先日、品川区の消防士さんによる「心肺蘇生法とAEDの使い方」の講習を受けてきました。
「駅で人が倒れた」という設定で、人形を使っての実技でした。
「えー、まず始めに倒れている人の意識の有無を確認します。」
と、消防士さん。
(中、、、、、略)
「マウス、トゥ、マウスで2回呼気を送り込みます。」
盛り上がってきたところで、、、、、
「倒れている人の、、、えっとー、、、この場では乳首って言っちゃいますねー。」
と、とっても言いにくそうな消防士さん。
(えっ?乳首って放送禁止用語だったけ、、、?つい最近まで妊婦だった私だけに、乳首なんてお尻ぐらいのイメージなんだけど、、、、。)
「乳首と乳首の間の胸骨を10回押しますぅ。」
「1、2、3、、、、。この時のテンポは「ドラえもん」の主題歌の速さといわれてますぅ~。」
「あんなこっといいな。できたらいいな、、、、」
と、元気よく歌いながら手をたたく消防士さん。
(な、何だって?不謹慎なっっ!そんな緊急時に「ドラえもん」だったか、「サザエさん」だったかなんて思い出さないって!!)
(あれ?「ドラえもん」も「サザエさん」もテンポがそんなに変わらないかも。)
「AEDの使い方です。」
(これこれ、待っていました!これを聞きに来たのよ。)
「箱を開きます。電極が2組入っています。この絵の通りに貼ります。電源を入れると機械がしゃべります。その通りにやってください。」
(って、これだけ?このために私は来たの??)
「あーっと。日本人には少ないですけど、胸毛の多い人っているじゃないですかぁー。そういう人には2組あることを確認したら、1組の電極は脱毛に使って下さーい。電極を皮膚に密着させたいですから!」
と、うれしそうな消防士さん。
(痛そう、、。あっ、意識はないんだった。)
そんなわけで、ドラえもんのテンポと脱毛が今回の収穫となりました。
結局、AEDは心室細動の時のみ有効なので、心肺蘇生法を行うことが大切なのです。