で見るつもり(笑)

第1話
暗がりの中で、モニタの光で浮かび上がる比呂美の姿が、監督のエロスなんですね。なんか、わかる気がします。
対して、アブラムシの唄などで表現されるのが岡田さんの乃絵エロス。こちらは、女性の感性が入っているので、男の感性からすると、直感的ではないですよね(笑)

第2話
「あれだけ人の気持ちが分からなかったり、ウダウダしている割に、思っていることをズバズバ言っている」
ああ、確かに言われてみるとそうですよねぇ。ズバズバ言ってても、肝心の核心に触れる部分では、ズバズバ言っていないのでしょうかね?

第3話
比呂美が「四番が好き」を眞一郎に聞かれてしまうシーンは、本当にベタな展開なんですが、これを実際にリアルタイムで見た時に、うひゃーって叫んでしまったのは、キャラクターがリアルだからだと思うんですよね。
これが、普通の萌え系キャラでやった場合、そんなに動揺しないだろうと思うのですが、それはリアリティが感じられないからでしょうかね。

第4話
この第4話、愛ちゃんが異様に可愛いのは、コンテの安藤さんの力というのは、うむうむと納得ですね。
でも、コンテに命を吹き込むのは、作画と動画ですから、P.A.Worksのがんばりというのもあると思うのです。

第5話
眞一郎視点と比呂美視点の違いの演出。岡田さんが駄目出ししてたんですよね(笑)
演出として成功しているか失敗しているかは、微妙なところだと思いますが、実験的手法を試せるのもtrue tearsでしょう。

第6話
「比呂美をどこまでも美しく薄幸にしたくて肌色にこだわった」
これ、もの凄い効果的でした。月光ですから、只でさえ青白いわけですから、そこに比呂美の哀しみが加わって、限りなく青白い肌色というのは、かなりぐっと来ましたですよ。

第7話
乃絵が好きだを石で描くというアイディアは、やっぱり岡田さんだったのですね。
これ、ちょっと男性的感性では、思いつかないですよ。棒きれで、地面に字を文字通り書くっていう発想になりがちです。当初の眞一郎が乃絵を選択するシナリオだった場合には、雪解けとともに、この石文字が出てくる予定だったんですね-。

第8話
森田さん脚本では純がカッコイイ。なるほど、そういう気がしますね。純が饒舌だったり、陰を感じさせるような演出だったり。
いろんなblogを見ていた時も、数少ない女性の方のblogでは、純の評価が高かったのは、森田さんと感性が近いからでしょうか。

第9話
「9話を見逃すと分け分からなくなる」
その通りですね。兄妹疑惑の解消、眞ママと比呂美の和解、乃絵が眞一郎との別れを意識する、ストーリー上の転換点ですからね。

第10話
当初、「そのままの僕で」は入る予定が無かったのですね。やはり、ぐっと来るBGMや唄が入ると、盛り上がりが断然違いますからね。正直、この10話のテンションを超えるシーンって、色んなアニメを見ていても、そうそう無いですよね。
そして、10話の後、眞一郎がちゃんとするためのお話になるわけですよね。当初は、それがわからなくてなぁ(苦笑)


●美術集
やはり、true tearsといえば、白飛ばしの背景ですよね。
もう、この背景を見たら、それだけで、true tearsだとわかる背景ですよね。
少女革命ウテナの背景も独特でした。良い作品というのは、美術も凄いですね。
13話の竹林は少しファンタジックな色調…。うんうん、わかります。この時の竹林は、ちょっと違ってましたですよ。
やっぱり、ストーリーに合わせて、同じ場面、風景であっても、色々変えているのですね-。


●雷轟丸とじべたの物語
58page、ブランクの絵の横のストーリー部分。ここが眞一郎のちゃんとする部分の暗示のストーリーですね。
白い雪は比呂美のモチーフ。赤い実は乃絵のモチーフ。眞一郎がちゃんとするためには、乃絵が必要なんですね。


●キャラクター紹介
おばあちゃんが亡くなった時の乃絵は、中1だったのか…。てっきり、小学生だとばかり(苦笑)
そして、我らが比呂美さんは、2pageぶち抜きで紹介……って、いいのか?(笑)
下着3景。やっぱり比呂美さんはフロントホック派なのね(笑)
そして、「薄衣」。いいですねぇ。正当派ヒロインって感じですよ。それでいて、エロスもあるという。
純の中学生の説明文。中2ってあるけど、乃絵が中1なら、純は中3なのでは??
眞ママ。着物姿(12話)が、もの凄い柔和な表情で、別人ですね(笑)


なんか長くなったので、後半部分は、また後で(笑)




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