「私は顎関節症で顎が弱いからガムを噛んで顎を鍛えるようにしています。」と言う方がいらっしゃいます。
よくいらっしゃいます。
これは完全に間違いです。
顎関節症の人はガムを噛んではいけません。
ガムは歯ごたえがないので、ガムを噛むということは「歯ぎしり」をしていることと同じです。
ですからガムを噛むと顎が悪くなってしまうのです。
私は顎関節症ですので、ガムを噛むと顎の動きが悪くなるのがわかります。ガムを噛むと顎が少しずれてスムースに動かなくなります。
ですから、焼肉を食べた後もガムはもらいません。
顎関節症の人は、食事以外の時間は顎を安静にすることが大切です。
院長
小幡歯科医院